Step by Step　2月24日 ■□まだまだ成長できる□■

  わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。」Ⅱコリント4章16節


　私達には幾つになっても“伸びしろ”があります。ただそのためには、“成長したい！”という情熱と、“あのようになりたい”という目標と、そのための“効果的な努力”が必要です。

　身体的成長は20歳までに止まってしまうでしょうけど、その身体をどのような状態にするかは私達の努力次第です。頭脳的成長も30歳過ぎると少しずつ覚えが悪くなりますが、好奇心をもって新しいことに触れていくならば、多くのことを学ぶことができます。人格的成長にはある意味リミットがありません。聖書にはこうあります。

「わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。」Ⅱコリント4章16節

　「外なる人」とは身体のことです。身体は年齢と共に衰えるのは仕方がありません。「内なる人」とは人格のことです。人格は日ごとに新たに成長出来るのです。人格的成長において必ず必要なのは「謙遜と感謝」です。人生には失敗と問題は付きものです。失敗を「学習」と呼んで感謝して受け止め、問題を「成長する機会」として前向きに受け取り、また周りの人からも謙遜に学んでいけば、必ず人格的に成長出来ます。クリスチャンが目指すのはキリストです。

「わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。」Ⅱコリント3章18節

　聖書は、私達が人格的に成長するための“効果的な”努力を教えてくれる書物です。「とにかく努力していれば、いつかは報われるはずだ！」という思い込みを捨てた方がいいでしょう。どんなに努力しても、それが的外れで効果のないものであるならば、その努力は報われません。聖書を通して“効果的な”努力を学びましょう。

　そして誰よりも私達の人格的成長を望んでいるのが神です。それは人格だけが天国に持って行けるからです。ですから私達が成長を望むなら、神様は本気で応援してくださいます。道のりは遠くても、聖書が教えてくれる「効果的な努力」をしながら、キリストに向かって成長し続けましょう。

■祈り■
　神よ、私を成長させてください。キリストの人格を映し出せるような生き方が出来るように導いてください。イエスの御名によって、アーメン。