見出し画像

「予感」を私たちは買っている


英語で商談ができるひとになろう!
伝説の特訓3ヶ月間が
なんと298,000円(税抜)で!




今日お会いした
講師の方が言っていた言葉。

私たちは「英語を話せる能力」
を買っているのではなく、
英語を話せる予感
を買っているのだと。

この手のものは、
実際に受けてみると

講座が悪いのか、
努力不足の自分が悪いのか、
よくわからないことが多い。

本当は3ヶ月で
結果なんて出ないんだけど。


化粧品業界の方も言っていた。

化粧品は、エンターテイメントですから。

つまり、化粧品は綺麗になる効果
売っているのではなく、
綺麗になる予感を売っているのだ。

肌が若返るなんて、
本当はおこるはずないのに。


面白いのは、
無謀なことほど、
予感は強いのである。

日本語コミュニケーション講座より
英語コミュニケーション講座の方が
うまくなる予感を感じる。

そして、お金を払えば払うほど
予感が叶う気がするのである。

500円の講座より、
50,000円の講座の方が
身につく気がする。



だけれど、僕は
この予感ビジネスを
否定したいわけじゃない。

予感にお金を払うことは
悪いことだと思わない

むしろ、その人が得たいものが
よく伝わってくると思う。
自分自身でも、何を求めているか
よくわかるきっかけになると思う。


僕はお年玉のほとんどを
受験の参考書に使った。

買った本の2割ぐらいしか、
実際は問題を解けていない。

だけれども、
わずかな身銭を切って
本を買うたびに、

合格への思いは強くなるし、
そこへまだ届いていないという
理解も深まった気がするのだ。


だから、予感が本物になるまで、
頑張ってお金をつぎこもうかな、
そうおもっている。