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エンジニアが忙しい時にタスクをお願いしていいのか

タイトルのような疑問を持っている人が、エンジニア以外で一定数いるケースがある。

幸い、今いる会社の人はエンジニアの仕事に対して、敬意を持って接してくれる人が多い(僕が働いてる感じだと全員)ので、嬉しい限りだなーと思っている。

ただ、それはそれとして、たとえエンジニアの仕事や専門性に関して、他の方のリテラシーが深まったとしても、その人たちがタスクをお願いする時に「忙しいだろうしエンジニアの時間を取っていいか...」なんて悩んでいるとしたら、それは健全ではない。

もちろん、エンジニアに理不尽にタスクを振るのは良くない。しかし僕が言いたいのは、同時にエンジニアが他の職種の人に配慮させすぎてる事案があって、それも同等に良くないということだ。

究極は両方とも単なる配慮の問題で、
自分がどんなステータスか可視化・伝達しておくこと
・相手がどんな理由でそれができないのかを聞き、納得するまで協議すること

が必要。

納得していないのにどちらかが職業に対して貴賎を感じて押し付けがましく頼んだり、あるいは遠慮されてることにあぐらをかく行為が一番良くない。

いつしか「チーム」という言葉が、互いに対等の立場で頑張るということではなく、相手の方が尊く自分は劣っているという意識のもとで遠慮するという行為を指すようになってしまったりする

それは微弱だけど職業差別の意識の現れではないかと思う。互いにそういう意識を持たなくて済むように、仕組み(先ほどのような可視化・伝達の頻度をあげたり、それが意識せずともされるようなコミュニケーション、スプリント管理方法など)で解決されると良い。受け手としてのエンジニアは、恵まれ初めているけど、自分があぐらをかいていないか注意し続けなくてはいけない。

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