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【アドバンス】ドラサイ5Cの小話3

【初めに】

初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。ちくわです。

今回は自分が長らく使っているドラサイ5Cコン(5Cモルト)について書いていきます。

特に繋がりはございませんが、今までのドラサイ5Cについて書いた記事にタイトルを合わせて今回もこのようなタイトルになっています。


書きやすさの都合上以下常体。


【基準リスト】

早速ベースとなるリストから

画像はdeck maker様より引用

新弾実装後は超次元ゾーンのゴートゥヘルの枠がデッドアックスに変わったが、まずはゴートゥヘルの状態で書いて行く。

GRゾーンは使用しない。自分は青魔導具が好きなのでこの12枚にしているがお好きな物を置いてもらって構わない。

当リストを使用しての戦績は
・8/19 等倍CS優勝
・10/29 等倍CSベスト8(ゴートゥ→デッドアックス)
・同日 等倍CSベスト8
・vault大会ベスト4以上多数
となっている。


【採用カード解説】

1種類ずつ書いていく。
画像や細かなテキストの記載は省略。分からないカードがあれば各自で調べていただくようお願いしたい。

・メインデッキ

・とこしえの超人

メタカード枠。
アドバンスにはGRゾーンや超次元ゾーンを使用する山が多く存在し、とこしえは1枚でそれらの使用を禁じる為、多くの対面に対してターンを稼ぐ事が可能となる。

以前は5Cモルトと言うデッキタイプはとこしえ型orインフェル星樹+禁断型に分かれていた。
しかし、インフェル禁断型の様にリソース+押し付けで戦おうとすると、どうしても赤緑NEXTやガイアッシュ覇道、4Cドラグナーと言った龍軸でインフェル禁断のパッケージを使う山に力負けする為、とこしえで相手の主要な攻め手段(ガイアッシュ覇道はやや例外だが)を牽制しながら戦うとこしえ型のが強いと自分は考えている。

自分が、5Cモルトは押し付けデッキでは無く、相手の最大値を牽制しながらモルトやロスト、ザーディクリカでテンポを取って戦うデッキだと考えている為、ここに関しては考えの違いも出るであろう。


・フェアリーファンタジア

ミラクルに変わって入った初動枠。
手から打つ分にはただの1ブーストだが、トリガープラスで相手エレメントをマナに送れる為、盾から踏んだ際はフェアリーライフ+ナチュラルトラップとなる。

現在のアドバンス環境にいる山々ではトリガープラスケアで1点だけ削る事が可能な山が少ない為トリガープラスの条件が満たされやすいことに加え、これ以外にも盾から誘発する札が多いこの山では、1点だけ行く裏目も多くある為非常に噛み合いが良い。
モルトNEXTや赤白サムライ等の、頭2点で除去トリガーを要求してくる対面への回答となるため採用。

デッドブラッキオを採用するなら3t終了時点で5マナに到達出来るミラクルのが評価は高いと最初は考えていたが、後手3でデブラ要求になる展開がそもそも少ない上、5色を揃えた状態でミラクルを打ち、更に手札にデブラを抱えている要求値を考えた結果、デブラに関しては評価に影響を与えないという考えに至った。

後はやはり、受けた返しに1マナ増えているというのは大変大きい。


・天災デドダム

最強の初動。
このカードを初動として強く使う為に、色配分の優先度は緑≧青・黒>白>赤になると自分は考えている。

このカードに関してはあまり記載する事も無いが、ボアロパゴスがある状態でザーディクリカを手から召喚した際に、先にパゴスの効果でデドダムを出し、3枚見てからザーディクリカの詠唱効果を使うという挙動は頭に入れておくべき。


・ドンドン火噴くナウ

天災デドダムにSTと除去効果が付いた1枚。
理想は3→5で火噴くに繋げ、5ターン目に7コスト帯のアクションを取る事だが、デドダムカラーを2色持っている上赤も入っている為、基本的に1枚目は色基盤として埋める事が多い。

デドダムに対しても言える事がだが、この山は墓地はザーディクリカで、マナはモルト(ジュダイナ、ボアロ)で触る事が多い為、置くカードを選ぶ際はまず色を意識し、その次に置いたカードを後々触る際の事を考えるようにする。

墓地のカードの方が触る手段も機会も多いため、基本的にはマナに置くカードに注意しておけば問題は無いであろう。

・ドラゴンズ・サイン

ザーディクリカにもグレンモルトにもアクセス出来る1枚。
受けの要になるだけでなく、攻めの起点にもなるため、基本的に手からマナに埋める事は無い。

ブロッカー付与効果も活きる場面が多い為、ドラサイ経由で出すべきか召喚で出すべきかの見極めが大切になる。
基本的にはドラサイ経由で出した方が利点が多いが、相手の面処理の為にグレンモルトを使う際等はブロッカー付与の恩恵を受けられないだけでなく、相手のガイアッシュの誘発に繋がる為、注意が必要。


・ブレイン・スラッシュ

ルーターにも蘇生札にもなる1枚。
このカードのおかげで今までは苦手よりだったハンデス系のデッキにも以前よりも強くなっており、4枚入れる価値が十分にある札だと考えているし、実際に自分も以前は4枚入れていた。

しかし両方とも使える場面でないと受け札としても手打ちとしてもやや出力不足であり、5Cモルトで青黒両方が揃う場面はザーディ+モルトがいる場面かデドダムがいる場面である。
前者はともかく、後者に関してはカツキングやグレンアイラの様に、動きのついででデドダムを破壊される事が多く中々達成されづらい。

リソース面に関しても、オリジナルレギュと異なりグレンモルト1枚で相当数の仕事をこなしてくれる為、オリの5Cの様に4枚確定と言える程の力は持っていないと考えている。

それでも他の蘇生札と異なり腐る場面が少なく、ルーターとして使用しデブラを抱えに行く動きや、中終盤に面を作る為に使用することも多々ある為採用している。


・ロストReソウル

効果はシンプル。相手の手札を全て捨てさせる。

もちろんロストを打つことが1つの目標となる試合は多いが、アドバンスでは容易に返しに上から回答を引かれたり、手札よりも面に触りたい場面が多く、蓋や詰めの1枚として使うことの方が多い為、最大枚数では無く3枚の採用としている。

とは言え4tザーディクリカロストの動きはこのデッキの1つの押しつけ要素としてあるし、Gストライクや黒単色としても優秀な為2以下にする事もおそらく無いであろう。

面ではなく手札で勝負をするコンボ山等が増えた際は4枚摂る事も候補に上がる為、ここの枠は環境と相談。


・闘争類喧嘩目ステゴロカイザー/お清めシャラップ

下面は墓地メタ/山回復兼初動。上面はMFによる面処理兼マナ回収。

初動としてはファンタジア同様ただの1ブーストであるが、墓地利用を行う山の墓地を返す他、ロストの後に相手の山札に解答にならない札を戻して山を弱くしたりと、墓地を混ぜる効果が大変強力である。

また、上面がドラゴンでありジュダイナで出る為、モルトと合わせて実質的にマナをそのまま手札にする事が可能となる1枚でもある。

初動としては弱い為、この枠をフェアリーミラクルや豊潤フォージュンに変えることも候補に上がる。
しかし、1枚で序盤から終盤までやれる事が多い為腐る場面が少なく、多くの役割を1枚で担うことによる枠圧縮も出来ている為、序盤以外の事も考えるとこのカードに軍配が上がる。


・界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ

現アドバンス環境で非常に通りのいい1枚。
1番の採用理由はガイアッシュ覇道のクラッシュ覇道による追加ターンの牽制だが、龍解を止める効果がモルトNEXT対面に対して活躍する。

受け要員よりも1度テンポを取った後に、上からの解答で壊されない為の蓋としての役割が大きい。

滅多に起こることは無いが、インフェル星樹のドロー効果が強制である為、相手の山が薄く、かつインフェル星龍が数体いる時に使うとLOさせる事も出来るのは覚えておくべき。


・聖魔連結王ドルファディロム

ブレスラの登場により再度採用候補に上がったフィニッシャー枠

登場時とエクストライフの盾が割られた時に発動する破壊効果は強力で、モルトNEXT等の単色クリーチャーが大部分を占めるデッキには出すだけで2度盤面を飛ばすことが出来、一気にテンポを取ることが可能になる。

また、呪文の詠唱を封じる効果も強力で、ネバーループ等の呪文を軸としたデッキに対して出すことが終着点になるのはもちろんの事、ガイアッシュ覇道でもお清めを封じる事により、墓地にあるラフルルラブやミラダンテ、クラッシュ覇道の再利用を封じて相手の後続を無くすことが可能になる。

ドラゴンでないのでマナに落ちた際はステゴロの攻撃時効果でしか拾えない為注意が必要。


・龍風混成ザーディクリカ

押しつけ要素にもリソース要員にもなる1枚。

このカードの登場により5Cコントロールは呪文軸になったのかなと考えている。

登場時の呪文詠唱だけでなく、呪文を使用したターンの終了時にドロー効果と除去効果がある為、盤面に残り続ける限り相手とのリソース差を広げてくれる。

オリジナルではこのカードが動きの軸になる事が多いが、アドバンスではこのカードで一旦テンポを取ってからグレンモルトに繋げる動きをする事が多い。

種族にドラゴンを持っていてマナからも出る為、基本的には公開領域にあればどこであろうとゲームに絡める事が可能となる。


・最終龍覇グレンモルト

現在のアドバンス5Cの顔。
これ1枚で墓地回収、ブロッカー、面処理、リソース、(擬似的な)マナ回収、フィニッシャー全てをこなせる。

自分はいかにこのカードを出して場に残すかが現在5Cを触る上で大切になる事だと考えている。

ドラグハートを付ける際は返しの相手のターンと次のターンの事まで見据えて選ぶ必要がある。
また、除去耐性はあるが任意なため、時に使わない選択も把握しておく必要がある。
具体的には、ウェポンが1枚しかついていない状態でカツキングのバウンスを当てられた時等は、耐性を使っても結局MFからの革命チェンジで取られるため、戻して返しのターンに再度出し直す方が強い等。

このカードについてはドラグハートについての項で再度書いて行く。


・超次元ゾーン

(冠詞は省略する)

・レッドゾーンバスター/ドギラゴンX

超次元ゾーンからの侵略/革命チェンジでゲームに関わる1枚。

基本的にはザーディクリカやモルトにレッドゾーンバスターを乗せて相手の面を寝かせるのに使うが、ドギラゴンXに革命チェンジしてブロッカーを貫通する事もある。

相手の攻撃から1度ターンが返ってきた時に、相手の面を寝かせながら12000ラインで相打ち→寝かせたクリーチャーを取る→再度レッドゾーンバスターを乗せて相手の面を寝かす。の様に複数回使う動きもある。

ややこしいが、ドギラゴンXの効果はブロッカー貫通が自身のみ、スレイヤー付与が自身以外であるため間違えないように。
デドダムにスレイヤーを付与して面を処理したり、ビギスタが付いているモルトにスレイヤーを重複させて相手のドルマゲドンを解体しに行く展開もある。


・ビギニングスタート/ファイナルジエンド

グレンモルトに装備し、パワー+2000、ブロッカー付与、スレイヤー付与をしながらドラグナーの軽減効果により2体目のモルトを出しやすくする。

ドラサイからグレンモルトを出した際に装備し、次のターンに2体目のグレンモルトを出す動きは1つの理想ムーブとしてある。

また、ビート対面等ではドラサイでモルトを出してプロトハート装備(ドラサイ効果でブロッカーを得ている)→次のターンの開始時にビギスタを装備(龍解条件を満たして居ないため終了時にモルトに付いたまま)
と動き、2ターンの間2回ブロック可能な除去耐性持ちのブロッカーを盤面に置くことが可能となる。

総じて他のドラグハートとのくっつきがよく、出した次のターンから特に真価を発揮する。


・ディアボロス/ディアジゴク

付けた際に墓地のクリーチャーを1枚回収する事が出来る。

主な役割はそれだけだが、1度破壊されたザーディクリカやグレンモルト、とこしえの超人を動きのついでに再利用する事が可能となる。

また、開始時効果で付けた際に単色のクリーチャーを回収する事により、実質的な開始時の追加ドローにもなる。

出た時効果を解決した後はグレンモルトの除去耐性の為の頭数として使うことが主だが、開始時に手札からクリーチャーを2枚捨てる事で龍解する為、詰めの場面では打点生成としても使うことが可能である。


・ゴートゥヘル/デスシラズ

終了時に無条件で龍解可能(その後自クリーチャーを4体破壊)で、龍解時に相手のクリーチャーを1体破壊する。

装備しているクリーチャーが封印されていても龍解は可能という裁定を利用しての攻撃時の禁断解放ケアが主な役割だが、破壊効果をグレンモルトに当てて置換でディアボロス等の登場時持ちのドラグハートや、龍解してしまったジュダイナを再利用する動きもよくやる。

主にモルトNEXTを見ての採用となり、あまり使わない対面も多くいる為、ここの枠は環境を見て入れるか判断する枠。


・ジュダイナ/ザウルピオ

龍解前はターンに1度マナからのドラゴンの召喚を可能にし、龍解後は盾が無い際に相手のダイレクトを受けなくなる為、相手に除去が無い場合はゲームに負けなくなる。

2体目のグレンモルトを出しやすくしたり、序盤に色基盤として埋めたザーディクリカを出して墓地の呪文を再度使用したりする。
また、ステゴロカイザーの項でも書いたが、ステゴロをマナから出してそのままMFで攻撃する事により、擬似的なマナ回収としても使用可能である。

龍解後も他のブロッカー等と合わせて蓋として機能する為、常に強い1枚である。


・ボアロアックス/ボアロパゴス/ヴェロキボアロス

付けた際にマナから5以下の自然のクリーチャーを踏み倒す。

グレンモルトを出した際におまけでとこしえやデドダムが付いてくるようになる。

とこしえは盤面に居ないといけない場面が多い為登場時に付けてそのまま出してもいいが、デドダムは開始時に付けた際に出して実質追加1ドローとして運用する方が強い。

ボアロパゴスの状態になると様々な動きのついでにとこしてを添えられるようになる。
また、ザーディクリカの項でも書いたが、選択を伴うクリーチャーを出す際にデドダムを出して、先に公開領域を広げてから解決する動きも頻出する。

長期戦となった際などにヴェロキボアロスまで龍解する事もあるが、その際はステゴロカイザーやデッドブラッキオが何かのおまけで出てくる様になる為、相手の面に非常に触れやすくなる。


・プロトハート/ガイギンガソウル

付けたクリーチャーが各ターン初めてタップした際にアンタップする為、グレンモルトが2回攻撃となる。

アンタップは攻撃時指定で無いため、グレンモルトがブロッカーであれば2回ブロックすることが可能になる他、未攻撃のモルトを残すことによって全体タップ系のトリガーもケアする事が可能となる。

また、レッドゾーンバスターと合わせる事により、出てすぐのグレンモルト1枚で5点を作る事が可能となる為、いざと言う時に無理矢理ゲームを決めに行く運用もある。

この枠がガイハートとなっている構築も多いが、プロトハートの方がケア出来るトリガーが多く、プロトハートでしか出来ない動きのが多い為、こちらを採用している。


・ガイオウバーン/ガイラオウ

付けた際に相手クリーチャー1体とバトルする。
バトル時にパワーが3000上がるため、グレンモルトの常在効果と合わせて最低でも12000ラインでのバトルが可能となる。

また、龍解後も相手の1度目の攻撃に対して11000ラインでのバトルを仕掛けられる為、ビート対面やNEXT対面ではある程度の蓋となれる。

裏面はSAを持っている為、付けた際と寝ているクリーチャーを踏むなどで2面処理した際に龍解し、そのまま3体目を取りに行く事も可能である。


以上で新弾実装前のリスト48枚に付いての解説を終える。

次の項では新弾実装後のリストの変化、立ち回りの変化を書いていく。


【デュエキング発売後の5Cモルト】

この項では新弾登場後の5Cモルトと周りの変化についてまとめて行く。

・リスト

リスト自体はメイン40枚に変化は無く、超次元ゾーンのゴートゥヘルが新弾のデッドアックスに変わっただけである。

その為、この項ではデッドアックスの登場によりグレンモルトで出来るようになった事を書いて行く。

・面処理性能の向上及び+αの動き

今までグレンモルトを面処理に使う際は、主にガイオウバーンを付けての2面、レッドゾーンバスターや寝てる面がいる時は3〜4面の処理が最大値な上、基本的にはその為にグレンモルトを1枚吐き、それ以上の動きも出来なかった。

更に、最大3〜4面と書いたがあくまで相手のクリーチャーの多くが寝ている前提であり、面展開した返しなどで全員が起きている際は1面処理して終わりなどという場面すらあった。

しかしデッドアックスの登場後はMFで1体、勝った際の効果でガイオウバーンで1体(ガイオウバーン龍解)と、まず相手の面が全て起きていようが関係なく2面取れるようになった。
更にガイオウバーン効果でのバトルの際にもう1枚ドラグハートが付くため、ボアロを付けてとこしえを添えたり、ビギスタを付けて終了時に龍解させたりと、相手の面を取った上で自分の面を固められるようになった。

上記の動きをした際などは、相手の面を2面(寝ている11000未満が入れば3面)取った上で終了時にはガイオウバーンとファイナルジエンド、寝ているとは言えパワー30000のグレンモルトがいる状態となる。

グレンモルトが素でパワーを上げる効果を持っている為、ロージアと違いレッドゾーンバスターを消費しなくとも十分に活躍出来るのは強みと言える。


・火力の向上

グレンモルトはパワードブレイカーを持っており、本来は2枚つく事にパワーが6000上がり、ブレイク数が1枚増えていくという構造を想定して作られていたはずである。

しかしデッドアックスを装備していると常在でパワーが2倍になる為、直ぐに24000を超えて5点割れるようになる。

デュエルマスターズは計算の順序が足し算・引き算→かけ算である為、グレンモルトにプロトハートとデッドアックスを付けるだけで(6000+3000+3000)×2=24000となり、あっという間に2回攻撃で除去耐性2回持ちで、一撃で盾を5枚割るクリーチャーが生まれる。

更にはドギラゴンXとの革命チェンジによりブロッカーも貫通する為、1度目の攻撃の5点でGストライク等でグレンモルトを止めるか、何かしらの手段で盾を増やさない限りは止めることは出来ない。


・場持ちの良さの向上

特にカツキングの入っている対面等ではパワーが低く、ドラグハートを飛ばされた後は容易に殴り返されるようになり、1度出したグレンモルトも直ぐに除去されてしまっていた。

しかしデッドアックス登場後は殴り返しに最低でも18000以上のパワーを要求する上、仮にcipの為などで自爆等をしてきた際は更にドラグハートが付くようになった。


この様に、リストの変化としては超次元ゾーン1枚だけに過ぎないが、この1枚でグレンモルトというカードが大幅に強化された。


・対環境での5Cモルト

新弾実装後は、ロージア+デッドアックスとおまけのように出てきて強力なロックと面処理を行うロッドゾージアを得たガイアッシュ覇道が頭1つ抜けた存在となった。

しかし、対ガイアッシュ覇道での5Cモルトは、以前よりもグレンモルト1枚での制圧力が上がった為ラフルルラブへの耐性が上がった他、手で構えるデブラや、盾からのファンタジアにより以前よりも雑に投げられた覇道への耐性も得ている。

ロージアよりもモルトの方がドラグハートを扱う際に長けている事は自明である上、レッドゾーンバスターを必要としない分相手のロッドゾージアも殆ど刺さることは無い。

更には、ネイチャーが消えた後は殆ど刺さる場面の無かったとこしえも、そもそも相手のロージアにデッドアックスを出させなく出来たりと、しっかりと刺さるカードとなった。


ガイアッシュ覇道以外の対面でも、グレンモルトにより半端な面展開は抑制し、雑多に対してもロストやとこしえ、ドルファ等の制圧で優位に立ち回ることが可能となっている。



長くなったが、新弾のカード群による相手の強化の影響や、新たに登場したデッキの影響は受けづらく、それなのに5C自体は大幅に強化されている為、結果的に新弾で1番救われたデッキは5Cモルトだと自分は感じている。


【変更後のリスト】

最後に、基準リストから変更し、10/30のvault大会で優勝したリストに付いて書いて終わりにする。

(外部ゾーンは変更前と同じ)

とこしえ1枚とドルファディロム1枚を削り、お清め3枚目とドレミ団に変更した。

それぞれの変更理由について書いていく。

・とこしえの減量

5Cモルトはとこしえで相手の上振れを牽制してロストやモルトを刺していく山という認識ではあるが、モルトの強化やデッドブラッキオ、ファンタジアの採用により以前よりも面での勝負に付き合えるようになった。
また、ボアロアックスやディアボロス等、1枚見えたとこしえの超人を何度も使える他、とこしえの除去とメインの動きを同一ターンに行えるのは中終盤となる為、削る事が出来ると考えた。


・お清めの増量

3→5の初動の枠をデドダム、ファンタジア、お清めにしている為、デドダム以外では1:1交換となる為、3で加速した次に5の動きを合わせるる動きはやや困難である。
そのため、3で加速した後の4t目に多色を逃がしながら再度3の加速を使用し、5t目に7マナ帯のカードを使う動きが多々ある。

お清めの増量はその動きの補強として増加した。また、気持ち程度ではあるが赤青マジックの墓地のファイアを混ぜることによりカクメイジンの出力を下げたりも出来る。

ここの1枠は他の3コストの加速カードでもいいと思うが、1枚でこなせる仕事の多さから自分はお清めの3枚目を採用した。


・ドルファディロムの減量

カード単体としては強力であるが、呪文制限の欲しい対面の少なさ、面処理の役割がモルトでも十分な場面が増えたことから1枠を削った。

出す事がゴールとなる対面もある程度存在するが、出せる場面が来るのが1テンポ遅いため、やや微妙な場面が多い。

また、受けとしてブレスラから踏み倒す動きは強いが、ブレスラの項目で書いたように青黒揃った状態で使える事の少なさや、最高出力で走ることを困難にし、他の札でもある程度受けられるようになっている為、カウンタードルファは評価点に入れづらいと考えている。

しかし、最後に蓋として出す分にはやはり強く、長期戦となればアクセスも可能となる為、1枚は採用している。


・ドレミ団の採用

主な役割はテキストそのまま、盾受け時のドラサイ5枚目と腐っても全タップによるターンの返還である。

また、デッドアックスの登場後は相手の面を寝かしての面処理もある為、以前よりも手打ちのバリューも確保されている。

また、色基盤としてもドラサイ色の白を確保しながら青の16枚目となるため優秀である。

白の枚数自体はドルファOUT→ドレミINで変わっていないが、ドルファがマナに落ちた際の救出が困難かつ欲しい場面がドレミよりも多い為、白マナとして換算できるかはだいぶ怪しい為、体感的には白マナ基盤は1枚増えている。


【最後に】


先日DMvaultにて念願のレート2200を達成し、今回はその記念として筆を取らせて頂きました。

自分の考えを列挙するだけの記事ではありましたがここまで読んでくださりありがとうございました。
何か質問などがございましたら、お気軽にDM等に来ていただければお答えします。

この記事を読んで、ドラサイ5Cコンに興味を持っていただけると幸いです。


改めて、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ちくわ。(@tikuwa0214)





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