「ホームページいりませんか?」に疑問を持っていい

突然ですが、ヨガをテーマにした教室やお店づくりには、実は「有料広告は必要ない」と考えています。

大手は知りません。
地方の小さなヨガ教室を想定しています。

以前、こんなツイートをしました。

Yogaの情報サイトで2000サイト以上ヨガ教室を登録し、実際にサイトを確かめ、数々のオーナーとコミニケーションをとってきた私が考える「成功しているヨガ教室のホームページの共通点」とは次(の投稿)のうちのどれでしょう?
・ヨガのポータルサイトに登録している
・トップページがとてもかっこいい
・検索結果で上位表示されている
・スキルのある良い先生が多い
・どこにも共通点は無い

この中で、僕の答えは「どこにも共通点は無い」です。

なぜ、共通点が無いのでしょうか?

それは、その教室運営のビジネス側面で発揮される「巧さ」はホームページだけでは掴めないからです。

逆に言うと、「ホームページはダサく」ても、

・生徒の数に困らず
・潰れること無く長きに渡って運営されている

スタジオは少なくないということでもあります。

では、どうすればその要諦がつかめるようになるのか?

それは一言では言い表せませんが、

まずはお近くに地域の一番店として参考にできる同業さんがいれば、ぜひそこに通ってみて、顧客満足度のポイントになっている部分をぜひ「仕組みづくりの観点」からチェックしてみてもらえればいいと思いますし、それの「どこをどう見ればいいのか?」については、このマガジンで随時紹介していくつもりです。

また、上記は同じような価値を提供するサービスであれば、同業に限らなくても構いません。

・地域の人気マッサージ店や
・地域の人気の整骨院・鍼灸院
・地域で人気のネイルサロンなど

できればフランチャイズ店よりも個人で開業されているお店のほうが良いと考えます。本部でテンプレート化された仕組みよりも、自営で叩き上げられた仕組みづくりの方がその地域にあっているように思うからです。

これは絶対の方法ではありません。あくまでも私の提案です。

「ホームページを業者に発注する」その前に

以上の理由から、ホームページを制作会社さんなどに発注する以前にやっておくべきことがありますし、「いりませんか?」をきっかけにして慌てて用意する必要性は無いというのが私の見方です。

出発点については、以前書いた下記の記事が参考になるかもしれません。

わかりやすいヨガのホームページに「書かれているべきこと」のわかり方
https://note.com/tikorin/n/n3fc30ace28b6

どの程度のホームページを用意するべきか?

インターネットの利用が人々の間で定着しつつあった黎明期の2000年代初頭から、隨分とユーザー側の閲覧環境も変わってきました。

「自宅に帰ってからデスクトップPCやノートPCで見ていた時代」から、今では、ほとんどのサイト(ホームページ)を分析してみれば、「その閲覧の8割近くがスマートフォン(iPhoneなど)から」へと変化しています。

スマホでの閲覧を前提に考えた場合、そこですべき表現は「リッチな感じいいね!」がパソコン時代と違って通用しません。

パソコン全盛期では、ブランド力を高める華やかなでリッチな表現(画面を大きく使ったレイアウトや多彩な動きを伴ったコンテンツ)がブランド力を高める、見せつけるお金のかけどころでしたが、現代ユーザーのスマホでスキマ時間に閲覧しているような環境を大前提にすると、それでは逆効果になってしまいます。

「スマホ時代のコンテンツ制作のポイントはInformation Per Time(IPT)だ!」と誰かがどこかで書いていました。

ユーザーの「情報入手にかけられる絶対的な時間価値(コスト)」を丁寧に扱ってあげることが大事という意味です。

私はそれに100%同意です。

「読むのに30分かかる大作ノート」よりも「3分で読める箇条書き」が求められています。

要するに、シンプルでいい。

シンプルというのは、「飾り気のない」という意味ではなく、「短時間の接触でもわかりやすくて、グイっとココロを掴まれる納得感のある必要十分の情報量」ということです。

だから、私も遠慮なく「無料か格安のテンプレートを使って有識者とつくるを勧めている」というわけで、

・サイトの立ち上げに失敗しないための要点と良い方法を教えてくれる有識者が片腕にいれば、
・無駄にコストを投入しなくても格安のホームページ・テンプレートをセンスよく使いこなしていくだけで、

十分にその地域でながく続けられる良いヨガ教室づくりは可能だと考えています。

この方法に気がついたのは、私がヨガの情報サイトを独立する3ヶ月ほど前からでした。

それまでは、会社の事業として「ウェブサイトの受託制作」も含めていたため、年間10サイト程度の小さな受注規模ではありましたが、完全にオリジナルで作ることを意識して制作を引き受けていました。

ところが、ユーザーの閲覧環境(使い方・閲覧時間・使うタイミング)が激動していく中で、サイトを納品した後の「メインテナンス性」の観点から、引き渡した後の危険性を感じるようになっていました。

そこがきっかけで、サイト制作をそのときだけ盛り上げて終わりの「点」ではなく、運用のしくみづくりと長期のメインテナンスの観点から考えた「線」で受けられるようなサブスクリプション型の契約を提供していくようになったのでした。

またその頃、格安のホームページテンプレートを利用した「使い方の上手い事例」をいくつか目にすることができました。

例えば、スマホアプリの「スマートニュース」を提供している会社のホームページ。

スマートニュース株式会社
https://about.smartnews.com/ja/

こちらのサイトは海外の有料テンプレートを利用して作られています。
テンプレートの価格は1万円前後です。

The Theme Foundry
https://thethemefoundry.com/wordpress-themes/
https://thethemefoundry.com/wordpress-themes/make/

ファンドから100億円も調達できる大手ネットニュース系サイトの運営会社でも「これぐらいで作るで十分なのか。。」を感じたわけです。

それからしばらく3年ほどはこちらのテンプレートを私も使いながら、いろいろなサイトをディレクションしてきました。

他の方の例で最近だと、ナガオカケンメイさんがFacebookページで紹介されていた彫刻家さんのサイトなんかも素敵です。

木の鏡餅 – 季の実(kinomi)
https://kinomi-store.com/

ここも一万円ほどのテンプレートでだけど、十分に素敵だなと感じます。
これだけの情報(丁寧な写真の温度感とコピーだけ)で購入に至る人がいるのも想像に難くありません。

やるべきことは、やりたいことは「伴走」

もう意味はわかると思います。
だから、「歩いてもらう」こともないわけです(笑)
自分でわかる、見つけられるように私がサポートできることがあります。

小さなお教室の「強くてセンスの良いホームページづくり」のために。

今回は以上です。

つづく

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オフィス 5Gの代表をしています。yoga xenerationでディレクター(取締役)を5年ほど。studio yoggyにて外部パートナーとしてECディレクターを3年ばかり担当していました。現職は小さな個人事務所のWeb PRコンサルタントです。office5g.jp