自分のことばで話す
今日、なんとなく手にとった『自分の〈ことば〉をつくる』という本を読みながら思ったこと、「自分のことば」について書いていく。
自分は前職で採用面接を担当していた。面接や面談をしていると、「自分のことばで話していないなぁ」とか感じることがある。それに対してあまり深堀りして考えてみたことは正直当時なかったけど、「自分のことばで話す」ってどういうことなんだろう。
「自分のことばで話していない」ということはなんとなく分かる。
「他人のことばを借りてきている」とか「やけに有名人のことばや、科学的論拠に基づいて話してばかりいる」とかだろう。
だけど、それは「自分のことばで話している状態」を指していない。
自分が思うに「このひとは、自分のことばで話しているな」と感じるときは、そのひとの価値観や人柄が伝わり、その人から発せられていることばが、その価値観や人柄と一貫していると感じられる時なのかなと。
つまり「自分のことばで話せているとは、自分を表現できている」ということなのかもしれないと。
「表現する」という行為を難しく考えていたけれど、もしかしたら実は結構身近な行為なのかもしれないと思った今日この頃。
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