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(続)勝てなかった×2、負けなかった×2

2021/9/24 17時45分 東京ドーム △6-6 (讀賣)

いやー、どこを深掘りすればよいかがわからなくなるようなすごい試合でしたね。

久しぶりに震えました。

まずは、9回の中野選手のスーパープレー。98%サヨナラ負けのところを救いました。球際に強い選手ですね。坂本捕手もナイスキャッチ。西投手2被弾とともに梅野捕手の交代がありましたが、それを含めて「勝負のあや」でしたね。今日に関しては坂本捕手だからあのワンバウンドも捕れたと感じました。

さて、勝てなかった・負けなかった×2は下記ですかね。

「勝てなかった」1つ目

理想的な形で3点を先制しながら、3回二死ランナー無しからの四球をきっかけとしての5失点の逆転許し。西投手・梅野捕手とも注意力を欠いた対応と言わざるを得ないかなと思います。できれば、最初の3点のリードをやりくりしながら勝たないといけない試合でした。

「負けなかった」2つ目

3点リードをなんとか追いついたところ。最終回のサンズ選手のタイムリーもさることながら、マルテ選手の追撃2ランが効いていると思います。昨日のコラムに書いた通り、やはり、マルテ選手が3番のリズムが合うのだと思います。近本選手の1番と同じ。1回の攻撃もマルテ選手が先制打を先に打ったからこそ、4番大山選手が併殺打でも2点目が入ったのです。もう迷わずにシーズン最後までマルテ選手3番でいって欲しい。

ちなみに、サンズ選手の2塁打のあと、喜び過ぎて守備の乱れの間に3塁に行けなかった点を赤星さんが指摘してました。本当だとすると、勝てなかった要因の1つにもなりますね。

「勝てなかった」2つ目

上で書いた走塁以上に、一死三塁での代打策がポイントではなかったか。なんとかバットにあてる原口選手が相手としては嫌だったはず。三振が取れる可能性が相応にある糸井選手は相手からみたらシメシメだったと思います。原口選手代打でも、9回裏の守備は坂本選手が捕手でいけましたし。できれば勝ち越して欲しかった。

「負けなかった」2つ目

なんといっても9回裏の守備でしょう。2005年の優勝のキー試合となった中日・阪神戦の赤星選手のセンターフライ取り損ねを思い起こさせる近本選手の捕球ミス。その後のピンチでの中野選手・坂本捕手のビッグプレー、チームの執念を感じました。最後の中田選手のショートライナーもドキッとしましたし、変な回転で易しい打球ではなかった。試合終了直後の近本選手の感謝の表情が大変印象的でした。

「チーム一丸の引き分け!」ですね。

ヤクルトは今日も勝利、差は広がりましたが、今がピーク。残り30試合の中では少し早くピークが来てしまっているとも言えます。粘りに粘っていれば、必ずもうひとヤマ・ふたヤマ、きます。

This is プロ野球のナイスゲームでした。

明日は高橋投手対菅野投手。菅野投手なら佐藤選手が打てそうな気がします。

だいちゃん



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