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タイガース、まだ優勝は早かった

素晴らしい日本シリーズでしたね。各試合とも見入ってしまいました。客観的にみると、結果の通り、少しだけヤクルトの方が強かった、と思いました。仮に昨晩のゲームを引き分けていたとしても、第7戦・第8戦をオリックスが連勝することは難しかったでしょう。藤川球児さんが言われている通り、「プロ野球は運はなく、力が結果にでる」という感じでしょうか。

「もし、タイガースがその場にいたら?」

ときどき考えてみましたが、両チームの熱戦を観ていると、

「まだ優勝は早かった。残念だがこういう素晴らしい試合はタイガースにはまだできない」

と思いました。そう思われたファンの皆さんも多かったのではないでしょうか。

打力・守備力はもちろんのこと、チームワーク、ゲームへの入れ込みよう、ベンチワークなど、さまざまな面で今のタイガースよりも遥かに優れていると感じました。互角といえるのは投手力くらいでしょうか。

その意味で、両チームの日本シリーズが、タイガースV逸の残念な気持ちに踏ん切りを付けてくれました。諦めがつきました。そう、ヤクルトの方がタイガースよりも強かったと心底思いました。思い返せば、スワローズは今シーズンタイガースに本拠地で3連敗するところからスタートしています。そこからの日本一達成。チームマネジメントを含めて敬意を表します。

「V逸の検証」としてコラムをいくつか書きましたが、日本シリーズの前からお休みしてました。振り返りは大切だが、達成できなかったことを掘り返すことに若干のむなしさも感じてました。日本シリーズを通じて、「そうだ、来季に向かっていこう。どうすればタイガースはこの両チームのような試合ができるようになるのか?」という気持ちになりました。

「検証」(過去の振り返り)のコラムはここで終え、「どうしたら優勝できるのか?」(未来への展望と戦略)を基本テーマにシフトして、シーズンオフもコラムを書き進めていきたいと思います。

引き続きご愛顧の程、よろしくお願いします。

だいちゃん

似顔絵_円形切取


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