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音とWithコロナ(甲子園生観戦)(2020/9/23投稿)

2020/9/21 14時 甲子園 〇5-3 DeNA

アイビーシートにて生観戦に行ってまいりました。好天・快適な浜風。

やっぱり甲子園はいい球場ですね。特に内野席から見る光景は「晴天映え」します。

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コロナ後の内野席観戦は初。最も感じたのは「生音」のすごさ。ピッチャーの投球音、バットの打球音、ベンチからの声。特にタイガースの守備の時に鮮明に聞こえます。とらえた打球と打ち取られた打球の違いも音でわかります。プロの投手の球、プロの振りの強さに改めて感心。

逆に、タイガースの攻撃の際には、応援音楽が流れるため、その「音」はあまり楽しめなくなります。他球場でもフォーム攻撃時に応援音楽が流されていますが、こと今シーズンに関しては、フォーム攻撃時も音楽無しで良いのではないでしょうか。たぶん、ボーア・サンズ・大山選手のホームラン音をクリアに聞けると、「打ったー」という気分が更に増すと思います。

シカゴとデトロイトでメジャーリーグを観戦した際、観客は味方の攻撃の際も本当に静かでした。しかし、ヒット・ホームランがでると、一気にものすごい盛り上がりに。これがメジャー流の観戦なんだなーと思いました。

来年以降も続くであろうWithコロナの時代、新しい応援形態をファンが見出していく時代になるといいですね。今のように12球団・12球場がすべて同じ応援スタイルである必要はないように思います。

・トランペットを使っての応援

・トランペットなし、今年と同じく応援音楽を流しての応援

・どちらも無し。手拍子・メガフォンのみ

・スマホ・ネットを使った応援(応援メーター表示など) など。

それぞれの球団・応援団の色があってよいと思います。

タイガース応援団はどの方向を指向するか、来年以降が楽しみです。

個人的には、甲子園といえば「圧」。「圧」をかける重厚かつ多量の手拍子を基軸にした応援が良いのではと。声出しが許されるようになれば、そこにさらに「うーー」の声を加えて更に「圧」をかける。「甲子園⇒伝統・原点」みたいな応援スタイル。いかがでしょう?

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さて、試合の方は、シーソーゲームの末の逆転勝利。1点1点に意味があり、ハラハラ感もありのナイスゲームでした。ボーア選手のうれしそうな姿が印象的。

試合後の勝利の「六甲おろし」。初めてロックバージョンを球場で生で聴きました。

うーーん、企画された方には申し訳ないが正直微妙。ロックバージョンの六甲おろし自体はありだが、勝利後にファン全員で唄う六甲おろしは、普通スタイルのものでよいのでは。ロックバージョンは「唄った」気分になりにくいです。たぶんロックは聴くものなんでしょうね。ファンがどのように感じているかについて、球団は是非意見を集めてみて欲しいと思います。

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コロナ対策での「順番退場」の様子を見ながらグラウンドに目を向けると、阪神園芸の皆さんが明日に向けた整備。いつもありがとうございます。高校時代(球児でした)の練習後の夕暮れを思い出しました。

「試合終了後に阪神園芸の方々とトンボかけ体験」とか「内野グランド・ホース水まき体験」とかを企画したらファンや子供たちは喜ぶのではと思いました。

だいちゃん

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