SUF Ep.17”Home World Bound(帰星)”

Pearl
スティーブン?

Amethyst
なにがあったんだ



Amethyst
ジャスパー?

Pearl
中で何を…

Amethyst
スティーブンはどこだよ

Jasper
ここだ

Amethyst
スティーブン?

どこにいたんだ?

Pearl
何も言わずに
何日もいなくなるなんて

Jasper
我がダイアモンドに
許可など必要ない

Amethyst
は なんだと?

Pearl
なによその呼び方は

Garnet
スティーブン!

Pearl
どこへいくの!?



スティーブン 待って

Garnet
行かないでくれ

Amethyst
なんなんだよ!?

Steven
皆 愛してるよ でも

皆じゃダメなんだ

本当は行きたくないけど
あそこなら助けてもらえるかも

お願い ついて来ないで

君もだ ジャスパー

僕以外の生きがいを見つけて


Garnet
スティーブン
覚えていてくれ

私たちはいつだって家族だ


famethyst
半数のジェムがダイアの
太鼓持ちに投票するとはね

こっちのジルコンの方が
信用できる顔だ

guide
ご覧の通り この場所こそが
帝国の第二時代を——

築き上げた力の中枢です

名の知れたこのホールを
歩いていけば 皆さんも——

ダイアモンドの気分を
味わえますよ

さて 次はお土産店に
ご案内します

Spinel
スティーブン!!

Steven
スピネル! 一体なんなの!

Spinel
何って いつも通りさ


Steven
どうしてたのさ
あれから…

Spinel
あんたを殺そうとしてから?

やめてよ恥ずかしい

あの時はホント
おかしかったのサ

でも今はもう大丈夫!

こんなとこで何してんの?

Steven
ダイアモンドと話したいんだ

Spinel
ご冗談

ろくに連絡しなかったくせに

Steven
だね

ちょっと今は
色々と事情があって

体が膨れたり光ったりするんだ

Spinel
なんだ 身体の形の問題なら
いい人を知ってるよ 

来て

Yellow Gem
もう大丈夫

Steven
イエロー 何してるの!?

Yellow
スティーブンか!?

驚かせるな

自分の実験に
始末をつけてるところだ

破片が揃わないこともあるが

見てろ

Yellow Gem
おかえりなさい

Yellow
沢山のジェムを傷つけた

その傷は私自身で治す
それが正しい力の使い方だろう

治すといえばクラスターの
ジェム達も元通りにしないとな

それと角を消したい友人が
いるなら 連れてきてくれ

どんな形にでも変えてやれるぞ

Spinel
私にやって!

Steven
ねえ僕…

Spinel
腕をこんなに
マッチョにしたりできる

Steven
すごいけど 僕…

Spinel
足だってこんなに
ちっちゃくできるよ

え? うわわ

ジャジャーン

Steven
話を聞いてよ!

Yellow
どうぞ 続けろ

Steven
ダイアモンドの力のせいで
体がおかしいんだ

急に大きくなったりする

どうしたらいいの?

Yellow
それなら助けになれる

じっとしてろ

Steven
違う
小さくなりたいわけじゃない

Yellow
すまない 
誤解をしていたようだ

ほら
好きなだけ大きくできるぞ

Steven
大きくなりたくもない

僕は僕でいたいだけだ!!


Yellow
一体どうしたんだ

どこかおかしいとしたら
その短気だぞ

体が大きくても 小さくても
どちらにせよ怒るなら

問題は身体にあるのではない
心にあるのだ

ブルーに会え

それはあいつの領分だ

Spinel
ブルブルブルブルブルー!




Blue
力のせいで気分が大きく
振り回されるのね

それはさぞ大変でしょう

Steven
そう思ってるようには
見えない

Spinel
ブルーの新しい力のせいサ

Blue
スティーブン
あなたに会う前は——

私と同じ痛みを
皆に感じて欲しかった

でもそれは間違いだった 
その償いに 今は皆に——

喜びを与えることにしたの

そう決めた時から 私の涙は
蒸発して雲になった

触れた者に純粋な喜びを
与える雲よ


Spinel
乗ってみれば
すぐに元気になるよ!

Blue
きっと気にいるわ



冷たい宮殿の壁と
果てない無人の廊下

響く笑い声に怯えて

あなたの手を取り
世界は満たされた

貴方が開け放つ扉から
押し寄せる民達と
聞こえてくる歌

小さな秘密を教えましょう
もう貴方を泣かさない

毎日伝えたいことが
たくさんあるから

教えましょう
貴方がくれたの

愛するきっかけを♪

Steven
違う 違う
こんなの変だ


Spinel
ほーら捕まって

Blue
どうしたの?

Steven
こんな

魔法で気は晴れないよ

Blue
晴れるわ

これが私の新しい力だもの

Steven
まやかしじゃなくて
ちゃんと良くしてよ

Blue
私は私の幸せを見つけた

貴方がそれに見合わない
というなら

それはもう自尊心の問題
じゃないかしら

ホワイトのところに
行ったらどう?

あの人は
そういうの 得意よ




White
完璧なタイミングね
スティーブン

ちょうど
慈善旅行から帰ったとこよ

星々を回って
ジェム達と話したの

Spinel
ホワイトの力は
今は逆になってるのサ

Steven
どういうこと?

White
ご覧になる?

スピネル いいかしら


Spinel
イヒヒヒヒヒ
もちろん


White
だーれだ!?


Steven
何…

together
すごいだろ!?

他のジェムを乗っ取る代わりに

今のホワイトは他人を
自分に入れることができるんだ

だからアタシ達が逆に
彼女を動かせるのサ!

見てて!



気に入らない?

Steven
いや いいんだ

White
ああ なんて楽しいの

ありがとうスピネル

でも少し二人に
してもらえないかしら

Spinel
りょーかーい
あんまり待たせないで


White
それで
どうしたのかしら

Steven
力が強くなってるんだ

日に日に新しい力が
漏れ出してる

それが 怖い


White
まあ スティーブン

皆 貴方の力を羨ましがるのに

それが怖いだなんて

Steven
誰かを傷つけるのが怖いんだ

もう手遅れだけど

White
半分はダイアモンド
半分は地球の生物

この広い宇宙で 貴方のこれからが
わかるのは 貴方だけ

なら自分と話をして
みるべきじゃなくて?

試してみる?

Steven
わかった


わお

これってすごく
変な気分


僕 僕…
ダイアモンドだ

こんなの見たくないよ!

君になるのは嫌だ!
君みたいになるのだけは!

何処かへ消えてよ!

わあ!
傷つけないで



彼女じゃない

動かしてるのは僕なのに

何がこんなに怖いわけ?



怖がるのは彼女の方だ


何が起きてるの


何!?

やめて
こんなの嫌だよ


最悪だ

離してよ!


お願い
脅かさないでよ



全部
君が僕にしたことだろ!


White
い いまのは?

Steven
わ わからない


White
待ちなさい!


Yellow
スティーブン
うまく行ったのか?

Spinel
ねえ待ってよ
どこいくのサ

Steven
ちょっと待って

君も僕に
仕返ししたがってたよね

Spinel
そうだけど…

もうそんなこと考えるのやめた

Steven
どうやってやめたの

Spinel
ある人に出会ったのサ

スティーブン・ユニバースにね!

教えてくれたんだ

“アタシは変われるんだ”
“約束もできる”
“計画も立てられる”

Steven
自分の言葉なんて意味ないよ

Blue
スティーブン!

White
助けになるわ


Steven
ダメだ

Spinel
ねえ 待ってヨ!

スティーブン!


Yellow
助けさせてくれ


Blue
私たちは家族なのよ

Steven
お願い

ついてこないで


White
スティーブン!

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