その一歩が踏み出せないあなたに

以前、好きなことはやったほうがいいよ!という内容の記事を書いた。

書いたのは誰かに向けてではなく、きっと自分への手紙だったのかもしれない。

なかなかやりたくても一歩踏み出せない。
でも、どうしてやりたいのにやれないのか?

プライド?

人は傷つきたくない、失敗したくない、失敗して笑われたくない
知らない世界は恐怖しかない!思いつく言葉は『一寸先は闇』

経験は後押しもすれば後退りもさせる。

わかります。よく、わかります。本当に怖い。Kindleで出版したものを紙の本にしたいって言いました。
それから・・・あまり進まなかった。それはやっぱり怖いから。自費出版だからいくらかかる?

というのは表向きの言い訳。失敗したくないし余ったからかっこ悪いし全然いい本じゃないって言われたら悲しいし。印刷屋さんだって、え?こんなのやるの?とか言ってきたらどうしよ?

傷つきたくない。

考えた。私は何がしたいのか?

やっぱり、伝えたい。本にして、紙にして、形を残して伝えたい!

お金はやっぱり一番使いやすい言い訳でしかない。健康な私だったらどんなバイトでもやってなんとかするし、できると思う。
近所の友達のお店は時給1000円(居住地最低時給700円程度)で誰かいない?と言っている。お金は結局なんとかなる。だからやるしかない、
目をつぶってエイヤー!って。

自分で自分の逃げ道を塞ぐしかない。言い訳の芽を摘んでいくしかない。
これは自分にしができない作業。これが一番難しい。はっきり言ってお金を稼ぐより難しい。

そしてエイヤー!で電話した、印刷屋さんに。溢れる思いをとにかく伝えた。

心のこもったいい本にしましょう。

私は過去に自費出版で2冊本を出している。蔦屋書店さんにも置いてもらったし、和歌山の本屋プラグさんにも置いてもらった。クラウドファンディングだってやったし、色々やった。
それがきっかけでラジオにもテレビ(ローカルだけど)にも出た。これだけやっててもやっぱり今いるコンフォートゾーンを飛び出す恐怖に怖気づく。

新しい1冊を!と思うと、本当に怖い。過去2冊は決して失敗ではない。だけど、本当に怖い。人って違う環境を本当に怖がる。
だけど、怖い気持ちはあなただけに襲ってくるものじゃない。
だから能力のせいじゃない。こんなもんなんだって、人間って。
正常な精神状態だから怖いって思うんだって。それを知ってたら新しいこと、コンフォートゾーンから抜ける恐怖も私って人間らしいなって愛おしく感じるかもしれない。エイヤーって目を瞑って勢いで突っ走るのも大事かもしれない。案外大丈夫だったりするから。

だから、今躊躇してる人がいたら思い出して欲しい。その恐怖、あなただけじゃない、わたしも、みんなも感じてるってことを。

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