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最強の笑顔

先週までスイスに行っていました。スイスで会った人は、所謂”大富豪”に分類される人。元々がお金持ちだったとは言え、戦後に自分で事業を始めて成功して海外進出して・・・きっと途方もない苦労も努力もされたと思う。よく、チャンスがきたら逃さないというけど、この人の話を聞いていると、チャンスは来るのを待つのではなく、チャンスさえも作り出すものなのかもしれないと思わせてくれるほど。

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どうしてこの人に会いに行ったかと言うと、エルサレムの話が聞きたいから来て欲しい、と言われたから。学者でも駐在員でもなく、かと言って普通の観光客でもないその隙間にいる人である私を面白がってくれたのだ。

なるほどね、そうか、わかったよ!
え?何ですか?
君の笑顔だよ。この笑顔はどこに行っても受け入れられるよ。その笑顔に君は守られているんだ。

パレスチナの旅の話をしていると自然と笑顔になる。もちろん、占領とか入植とか苦しく悲しいこともたくさんあるけど、それでも好きは笑顔にさせる。

笑顔がいいと言ってくれた人には含蓄がある。あれだけの大富豪、お金があるからではない。そうなるまでの修羅場を潜ってきた凄みというものだ。穏やかな表情からも鋭い目の奥はその凄みを物語っている。そんな人がふと私に言った笑顔。きっとそうなんだろう。

好きなことがわからない人は自然と笑顔になれることを思い出してみたらいい。きっとそれが好きってことだと思う。

あるマダムからも言われた。パレスチナって怖い場所って思ってたけど、あなたがどれだけ好きって思っているか表情見てたらよおくわかったわ。あなたがそれだけ好きと思える場所なんだもの、きっと素敵な場所に違いないわ。素敵なお友達といい時間を過ごしているのね。

こんな人たちと過ごしてるんだもん、笑顔にならないはずないじゃない?

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私は運がいい。ラッキー体質だと思う。でもその運もラッキーも根元は笑顔からかもしれない。この秋も冬も笑って過ごそう。笑門来福。


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