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聖地パレスチナ 一人散歩

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聖地パレスチナ一人歩き。非日常にあふれた旅の記録
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#一人旅

エルサレムでイベントができるなんて!

エルサレムでイベントができるなんて!

前回パレスチナ滞在時に初めてイベントをしました。

今回もイベントができることに!しかもエルサレムで!!エルサレムですよ、エルサレム!聖地ですよ!!

場所は大好きな”Educational Bookshop”

https://www.educationalbookshop.com/

ここはローカルはじめ、国際機関で働く人や現地の知識人の集まる場所としても有名で蔵書のセンスも在庫数も抜群!

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左の人形小路 エルサレム

左の人形小路 エルサレム

人形小路はわが町福岡の歓楽街中洲にある、飲み屋がひしめく通りの名前。福岡人ならずとも知っている人は知っている名前。

https://www.welcomekyushu.jp/article/?mode=detail&id=310

友人のホサンと飲みに行った。いつものsira。西エルサレムにある小さな通り、バーやカフェがひしめく。ここsiraは以前はディワーンと呼ばれていた。議論したり、哲学に

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自分の国の文化を知ってる外国人に感動して泣けますか?

自分の国の文化を知ってる外国人に感動して泣けますか?

日本に来ている外国人が日本に詳しかったり、例えば村上春樹を知っていたり、三島由紀夫を読んでいたりしたらどうだろう?

親日なんだね!

それは嬉しい。嫌な気はしない。けど、泣く??

私は嬉しくはあるけど泣かないと思う。私の日本人というアイデンティティが内からも外からも侵されていないから、それが当たり前だからなのか。

エルサレムにあるアメリカ公館前を歩いていた。日本でも各大使館、領事館の前には屈

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直行便が飛ぶよ!主観パレスチナ・イスラエルの旅

直行便が飛ぶよ!主観パレスチナ・イスラエルの旅

来年3月から成田ーテルアビブ直行便就航します。
それに伴いNHKでも中東解体新書でイスラエル・パレスチナへの旅の特集が載っていいる!

この記事をわたしが書くならば・・・徹底的に主観です。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/new-middle-east/direct-flight/?fbclid=IwAR1Pwmik8lJ2iwSWHaMnRu5oCsVi

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抑圧と抵抗、そしてユーモア

抑圧と抵抗、そしてユーモア

昨日、noteをつらつら読んでいたら村本さんの記事にヒット!

https://note.mu/muramoto

そっかー、スタンドアップコメディか・・・で、思い出したです!パレスチナ、ベツレヘムでのラマダン直前のあの日のことを。パレスチナ人のあるスタンドアップコメディエンヌと出会った日。
スタンドアップコメディが身近に感じたその日

ここじゃ、ラマダン中が稼ぎどきよ!

え?ラマダン中?

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パレスチナ旅行の前に

パレスチナ旅行の前に

蜂蜜色の城壁に青い空!世界中を旅した人も「エルサレムが一番ヤバかった!」というくらい、一度行ってみると多くの旅人がエルサレムの虜になります。いつか行きたいと憧れる一方、エルサレム旅行は治安の悪いイメージがあるのも事実。

TABIPPOのハワイ記事を揶揄をしちゃいましたが、もうすぐエルサレムに向かい気持ちの高鳴り。

私にとってパレスチナ・エルサレムとはハワイなんですよ!どんな風にパレスチナまで向

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今ガザで空爆が起きている、壁の向こうにもロケット弾が落ちている、その時わたしは

今ガザで空爆が起きている、壁の向こうにもロケット弾が落ちている、その時わたしは

5月4日の夕方エルサレムの友人ハサンからメッセージがきた。

”今、友達と飲んでるからおいでよ!紹介する”

場所は西エルサレムの新市街で細い路地にある今っぽいバー。そこにいる誰がイスラエル人で誰がパレスチナ人で誰が外国人(アジア人除く)が見分けがつかない。

こっちだよ!紹介する、ノーラ。

はじめまして!よろしくねー。

ノーラの映画はイギリスアクセントのように思えた。でもパレスチナ人だったけ

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男女別の結婚式、その男心とは

男女別の結婚式、その男心とは

結婚式は男女別にある。今回お呼ばれした結婚式は女性の来賓そして女性の家族、総勢100名以上の女性陣の中に新郎が一人だけ男性がいた。

女性に囲まれ踊る、とにかく踊る、ひたすら踊る。それがパレスチナの結婚式だった。

エルサレムの男性の友人言った。付け加えるとその時、彼の家族も目の前にいた。

この前、ナブルスで結婚式に出たんだけど、100人超える女性の中で男性が一人で踊るってなんか大変じゃない?気

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結婚式、それは美容室から始まる

結婚式、それは美容室から始まる

友人アミーンの結婚式のに出席するためナブルスに行ってきた。ナブルスに行くにはエルサレムからラマッラー、そこでバスを乗り換えてナブルスに向かう。毎度毎度、渋滞の原因となるチェックポイントと迂回しないといけない分離壁で随分時間がかかる。

日本でも結婚式、女性陣はいつもより化粧を濃い目にして、いつもよりすこし派手なドレス、といっても高級なワンピースが定番だと思う。

しかし、ここパレスチナは違った!全

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パレスチナ アンダーグラウンド

パレスチナ アンダーグラウンド

ねぇ、聞いた?あの高級スーパーの話

何のこと?

2.3日閉まってたでしょ?あれ、ハシシ売ってたってよ!

まじ?

そうよ!ウケるでしょ。ハシシって。Facebook見てよ。

いつも イイね!10件くらいなのにもう500いってる!シェアもすごい!ウケる、コメント!
今まで高級すぎて行ってなかったけど、これからは行きます!とかあるよ。
パレスチナのベストスーパーマーケット!
とか。

わたし

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好きを言い続けたら向こうから近づいてきた!

好きを言い続けたら向こうから近づいてきた!

前世での縁なのか、何があるのかもはや現代科学では説明も辻褄も合わない、わたしのパレスチナ好き。深く深く深く大好き。もはや愛かもしれない。いや、愛しかない。

行けば行くほど知らないことが増えて、その分友達も知り合いも増えた。日本でもパレスチナの話ばっかりして、パレスチナのイベントをして、

あ!パレスチナの人!違うけどね、日本人だけどね。そう呼ばれるようにもなってきた。
どっから見つけてきたの?っ

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鏡面世界に入り込んだようなシュハダ通り

鏡面世界に入り込んだようなシュハダ通り

ヘブロンに行ってきたのは前にも書いた。

ヘブロンは好きな街だけど、行くのにエイヤー!がいる。好きだけど足が向かない、好きだから。

行くたびに占領が進み、もう見るからに入植地が増えたー!と悲しくなり、そして緊張感が増し、パレスチナの人々の生活は苦しくそれは金銭的な厳しさだけでなく心の苦しさも増して行くのが明らかに感じとられるからだった。それなのに、コーヒー飲んで行きなよー!とか、これ買います!と

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ご縁ってこのこと!新手のナンパじゃなかったのね。

ご縁ってこのこと!新手のナンパじゃなかったのね。

着物でエルサレムを歩き、悪目立ちをしていたわたし。

それでも

チャイナ?ジャパン??

と聞かれてしまうのは日本がファーイーストでこの地の人たちにとって遠すぎて特に印象がないからなのか?日本人が着物を普段着としなくなって久しいからなのか?

旧市街をダマスカスゲートからジャッファゲートに向かおうと石畳を歩いていると少年に声をかけられた。

はーい!ジャパニーズ?たぶん、キミに会ったことあるよ。

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