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1回目の美幌の夏を終えて

美幌に来て早4か月が経ち、任期(最長)3年間の1回目の夏が終わった。
今年の夏は特に暑くムシムシしていたみたいで、暑いのが大の苦手な僕はやっと来てくれた秋の涼しさで毎日ワキワキしている。

今回は7,8,9月の夏の間に思ったことを箇条書きにしておこう。

① 暑い!蒸し蒸し!ビールが旨い!

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とにかく今年の夏は暑かった!
美幌は盆地ということで熱がこもりやすい地形らしく、ずっと住んでいた札幌より2~3度暑く、夜も暑さが抜けないらしい。
そのぶん夜のビールがとにかく進んで旨かった…

暑くてやる気オフ⇒ビールがすすむ⇒アルコール&暑さで睡眠の質が下がる⇒暑くてやる気オフ
の悪いサイクルで過ごしてしまったのは反省。

でもムシムシした日に見える夕焼けの焼け方は半端じゃなかった。
美幌の空は広くて夕日が映えた。

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② 野菜がめっちゃ旨い

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自分が暑さで参ってる分、野菜たちはイキイキして瑞々しかった。
特にトマト。
熟れきって甘さが限界突破しているトマトは箱に重ねて入れたら割れて商品にならないからスーパーには並ばないんだろうか、農家さんに「好きなやつ採っていきな~」と言ってもらって収穫したトマトは衝撃の美味しさだった。
作物にもよるけど美幌の農家さんは8月~9月の収穫の時期が一番忙しいらしい。繁忙期の収穫は自分たちだけでなくて収穫バイトの人を雇うことも多いけれど、収穫バイトさんも高齢化がすすんでいるらしい。
土地の広さでいえばもっと収穫できるけれど、人手が足りなくなるリスクを考えてあえて収穫量を減らしている農家さんもあると聞いた。
今年は旅行に行きづらい大学生の子たちをそういう農家さんの状況にマッチできればいいんだけど。


③ 屈斜路湖がめっちゃ楽しい

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屈斜路湖はSUPやカヌーなどのウォータースポーツやキャンプを楽しめる素晴らしいフィールドだった。
利用⇔保護のバランスが北海道のほかの国立公園内の湖に比べて利用寄りというか、自由度が高いように感じた。

ウォータースポーツや、トラウトフィッシング、親コツ地獄では温泉卵が作れたり、無料の野外天然温泉があったり、遊ぶコンテンツとしては僕の知る限り一番楽しい湖だと思う。
水の透明度は支笏湖や摩周湖ほどのほうがきれいだけど、日が差した和琴半島の周りは十分すぎるほど綺麗だし。

④ 楽しいぞ!MTB!

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前々からずっと興味はあったのだけれど、今年の夏から始められたMTB(マウンテンバイク)
なんというか、自然との距離感が心地良いアウトドアアクティビティだと思うんだ。
適度にチャレンジングな要素もあり、自然の美しさを楽しむ余裕もある。
初級者から上級者まで受け入れられる趣味としての奥深さもある。

美幌の里山や外輪山~古梅のゆるやかな傾斜を使って遊ぶにはぴったりで、
美幌の林業の方々がきれいに整備してくれた森林はちょっと手を加えるだけで、素晴らしい遊び場になると思う。

今の美幌での目標は、この人たちみたいになること。

MTBを通して、人⇔自然の境目をもっとやわらかくできるんじゃないだろうか。
そしてコンテンツとして日本のMTBが抱える課題を、逆に人を呼ぶチャンスにできないだろうか。
妄想は止まらない…!

これから初めての秋、冬、春が来て、そして2回目の夏…
大事に有意義に季節を過ごしていきたい。

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