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刺激いっぱいの岐阜でした

すっかりお休みモードになっていますThreebread店主です。こんにちは。
今回は、先日行ってきた『パンシンポジウム2022』in岐阜のお話し。店主はまたまた刺激を沢山受けてきました。
ではスタート!

岐阜県に行ってきました

パンシンポジウムは、岐阜県岐阜市の『みんなの森 ぎふメディアコスモス』という施設で行われました。

前後泊をつけて臨む私。
ちょうど台風が来ていて、飛行機が飛ぶのかという不安もあったのですが、どうやら飛ぶみたい、と離陸。飛行機はぐらぐらと揺れましたが、なんとか小牧空港に着陸しました。

陸路も動いていたので、影響が強くなる前に岐阜へ移動。
実は名古屋に母方の実家があり、東海は慣れた土地でもあります。方言や風を懐かしく感じました。

岩手にいると台風ってそんなに身近ではないですが、強風の中歩くのは怖いなぁと思いました。

名古屋でのスペシャルなランチ

シンポジウムは4時間半

台風の影響で、全てオンラインになることも想定されていたのですが、一部主催である岐阜大学の方以外の発表者がオンライン、での開催になりました。
発表者はほぼオンラインでしたが、会場に聞きに行けてよかったです。

発表では、日本のパンの歴史、腸内細菌からの視点、酵母からの視点、またアレルギーからの視点など、多岐にわたる方向からパンを研究した成果が話されました。

たくさんの人たちが、パンをより美味しく食べるために研究しているのを感じて、とても嬉しくなると共に、これほどまでに研究対象になるパンの奥深さも感じました。

パンの添加物は昔から悪者にされがちですが、正しい知識と明確な目的の下に添加するのは間違っていないのかな、と思う場面も少なくありませんでした。

また、今まで理由が分からないままレシピに書かれた通りに作っていたものも、今回の話の中で裏付けが取れたものもあり、大変勉強になりました。

長時間に渡るシンポジウムでしたが、知っている領域の話だったからか、あまり疲れは感じませんでした。それどころか、知的好奇心がかなりくすぐられてとても楽しめました。
私には、こういった文字でのインプットも大切なようです。

岐阜名物、鮎菓子

ああこれだな

お土産の鮎菓子。これも今回の出張の目的でした。
これ、大好きなんですよね。

カステラ生地の中に求肥が包まれている和菓子です。味も美味しいのですが、形や焼印もかわいいですよね。

接客もお菓子の味も「これだよな」といった風を感じるのは、自分のルーツが東海にあるからだと思います。

私の美味しいと感じる味覚の元も、もしかしたらここにあって、そこから生み出されるパンたちがどこか盛岡のものと違うのも、そんな理由があるからなのかもしれません。

というわけで、刺激いっぱいの出張でした。
明日からは地元でのパン作り。知識を得ても実践できなければ意味がありません。
師匠の教えを守りつつ、自分のパンを表現できたらと思っています。焼きますよ!!

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