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実績がつくり出すもの

次のステップへ

 前回、ここ近年指針となるワードについて書いた。
「最善を尽くせる環境を創り出す」
これは自分の能力や経験、知識を活かせる環境ということもそうだし、なるべく必要のないものを省くといった意味での環境づくりというものも含まれる。

 半年ほど前に、銀行口座を創業から約1ヶ月半でなんとか開設することができた、という記事を書いた。
その時はとても嬉しかった。

ただ、自分の計画の中ではその後にネット銀行の口座を開設したり、法人のクレジットカードを作ったり・・・と様々な計画を練っていたにも関わらず、まったく進んでいない。
まさか、口座開設がこんなに大変なものだとも思っていなかったし、口座を会社の近くの支店で開設したいと思っていたがほとんど仕事で遠隔地(関西)にいたためなかなか作りに行く時間も無かった中、やっと開設できたためそれだけで嬉しくなり、色々と後回しにしてきたからだ。

 ここに来てようやく仕事の流れやスケジューリングをできるようになってきたため、少しだけ頭の中に余裕ができてきた。
その時に、「あ、やらなきゃ」と思い出したのが上記内容。
順番的にはこんな感じだ。

1.インターネットバンクの口座開設
2.法人のクレジットカード作成
3.タイムズカーシェアへの入会

この3つはもう少しボクの仕事を楽にしてくれたり、選択肢を増やしたりしてくれるはず。
仕事を楽にするのは大切。
環境づくりという意味ではとても重要だ。

ネット銀行の難しさ

 実店舗型の銀行にて口座開設をするのはとても大変だった。
けれども、ネット銀行の口座を開設するのはきっと既に法人口座があるため以前よりも簡単だろうと決めつけていた。

 まず最初に目をつけたのが楽天銀行
なぜ楽天にしたかと言うと、以前地銀の口座開設で、
個人様では当行を利用されていますか?
というやり取りがあったから。
利用していない、と伝えたらもうほぼ開設の可能性がゼロに等しいような顔と話をされたので、その絶望感から同じ過ちは繰り返さないとの思いで。
楽天銀行はあまり利用していないが個人の口座を開設していたため優位性があると考えた。
また、振込手数料が他の銀行よりも安い。
実際に楽天の口座開設の申請をしたのは少し前のことなので、詳しくは覚えていないのだけれども、履歴書全部事項証明書の画像や代表者個人の証明書、実績の分かる書類などを提出した気がします。

 その中でとても気になったのが、「固定電話の番号」
これが結構曲者。
携帯電話は持っているが、固定電話を持っていない会社は今となっては沢山あると思う。
ただ、楽天銀行はこれを求めてくる。
おそらく、実際に会社へ伺って経営をされているか、という確認ができないため実態を知るのに必要なのだろう。
これには回避策があり、IP電話で対応できるとのこと。
で、ボクもIP電話の番号を取得し(正確には以前取得していた)それを記入。
ただ、よく考えてみると、もうこの時点で怪しいですよね。
IP電話の番号を記入する=固定電話がありません
となりません??

 結果、審査通らず・・・

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メールで送られてきた時、結構ショックでした。
軽く考えていたので。
通常の銀行と同じで、一度断られると再度申請することはできない。
店舗型と違い、自分の想いや会社の理念、何をしているかなどを対面で会話を通して伝えることができないため、実はネット銀行の口座開設も別の視点でそれなりに難しい
入力したデータとアップロードした書類のみで判断される。
これは、もしかすると対面型よりもさらに信頼性や実績が必要なのかもしれない。

いま持ちうる全力を提出

 そして、最近再度申請をした。
それが、GMOあおぞらネット銀行。
ジャパンネット銀行も候補に挙がっていたが、とりあえず同行、他行への振込手数料や引出し手数料など自分が使う際のことを考えて2番手へ。
実はこの2行は、申請時に固定電話番号の入力が必要ない、とのこと。
これはチャンスがあるかもしれない。
そう思って勢い任せに申請してみた。
必要なのは以下のもの。

1.法人番号確認書類(ネットからダウンロード可能)
2.取引責任者の本人確認書類
3.事業内容等が確認できる書類
  A.会社概要がわかるもの
  B.事業活動状況が具体的に確認できるもの
4.代表者と取引責任者が異なる場合に必須となる書類
5.本店住所の補完書類(該当する場合のみ)

1〜2については問題無い。
4〜5はボクの場合必要無かった。
大切なのは3だ。
A.は会社案内、ホームページ、パンフレット、事業計画書、提案書など。
B.は契約書、発注書、納品書、請求書など。
もうね、半年ほどやってきたすべてをぶつけてやりましたよ
アップロードできる書類は10点までですが、これでもかというくらい全部送ってやりました

 結果・・・おめでとうございます。

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無事に開設できました。
まだ書類が届いてないので、本開設はこれからですが。

 先日、別の話で友人からこれから大切なのは「スキルや価値の整理と実績」としつこく言われたが、ここでも実績はモノを言う
大したことをやってきているわけではないけれど、やはりそれでも少しの期間だけでも「やった」という実績は強い

もちろん華々しい実績に越したことはないけれど、そんなものはなかなかない。
「地道にやった」という実績からまずはコツコツ積み上げることが次に繋がる。


GOING MY WAY.

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