就職活動を終えて

お久しぶりです。今週の輝けないワセジョでございます。

タイトルのにあるように就職活動を経験し、無事第一志望群に内定をもらうことができました。いや〜我ながら大学受験以来頑張ったと思いました。下のリンクはインタビュー記事をタコペッティ様に記事化していただいたものです。

早稲田文系院卒が中途採用枠で就活し、外資系メーカーからの内定を獲得した実体験談早稲田文系院卒が中途採用枠で就活し、外資系メーカーからの内定を獲得した実体験談

今回は就活を振り返ってあれこれ書こうかなと思います。結構嫌味に聞こえるかもしれませんが、お付き合いいただけたら幸いです。もし途中で嫌になったら全然読むのやめて構わないです。むしろ皆様に目に留めていただけてるだけでも感謝です。

今回の目次はこちら

1. 2020年7月〜2021年2月

まずはインターンを業界を絞らずに参加しまくりました。こちらは今回オンラインと化したものが多かったぶん、色々な業界に顔を出してみました。基本的に先着順もしくは、ESのみの選考だったので楽々通過してました。(今思えばここで就活を若干舐めてました)

インターンも色々なものに参加したとはいえ、この頃の私は個人事業主として家庭教師を始めたことで日々生徒集めに奔走しておりました。幸運にも1人生徒様がついて、その方が毎日受講してくださるとのことで前職よりお金稼げてるうひょ〜ってなってました。

また、勉強も一応していて、学部から数ヶ月間ドイツ語のブランクがまあまあある状態で、イタリア交換留学中からぼちぼち勉強していたドイツ語検定準1に合格しました。ありがてえ、履歴書が映える。

この頃の私はesは心配しておらず、というか、後々になってもesは割と通過していましたが、面接に若干不安は覚えながらもエージェントさんいるしユーテナントカナルヨナ？と思ってました。ここが地獄の入り口でした…

2.2021年2月〜3月

いよいよ就活も本格化。エントリーはぽちぽちしておりましたが、その頃の私は何故か2022年1月上旬提出の醜論がとても心配になり、醜論指導の家庭教師を探していたのと、個人事業主としての家庭教師活動がめちゃくちゃいい感じに進んでいたため、就活で何かをした感がありません。適当にopenesはエージェントさん添削で完成させていました。

この頃の私は企業研究は面接呼ばれたらでいいやと思ってました。esは一応エージェントさんに添削してもらって、企業理念に共感したとか薄っぺらいこと書いていました。多分、今思えばこれも誤った選択肢だったのでしょう…。

3.2021年3月〜4月上旬

いよいよエントリーが始まり、就活が本格化しました。このタイミングで、就活がようやく心配になり、超有名実績ありの就活塾に50マン払いました。今思えばこれもアホですが…

さて、選考はというとesは割と通過していて、3月から4月にかけては1次面接がとても多かったです。面接の案内が来てようやくわたしは重い腰を上げて、面接を受ける予定の会社の財務諸表分析をし、財務諸表を読み込みました。四季報はちなみにほとんど見ていませんw

こうして、エージェントさんや就活塾と面接の練習を重ねて行きました。本番では、ガクチカを学業と個人事業主の話にし、チームワーク用に嘘で塗り固めた入ってもない学部時代でのゼミでの話をし、志望動機に一貫性を持たせるなどに気を配っていました。

しかし、私の元に届くのはお祈りメールかサイレントでした。でも私は落ちることに昔から慣れてきたのでまだ元気でした。ここまでに早期選考を含めて50社程度に落ちてました。

4.2021年4月中旬〜GW直後まで

何度も何度もエージェントさんや就活塾で練習を重ねました、でもesは通過して1次面接で落ちる。そんなことの繰り返しでした。

また、某企業ではリクルーターさんはESを見るなり、私の留学や独立の経歴を思い切り侮辱するような言葉を、他の就活生や他の社員さんに聞こえるような声で言われるなどのリクハラに遭いました。さらに、落ちた会社からのエージェント経由のフィードバックでは決まってビジネスマナーや素養はあるが、新卒らしくなくて可愛くない、資格しかないコミュ障なんていう言葉が返ってきていました。そりゃわたしが悪いんですが、どうもこうも落ちる理由が私にもエージェントさんにも就活塾にもわからない…そんな日々が続きました。

そして、この時点で落ちた会社は70社を超え、エージェントさんも褒めるどころが私のダメさ加減を嘆いていました。エージェントさんに「何故あなたは成長できないの？」と聞かれて、私は「これでも頑張ってるつもりです」と答えると、エージェントさんは「それは努力ではないね」と言いました。でも、私も目標を達成できなかったらそれは努力ではないと思うところがあるので、エージェントさんの言葉に納得しました。

私は努力すらできない、社会で役に立たないどころが煙たがられていると思い、一時期は就活○○の4文字が頭をよぎりました。この時、GW前でしたが、既に100社に落ちてました。

GWもそんなこんなでひとつも内定がないため、全く楽しくなかったです。強いていうなら、醜論研究は皮肉にもよく進んでいたため、序論と第1章を書き終え、全体の1/3以上は描き終えていました。余談ですが、添削をお願いした方に面白い！と仰っていただけて、学会に誘われました。

一方、就活ではTwitterの社会人FFに相談したら、さらに生きる価値がない気がしてしまいました。FFさんは悪くないのですが、私のメンタルが悪化の方向に向かっていたのです…

GW後には鬼のように不採用通知が届き、先週の時点で135社に祈られることとなってしまいました。就活塾でもエージェントさんでもどう直せば良いか相談して、それを実践しても全部1次で落ちました。なので、もうこの時点で私にとって面接は「ただキャンセルするのも悪いから、とりあえず落ちるとは思っているが消化するものであり、就活塾の返金を申し込むためのもの」という事務的な作業に変わっていたのです。

そんな時に私はエージェントさんにもう就活はやめたい、非正規で構わないから正社員はもういいですって伝えました。すると思いがけない言葉が返ってきました。「わかった、やめるのは止めないけど、その前に転職エージェントでそのスキル試してみない？」と言われました。こうして渋々転職エージェントに移籍することになりました。

5.転職エージェント移籍後(5月上旬〜現在)

何故か転職エージェントにやってきた私。ここでついたアドバイザーさんにこう言われました「今までスキル売ろうとしてたのになんでポテンシャル狙ってたの？」と。私は「私には司法試験レベルのスキルがないし、たった数ヶ月の会計事務所バイト経験と個人事業主家庭教師の経験しかないですので、ポテンシャル採用の日系が向いてると思っていました」と答えました。

すると、アドバイザーさんは「え、スキル採用のが全然イケるじゃないですか！しかも、学部第二新卒扱いも新卒歓迎の非公開求人も私が軽く探しただけでこんなにありますよ〜。まあ騙されたと思って、非公開求人なんですが、英国系の会社2社、シンガポール系の会社1社、アメリカ系の会社1社、この4つがお似合いだと思うので、受けてみてくださいよ！」

こうしてすべてのフローが作業と化した私はいつも通りボケーっとesを書いて、1次面接の案内が来たら、ボケーっと財務諸表を読み込んで企業研究して、そして面接ではいつも通り淡々と話しました。その時、私はあることに気づいたのです。あれ？学業や会計事務所バイト以外のチームワークの話とか聞かれてないな、志望動機も深く突っ込まれなかったな…と。また、スキルを問うてくる質問が多く、不謹慎ながらもこんなに面接が楽だったっけ？と思ってしまいました。こうして2次面接に進み、はじめての2次面接でブラックジョークをかましてしまいましたが、エージェントさんを通じたフィードバックでは色々な部分、特に会計やマーケティングに優れているとご評価いただけました。そして、最終に進み…気づいた時には内定が出てました。なんと、財務職と経理職で。転職エージェントに移籍からわずか2週間ちょいでの出来事でした。内定をいただいたのも驚きですが、なんとこれまで130社ほど1次面接に落ちていた私がですよ？エージェントさんに紹介していただいたアメリカ系の会社も、イギリス系の会社も、シンガポール系の会社も全部最終面接まで進めているのです…！

これは驚きでした。移籍を勧めてくださったエージェントさん、そして転職エージェントのアドバイザーさんに感謝しかないです(宣伝ではありませんが)

6.最後に

今回の就活を通して私は絶望的なまでに日本のポテンシャル採用に向かないと感じました。

これは悲しい事実ですが、同時に、転職エージェントさんに「新卒なのに転職という新卒関係ないスキル職の選考にどんどん進めるので、転職就活はワセジョさんにはかなり向いています。今後、go to MBAしてブランクを作ってしまって…という心配もあるかもしれませんが、あなたにはポテンシャルという武器がなくてもなんとかやってける力があるので、安心して留学してくださいね」

と言っていただけたのはありがたいです。

これからは多分外資系に行くことになりますが、年功序列で給料上がる方式ではないので、気を引き締めて頑張って行きたいと思います。また、go to mbaはじめ日々勉強をして行きたいと思います。あとは、海外の本社に赴任できるように、毎日国際会計(IFRS)の勉強をしてパフォーマンスを最大限出す為に全力を尽くしたいです。

最後に、就職活動に苦しむ皆様へ。もし皆様が勉強やら資格を頑張った学部生や大学院生、あるいは文理問わず大学院生の方は転職エージェントさんを使うと私のように上手く行くかもしれませんので、新卒だけに囚われず頑張っていただきたいと思います。

また、就活はメンタルがやられますので、その時は無理はしないで1週間ぐらい好きなことしまくるとか、友達に愚痴聞いてもらうなどして離れる期間を作りつつ頑張ってください。

相談相手がいなければこのコメントや私のtwitterのdm(@oscuro_45)にdmを送っていただければ愚痴なら聞きますので。ただし、今日現在までに145社落ちてるので、参考になるようなことは言えませんかもしれないですが…

ここから先はgo to MBA支援するよ〜！っていう心優しい方は読んでいってやってください。(払うと一言書いてあるのが閲覧できます)