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ポップアップストアでARを活用した購買体験をデザイン。個人活動のあれこれ。

先日、アパレルブランドのポップアップストアでARを活用した購買体験をデザインさせていただきました。来場者が置いてある商品を手に取り触りたくなる様に、商品の表面にブランドの世界観を収めた動画を流す体験を作りました。

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当日、100名ほどのファンの方々が来場し、動画が流れる現象に興味津々な様子でした。

今までモバイルアプリを個人で開発したり会社で受託開発をしてきたのでアプリの利用者数は見れても、誰が使っているのかわかりませんでした。しかし、イベント会場では、開発したアプリに触れる来場者の反応を直接知ることができたりお話をすることができたりとアプリ開発者として新しい世界を知ることができました。テクノロジーとクリエイティブを掛け合わせて、クリエーターを支援し、人がワクワクする状況を生み出し続けたい気持ちが強くなった気がしました。アパレルブランドのプロジェクトに携わることができて嬉しかったです。貴重な経験でした。

試行錯誤からの学び

実は、ファッションとARを組み合わせたのは今回が初めてではありません。2018年の1月頃からiOSのARKitに興味を持ち、様々なプロトタイプを個人的に作り続けてきました。当時、ちょうどARKit1.5がリリースされ、垂直な平面を認識する機能を実装することができるようになったタイミングだったので、友人とARを使ってファッションブランドを持っているクリエーターが空間上でTシャツをデザインすることができるクリエーター向けのツールを作ろうと企画し開発したことがあります。

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画面上でTシャツのデザインを行うことができる素晴らしいウェブアプリケーションが多くある中で、Tシャツを試着しながらデザインができるアプリは見たことがありませんでした。当時、ARでアプリを開発するスキルがほぼ無かったので品質の高い物を作ることは到底不可能だと考えてはいましたが、新しい技術を使って新しい体験を生み出したかったので、「使えるね」レベルまでアイディアを落とし込もうと思い開発を始めました。

ARKitの知識が浅かったので、開発方法にツッコミポイントが満載だと思いますが、人間にカメラを向けて平面検出を行い、平面が検出された場所にpngで用意した無地のTシャツを配置する実装をしました。ARKit3.0で登場したBody Trackingを組み込めばもしかしたら上手く行ってたのかもしれませんが、平面検出される場所が下半身だったりと狙った場所にTシャツを配置できない課題に悩まされていました。笑 また、Tシャツが自動的に人の体に合わせて動いてフィットするのではなく、人がTシャツの位置に移動する必要がありました。上半身のみにTシャツを合わせる機能実装の実現が私の技量では不可能でしたが「使えるね」レベルを目指したuser experienceだったのでそこまで気には....なりませんでした。

体の前に良い具合にTシャツが重なったら、ユーザーがデザインしたロゴ画像や撮った写真をカメラロールから取り出せるようにしました。pngイメージを追加、回転、サイズ変更、傾きの調整ができる機能を実装しました。

しかし、この試作品を周りの友人に試してもらった結果、微妙なリアクションでした。コンセプトに対する評価は高かったのですが、利用してみるとデザインしづらいと指摘されました。スキルが足りないながらも当時の自分は頑張ったので、「使えるね」レベルは実現できました。新しい体験で興味を持たせることは可能ですが、継続的に使ってもらえるようなARアプリの設計・開発は難しいなぁと痛感しました。

シチュエーションによっては、画期的なアプリになりそうな予感はしました。ただ、理想的なデザインをソフトウェアに落とし込む難易度が高く一人では無理で。AR技術を専門的に学ぶつもりではなかったので、最終的にこのアプリは御蔵入りへGOしました。でもいつかこのアプリを実現させたいな〜。

Spark AR Studioを知る

それから月日が経過し、去年の7-8月くらいから、facebook社が開発したSparkAR Studioに興味を持ちARフィルターの開発を始めました。

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このツールを使うと、Instagramのstoryで使えるARフィルターの作成・提供が可能になります。プログラミングがわからなくても、誰でもARフィルターが作れます。最近では、ARフィルターが身近な存在になり多くの方がフィルターで遊んでいるような印象を受けます。

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このツールでフィルターを作ることができるようになれば、ブランドのアカウントの新規ユーザー獲得など、クリエーターの支援に活かすことができるのではないかと考えました。将来的に仕事としてクリエーターの支援活動を行いたいと考えているので、クリエーターを支援するための一つのツールとして学習を始めました。

ドキュメントを読み漁ったりYoutubeでクリエーターのチュートリアルをみたりと、半年間かけて、ARフィルターを10個作りました。*現在、4つのみ公開中です。

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勉強目的で作ったものが想像以上に世界中の多くの方々にリーチしていてうれしかったです(2020/04/04)。数字で利用者数の広がりを確認する時はいつも「物づくりって楽しいなあ」と感じます。ARフィルター制作の知見が溜まってきたところだったので、アパレルブランドのARフィルターの制作をさせていただく機会をいただきました。

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今後もクリエーターを支援できるツールを作り続けたいなと考えています。まだまだ技術が足りないけれど、日々学んで足りない部分を補っていこうと思っています。(私がなぜクリエーターの支援ツールを作りたいかなど詳しくは今後の記事に譲ろうと思います。)

初noteでしたが、これからも定期的に記事を投稿していきたいと思います。また、もし何かお困りのことがありましたら是非お気軽にご相談ください。

皆様の「サポート」と「スキ」が私のnote活動の励みになります。
引き続きよろしくお願いいたします。




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