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cardigan - folklore 【考察】 Taylorから学ぶ英語

Pochaswifty13 ことMarilynです☺️
今回はTrack 2 『cardigan』の考察していきます!

▼ 考察の前に歌詞の一読オススメします!! ▼

the 1 とはまた違った雰囲気の失恋の曲ですね。。
テイラーは気持ちを表現の仕方が本当に繊細で綺麗だなぁと感じます。
folkloreがリリースされた日のポストで語っていた、

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A cardigan that still the scent of loss twenty years later.

の一文、失ってしまった事を思い出させる匂いが残っているカーディガン。『cardigan』の歌詞からも、カーディガンによってあの頃の彼との思い出が蘇る様な、、聴いていてもなんだかノスタルジックな感覚になります。
歌詞中でもVintageという単語も出てきますし、Levi’sの単語が使われているのも、Levi’sのヴィンテージもののジーンズにかなりのファンがいるほど。
そして後半に出てくるPeter losing Wendy. も大人になってウェンディからするとピーターパンと子供の頃に過ごした時間は今となっては古い思い出、ノスタルジックな出来事として感じるのかなと思いました。
みなさんも、中には持ってるものを見ると、当時の思い出を思い出したりする時ありますよね。私は自作したrepのシャツを見ると当時の事を思い出してしまいます。2年前です、早い。。

Sequined smile, black lipstick
Sensual politics


スパンコールのようなキラキラした笑顔に黒の口紅をして、みんなから好かれようとする。
ここに出てくるSensual politicsなのですが、イディオムでも一つの単語としても存在しなく、テイラーが造り出した言葉なのであまり確証はありません。
ただPoliticsの意味として❶政治的なPolitics ❷社会で生きて行く上でのPoliticsが大きく分けられます。社会で生きていく上でのPoliticsってなんぞやってイメージがつきにくいと思うのですが、例えば大企業のCEOが出勤時に無人島で暮らしてたかの様なボサボサの髪に髭など生やして仕事していたらどうですか?
一般的にそれは、Unprofessionalすなわち全然プロフェッショナルじゃないと捉えられてしまいます。普段ならスーツや制服を着たりすると思うんです。それと同じ様に、時としては型にハマったことをしなくてはいないという事で、
『キラキラとした笑顔をして、黒の口紅を塗って大衆から良くみられようとする』と言った意味でSensual politicsを訳しました。
Miss Americanaでも「ナイスガールはただ笑って、歌を歌っていればいい」や「みんなが消えてほしいと思ったから消えた」などのシーンありましたよね。テイラー自身もみんなから、こうしてああしてと言った押し付けで口を塞いでいたんだと思うと❷の社会で生きる上でのPoliticsも意味としては通じるところがあるのではないかなと感じました。
ただ、本当にここの一文は具体的にどう言った意味を表してるのかがハッキリしていない為、テイラー本人しかわかりません。でも聴く私たちの想像によって色々な解釈ができるのって凄く楽しいですね!

Baby, kiss it better, I

Kiss it better. というフレーズ、良く欧米では親が怪我してしまった子供に対して I’m gonna kiss it better! とやることがあります。ほとんどの場合 Kiss it and make you feel betterとしてkiss it betterとショートフレーズになっています。
日本で言う「痛いの痛いの飛んでいけ」と意味は近いかなと思います。
又、歌詞中にも怪我を負っている事を示すscarsやbloodstain, bleedingも出てきますので、Kiss it betterのフレーズは歌詞全体にも意味があるなと感じました。
後は、カップル同士でも怪我はしてないけど怪我してしまったよ〜と言う戯れあいで相手がKiss it better!と言ってチュッとするシチュエーションもあります。
パートナーがいる、愛しのペットがいる方ぜひKiss it better使ってみてください^^
ただ、前文にHand under my sweatshirtからKiss it betterとなってるので捉え方によっては、大人の関係、、、を意味するのもありそうです!!🙈💕

But I knew you
Playing hide-and-seek and
Giving me your weekends, I

でも私は知っている
あなたは隠れんぼみたいに平日は会えなくて
終末だけ私と会ってくれるの
前文にもChase two girls, lose the one - 2人の女性を追う者は、結局1人の女性を失ってしまう
と言う文で他にも女の人がいることがわかります。Playing hide-and-seekは浮気している為他の女性と会う時間、私と隠れんぼみたいにすれ違ってしまう。そして週末を私にくれると言うことは平日にその女性と会って、週末だけ私と会うというシーンだと考えられます。

I knew you
Your heartbeat on the High Line
Once in twenty lifetimes, I

私は知っている
ハイライン公園で女性と一緒にいて
飛び跳ねるあなた心臓の音
20回目の人生で1度きり
ニューヨークにあるハイライン公園でheartbeat(心臓がドキドキ)する事ってなんだろうと考えた時、他に女性いて、平日に会ってるとしたら、公園で会って、楽しくてドキドキしてるんだとシーンが思い浮かびました。
Twenty lifetimesというところですが、まずlifetimeが人間が1回で過ごす人生のことです。人によっては寿命がそれぞれで、10年かもしれないし100年生きるかもしれない。主人公の人はそれを20回という人生を経験してるうちの1回あったということです。the 1 に続き、またtwenty出ました!!!
ますますtwentyという数字はどうゆう意味を表してるのか気になりまくりです。

You drew stars around my scars
But now I’m bleedin’

私の傷口に星を描いてくれた
私の過去のことは気にしないと言ってくれてる様に
でも今は傷口から血が出てる
ここは少し意訳しました。scars(傷)は過去の傷として、そこに希望の象徴である星を描いてくれたことは、過去の傷を受け止めて支えになってくれていた彼がいたのかなと思いました。しかし、今彼と別れてしまったということで、またそこの傷口から血が出ていると言うこと。

But I knew you’d linger like a tattoo kiss
I knew you’d haunt all of my what-ifs
The smell of smoke would hang around this long

でもタトゥーの様にあなたは私から離れない
私が想像するもしもの出来事に、あなたがいつもいる
嫌なのにこんなにも長く彼がいる事を感じる
ここで使われているtattooは、タトゥーで一度入れたら手術などしない限りなかなか消えないですよね、そのなかなか消えないタトゥーの様に彼も私の前から離れないと言う表し方をしていて、kissとwhat-ifsのsで韻を踏んでいることもわかります。そしてhauntの意味ですが、乗っ取るなどの意味があるのですが、英語ではhauntと聞いたらbad connotation(悪いイメージ)をするのがほどんどです。逆にsmileだとポジティブなイメージ湧きますよね。私がもしもの事を想像する全てをあなたが乗っ取るとなると、主人公にとっても彼の存在があるのはマイナスのイメージがると言う事をhauntの単語からも感じ取れました。占める、乗っ取るとしてtakeを使っても大丈夫な文でもあえてhauntを選んだ理由がなんだかわかる気がします。同じ様にsmell of smokeも煙の匂いって好きな人ってあまりいないと思います。やっぱりマイナスなイメージがあるので、長く嫌な煙の匂い(彼)が漂っていることも想像できるなと思います。

いかがでしたでしょうか?
私も毎回意味を調べたりすると初めて聴いた感じが、また少し違う視点から感じることが多いです☺️
最後に、テイラー歌詞描くのうますぎー!😱✨