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タバコの良いところを考える

久しぶりに禁煙を始めた。紙巻タバコから電子タバコに変えたことと、家で一人で仕事をすることが増えたことが相まって、このところ明らかにタバコの本数が増えていた。程々であればまだしも、こうなってくるとやはり良くない。慢性的に喉の調子は悪いし、息切れもしやすくなる。

タバコの悪いところは挙げようと思えばいくらでも挙げられるが、なぜそれらを承知の上でタバコを吸うのだろうか。個人的に感じているタバコの良いところを改めて振り返り、今後タバコとどう付き合っていくかを考えてみた。

1. 頭が休まる

タバコを吸うと血の巡りが悪くなり頭が働かなくなる。頭が働かないのは基本的にはあまり良いことではないが、考え事で煮詰まった時やストレスを感じた時など、タバコを吸うと一旦頭を冷やすことができていたように思う。脳を麻痺させてリラックスするという意味では酒でも代替できるのかもしれないが、手軽さではタバコに軍配が上がる。

2. 雰囲気を楽しめる

漫画や映画のワンシーンであったりあるいは憧れの人の影響等、何となく雰囲気に惹かれてタバコを始めたという人も少なくないのではないかと思う。(今どきタバコは非モテ要素でしかないと言われるが)例えば夜の海辺等、雰囲気の良いところで吸うタバコには中々他にはないおもむきがあると思う。

3. たまに美味しい

タバコの味を言葉で説明するのは難しいが、同じ銘柄のタバコでも時々妙に美味い1本に出くわすことがある(逆に妙に不味い1本もある)。品質の問題なのか体調の問題なのか、あるいは環境の問題なのかはわからないが、美味い1本は食べ物や飲み物の美味しさとは別の何とも言えない美味しさがある。

タバコとどう付き合っていくか

結局ただの依存症でしょと言われればそのとおりかもしれないが、やはりタバコには独特の魅力があると思う。「酒は飲んでも飲まれるな」と言うが、タバコも程々であれば別にいいのではなかろうか。タバコの悪い面にフォーカスしてきっぱりタバコと決別するというのも考え方の1つだと思うが、タバコの魅力は認めた上で、(好きな物を後に残しておくような感覚で)いつかまたタバコを吸うタイミングが来るのを待つくらいの心持ちが自分にはちょうどいいような気がする。

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