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後付けで2021年を充実させようと思う

2021年が終わろうとしている。年々1年間という月日が過ぎるのが早くなっていっている気がするが、これは歳をとるにつれて「全く新しい経験」というものが少なくなっていき、振り返ったときにその1年の出来事として思い浮かぶことが減っていくからではないかと思う。「経験を積んで物事を無難に処理できるようになった」と捉えれば悪いことではないのかもしれないが、そうこうしているうちに気がついたら老いていた、というのは少し恐ろしくも感じる。できるならば常に新しいことに挑戦し、試行錯誤して脳みそのシワを増やしていくというのが理想的だが、根が怠惰なので結局同じ様な日々を過ごしがちというのが実際のところだ。しかし、いくら怠惰でも日々の暮らしの中で何かしら考えて何かしら行動はしているはずなので、そんな「ちょっとした何か」を掘り下げていけば、案外1年色々やってたな、という感じになるかもしれない。そこで、1年の終わりに今年掘り下げた「ちょっとした何か」を振り返ってみたい。

ダイニングチェアで在宅勤務を続けた結果腰を故障、仕事用の椅子を探し始める。様々な椅子を試した結果、ハーマンミラーのアーロンチェアを購入。正しい姿勢をサポートしてくれる座り心地で腰の調子も改善したが、1日中座り続けているとやはり疲れてくる。そもそも人間の身体は何時間もじっと座っていられるようにはできていないようであり、いかに良いとされる椅子であっても本質的にはどうしようもないということを痛感した。

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新卒以来勤めた会社を退職し転職。当時はそれなりに思うこともあったが、過ぎてみれば退職〜転職のプロセスはあっけないものだったように思う。1つ後悔があるとすれば、残っていた有給はあれこれ気にせず全て消化すれば良かった。立つ鳥云々とは言うが辞めた人間のことはそのうち忘れられるし、転職先も新入りの入社日が多少前後したところで大した違いはないように思う。仕事から完全に切り離された時間は貴重だ。

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マグロを食べに青森に出かけたところ、青森には原子力関連の施設が多いことが気になる。青森といえばりんごとねぶたのイメージだったが、調べてみると同県で最も売上高が多い企業は原子力関連の企業であり、青森の地域経済には原子力関連産業が少なからず関わっているようだ。町おこし = 観光や地場産業の振興というイメージがあるが、人口が減少していく中で地方自治体が生き残っていくためには、青森のような道も選択肢の1つなのかもしれない。

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割と真面目にダイエットに取り組む。これまでは、摂取カロリーを減らし過ぎる → 代謝が落ちる → 停滞する、という状態になりがちだったため、 今回はカロリー制限は必要最低限に抑えつつ、脂質と炭水化物の量を調整することである程度計画したとおりにダイエットを進めることができた。しかし、脂肪を落とした結果、(見栄え的な意味で)そもそも筋肉が足りないことが明らかになったため今後改善していきたい。

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特別代わり映えはしない1年ではあったが、振り返ってみるとそれなりに新しい発見もあったような気もする。また、文章を書いて誰かに見てもらうというのも個人的には新しい取り組みであり、ネタを探して文章にまとめてという作業は中々大変ではあったが、(一応)1年続けたというのは結果はともあれ意義はあったのかなとも思う。

本年もお世話になりどうもありがとうございました。

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