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在宅勤務で「集中力」を上げる方法(その8)/食事と集中のはなし

在宅勤務をしている方々に向けて、仕事の生産性や集中力を高める「Deep Think Method」を伝える短期集中型企画。
本日8回目は「食事と集中」についてお話しします。

過去の記事はこちらから↓
01「室内照明と集中」
02「視覚と集中」
03「聴覚と集中」
04「触覚と集中」
05「デジタルと集中」
06「時間サイクルと集中」
07「疲れ目と集中」

低GI値食品で集中力を維持させる

脳は糖分(ブドウ糖)をエネルギーとして活動しています。そのため、血糖値の増減には非常に敏感です。血糖値の乱高下は集中力の低下や眠気、イライラを引き起こすため、集中力の維持には「血糖値の維持」がポイントとなります。

血糖値のコントロールでおすすめなのが「低GI値食品」です。GI値とはその食品が体内で糖に変化するスピードを表す指標で、低GI値食品は体内にゆっくりと吸収されるために血糖値の変化が安定していて、集中力が維持しやすくなります。

昼ごはんを食べると眠たくなる、集中が続かないという方は、そばやパスタ、大豆食品、きのこ類などの低GI値食品に切り替えてみてください。また、低GI値食品は、血糖値の低下や脂肪の合成をつかさどるインスリンが出にくいため、ダイエットにも有効です。

加えて食事の順番でも、血糖値の変化に大きな差が出てきます。食物繊維が多いもの(サラダなど)を最初に食べると、血糖値の上昇幅はかなり抑えられます。

仕事のお供はコーヒーや緑茶がいい

ところで、仕事中にコーヒーを飲む人は多いのではないでしょうか。コーヒーに含まれるカフェインは交感神経を刺激し、意識が活性化し集中状態を生み出します。また緑茶、特に玉露にはコーヒーの約2.5倍のカフェインが含まれ、さらに緑茶に含まれるテアニンという成分は、副交感神経に作用しストレス緩和やリラックスを促進します。適度なリラックスは、質の良い集中にもつながります。

気分によってコーヒーや緑茶を飲み分けて、質の良い集中時間を手に入れてください。

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一人で深く考えるためのソロワーキングスペース。
独自の開発によって生まれた空間で、最高の集中をご体験ください。
自社オフィスだと集中できない、一人の時間を満喫したいという方にオススメです。

↓Think Labについては、以下リンクをご参照ください。

Photo:shutterstock/beeboys