
『自宅リノベで「究極に労働生産性を上げる」?! 』Think Lab × リノベる。自宅で全集中メソッド 連載第二弾
今回の記事は、2021年2月4日に開催した「Think Lab」井上一鷹がゲストとして登壇した中古不動産探し+リノベーションのワンストップサービス「リノベる。」とのインスタライブのダイジェストレポート(全三回連載)の第二弾をお届けします。
▼第一弾はこちら
3)自宅リノベは「究極に労働生産性を上げる」
井上:僕は時間の使い方が場所を決めると思っていて、「働く(ワーク)」・「自分1人のオフ(セルフ)」・「家族や友人など人との関係(リレーションシップ)」という3つの時間の使い方から先に考えました。僕は「ワーク」の比率が非常に高いのに、これまでの賃貸は「セルフ」「リレーションシップ」のために作られていて、自分の役割をやり切るために最適化されていなかったんですよね。試験前の大学生みたいに、夜中にデニーズに行って仕事をするような生活だったんです(笑)
大塚:リノベーションで「ワーク」の比重が高い家を実現したということですね。
左:リノベる。大塚さん、右:Think Lab 井上さん
井上:実際にできたのがこちらです。左の写真が1人で集中する場所、右がみんなでコミュニケーションを取りながらコワークする場所ですね。
井上:僕は「寝室6畳いらない説」を勝手に唱えているので、この集中場所を作るにあたり、寝室の空間を半分に切り、壁は天井まで閉じずに空間の広さを感覚的に残しながら書斎とベッドルームを共存させました。あとは光の作り方にもこだわりました。朝日の感覚を覚えて起きた方が寝起きがいいので、毎朝6時ぐらいに無理やり1回起きて、そのあと二度寝するっていう変な生活をしています(笑)
井上:テーマは「究極に労働生産性を上げる」と設定しました。ちょっと硬いですけど。せっかく東京都に住むならアクセスがいい場所で、でも値段的に50平米ぐらいに抑えて、先ほどの3つの時間を全部共存させるためにどうしたらいいかを考えました。これが図面です。
井上:集中のオンからオフにかけて「1人で集中する<複数人で雑談する<1人で過ごすオフ<絶対的なオフ(=睡眠)」と段階を作ると、まず視覚としてはオンにいくほど寒色系、オフにいくほど暖色系の方がいいので、寒色系エリアと暖色系エリアを分けています。あと、オン寄りのものは、太陽に向かった方が交感神経が優位になるので東・南向きにしました。逆に夕日の方向を向くとオフに近くなるので、これも分けていますね。それから、「30センチ上がるor下がる」ことで気持ちの切り替えの仕掛けを作っています。寝室は床を30センチ上げて、テレビを観るソファのあるリビングスペースは30センチ下げて、「上がるか下がるかしたらもう仕事のことは考えない」というように設計しました。
大塚:僕もお引き渡し後にお邪魔したことがありますが、眺望もきれいでいい場所ですよね。井上さんはどのゾーンにいることが一番多いですか?
井上:やっぱり書斎が多いですね。がっつりワーカホリックなので(笑)テレカン(リモート会議)の時は相手によって場所を変えています。リラックスに寄せていい時はソファ席に行ったり、本当に気の許せるチームメンバーとの時はベランダでやったり。肌で感じるような刺激は仕事から遠いので、僕は気持ちの切り替えは風呂に入るか風を浴びるしかないと思っています(笑)
4)「リノベる。」の提案するワークスペースをチェック
大塚:ここで、弊社の提案するワークスペースをこのショールームや実際の事例を、井上さんに見ていただきましょう!以前はワークスペースを希望するお客様は全体の4割ぐらいでしたが、コロナ禍で7割にまで増えている現状がありまして。しかも、オープンスペースではなく、囲われたスペースの需要が大きくなってきました。まず、こちらがオープンタイプのワークスペースです。いわゆるデッドスペースに棚をつけるもので、以前はこちらを好む方が多かったです。
リノベる。東京 表参道本社ショールーム
大塚:でもコロナ禍になり、夫婦共にリモートワークでお互いの声が聞こえたり、子どもの声が入ったりするのを避けるため、次の写真のようなクローズドな空間を求める声が増えてきました。ただやっぱり壁を作ると閉塞感があるので室内窓をつけて風や光が入る工夫をしています。
リノベる。東京 表参道本社ショールーム
大塚:そして今問い合わせがとても多いのがこちら。この写真は実際の「リノベる。」のリノベーション事例です。内側にロールカーテンがついていて、カーテンが開いている時は「話しかけてOK」、閉めている時はテレカンや集中モード、という区切り方です。
リノベる。施工事例より
大塚:これらをご覧いただき、井上さんがやってみたいなと思うものはありますか?
井上:3つ目に近い気がします。テレカンがこれだけ増えたら「家族に自分の音が聞こえているんじゃないか」とか気になって疲れちゃうんですよね。なので空間は切っても視界を区切りすぎず、そしてできれば窓側、難しければこういう風に屋内でもいいから視線が抜けた方がいいでしょうね。見せていただいた中で唯一お勧めしないのは木の椅子ですね。インテリアとしては良いのですが、やはり8時間座るものではないですね。
大塚:確かに…。井上さんが以前「この世のオフィスチェアの全部っていうぐらい座った」と話されていたのを思い出しました。
井上:椅子はめちゃくちゃ大事ですね。
気になる続きは、1週間後に配信予定です!お楽しみに!
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