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「誰もがイキイキと働ける組織づくりのサポートがしたい。」フィールドセールス・後藤雄峰

ライターの川口ゆりです。今回はThinkingsグループのイグナイトアイ、フィールドセールス担当・後藤雄峰さんにお話を伺いました!

前職からの経験を通して何を実現したいと感じ、なぜイグナイトアイを選んだのか。そしてこれからどうなっていきたいか、今考えていることを聞いてみました。

プロフィール:後藤 雄峰(ごとう ゆうほう)フィールドセールス
岐阜県出身。筑波大学社会学部出身。大学時代はアメフトに熱中し、卒業までの1年間はマレーシアへ交換留学に行き語学力を磨く。新卒では株式会社JTBで法人営業を担当し、海外支店を経験する過程で、イキイキとパフォーマンスを発揮できる組織づくりに興味を持つ。2019年10月にイグナイトアイに入社し、フィールドセールスを担当。

オランダで日本との働き方の違いを知り、HR領域へ興味を持つ

ーー後藤さん、よろしくお願いいたします!初めに、今の仕事内容を教えてください。

後藤:現在、僕はお客様へ主に採用管理システムSONAR ATSをご提案するフィールドセールスを担当しており、この数カ月はお客様との商談機会をより一層増やすためにインサイドセールス業務も行っています。マーケティング担当がイベントや広告などでお客様との接点を作ってくれた後に、インサイドセールスとしてお客様との商談に繋げる部分から、実際に受注して頂くまでの提案活動まで一連のセールス業務を担っています。

入社2ヶ月目からオンライン商談を始め、基本的には新規のお客様を担当していますが、既存のお客様も徐々に他の担当者から引き継いでいます。先日、ようやくSONAR ATSを初受注することが出来て、これから益々頑張っていこうと思っているところです。

↓オンライン商談中の様子

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ーー後藤さんは前職も営業職だったのですか?

後藤:はい。新卒では大手旅行会社に入社し、法人営業を担当していました。大学では社会学部だったので、自分の立場で最も社会のためになれる仕事を考えた時、留学経験を活かしながら様々なステークホルダーと関われる旅行業が良いのではと考えました。1年間国内での法人営業を経験したあとは、2年間オランダのアムステルダムでの海外勤務を経験し、イベント営業と企画を担当しました。

ーーグローバルですね!今とは全然違った環境ですね。大企業で海外勤務経験とは、憧れる方も多いと思うのですが、そこからなぜHRTechのITベンチャーへの転職に至ったのでしょうか。

後藤:そうですね。オランダ勤務が終わって、日本に帰ってきてからは、自分の興味関心が以前と変わった感覚を覚えたんです。具体的には、オランダの職場では、日本よりも多様性のある社員がそれぞれ自分のパフォーマンスを発揮して生き生きと働いていたんです。そこで、こんな組織を日本でも作りたいと感じ、組織やHR領域に関わってみたいと強く思ったんです。

ーーそうだったのですね。イグナイトアイへはどのような経緯で興味を持つことになったのでしょう。

後藤:帰国後は以前の法人営業に戻ったのですが、環境の変化や、海外で感じた理想とのギャップに直面し、一時期少し仕事を休んだ時期があったんです。これから自分は何をしていこうかと改めて考えるようになり色々と調べていたところ、組織の課題に対してITサービスを使ってアプローチをしていく「HRTech」という領域があることを知り、すごく面白いなと感銘を受けました。その後転職活動を始めた際に、マーケット的にもSaaSビジネスであることも、今後の可能性が大きいと感じイグナイトアイを受けました。

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提供するサービスを通して実現したい価値を、自らの採用選考で体験

ーー実際にイグナイトアイを受けてみてどうでした?

後藤:異業種への転職だったので不安もあったのですが、面接で会った役員の印象が良く安心しました。例えば、質問を1聞いたら10の答えが返ってくるなど、自分が気になっていることに対し凄く丁寧に答えてくださって。あとは端的に分かりやすくミッション、ビジョン、バリューについても話して頂き共感し、多忙な中しっかりと応募者に向き合い面接対応をしてもらえたという印象でした。

システムにより生まれた時間で、まさにこういった応募者体験をつくることなんだな、と自分自身で感じることが出来ました。

ーー自社の採用選考自体から、サービスを通して実現したいことを体現している印象を受けた、ということなんですね。

後藤:そうですね。実際に現場で働いているフィールドセールスの方を呼んで、面接最中にお話する時間を急遽取ってくださったことなども、すごく嬉しかったですね。社内でも多くのシステムツールを活用していると伺っていたのですが、それにより”生まれている時間”こそが、イグナイトアイがテクノロジーの力で提供したい価値なんだなということを面接で感じました。

ーー他にも、印象に残ったことはありましたか?

後藤:働き方という観点で、面接した3人の役員が全員家族を持っていて、家族やパートナーシップへの理解があったことは心強かったですね。僕自身、妻とはオランダに行く前に入籍したのですが、その後すぐに単身赴任になり2年間オランダと日本で離れていて、当時妻が日本で大変な時期に何もできなかったという辛い経験をしたことがありました。だからこそ、これから子どもを授かった時のためにも、家族との時間をちゃんと確保しながら働き続けられるような環境が理想でした。

そのため、実際に全3回の面接で、「仕事と家庭とのバランスはどうしていらっしゃるのですか?」と勇気を出して聞きました。社長からは、創業時には既に妻子がいて、同じような悩みを抱いていたという実体験も聞くことが出来ました。会社全体のことを考えた時に、社員が持続可能に働き続けられるよう、仕事と家庭の両立に理解のある会社を作りたいという思いがあったと知り、その点もいいなと思いました。

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組織のパフォーマンスを高めるサポートがしたい

ーー入社後、これまでに取り組んだことを教えてください。

後藤:SONAR ATSの提案や受注までのセールス業務を担う一方で、セールス部門内の組織パフォーマンスをより高められるようなことにも取り組んでいます。例えば、有志のセールス社員で”立ち上げプロジェクト”というものを始め、中途新入社員の入社後の導入支援に関して、何をいつまでにどのように進めればフィールドセールスとしての立ち上がりが早くなるのか、ということを考え検証したりしました。自分が入社して気になった点を、次の人の為に改善していきたいと思い取り組んだ内容です。

また最近は勉強会を主催し、先輩のみなさんから様々なSONAR ATSの導入事例について紹介して頂く時間を設け、自由参加で学び合っています。また、インサイドセールス業務も行うようになってからは、人事系のニュースをより気にするようになり、この状況下での企業の動きに合わせてアプローチ方法を模索しながらアクションしています。
リモートワークでなかなか新規営業なども難しい状況ですが、今出来ることは何かと日々考え、自分に出来ることをしています。

ーーもともと転職した理由として、組織のパフォーマンスを高めたいという気持ちがあったと思いますが、自社の組織内では既に行動されているのですね。実際にセールス職の仕事を通しても叶えられそうですか?

後藤:そうですね。SONAR ATSを使い始めた企業の業務効率は必然的に上がると感じているので、僕の「組織のパフォーマンスを高めたい」という根本的な想いは、サービスを通して叶えられると思っています。

実際の商談の場では、お客様から「今、こういうことに困っている」という課題を伺うのですが、人事担当者も純粋に社員の皆さんにイキイキとやりがいを持って働いてほしいと思っているけれど、現場としては実務レベルでとにかく手が回らないとか、目の前のことに追われて本質的な業務が出来ないでいる、というようなギャップが生まれていることを感じます。

そのため、自分でもお客様の課題をもっと細かく噛み砕きながら、SONAR ATSというプロダクトで何が解決できるか考え、課題をひとつずつ丁寧に埋めていくようにご提案していきたいと思っています。

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大企業からベンチャー企業へ転職し、今感じていること

ーー今、ご自身が課題に感じていることはありますか?

後藤:フィールドセールスとしては目の前の商談やご提案がメインで、受注して頂いた後はカスタマーサクセスに引継ぎ導入やフォローを任せる分業制なので、受注後のお客様の様子を細かく知るためには、カスタマ―サクセスともっと連携する必要があるな、という課題感は感じています。

ただ、面接の時に社長から「THE MODEL」という、SaaSビジネスの分業の仕組みを組織にどう取り入れるかという内容の本を紹介して頂き、分業制の魅力も感じているので、分業制の良いところは踏まえながら、各部門で連携していけるより良い方法を探っていきたいですね。

ーーちなみに、前職と比べてギャップはありましたか?

後藤:イグナイトアイに入社して一番最初に感じた感想は「意外とオフィスが静かだな」という点ですね(笑)例えば、slackやメールで共有された情報に関して「先ほど送ったあの情報、見ておいてください」など口頭で伝えなくても大丈夫なのでスマートでいいなと思う反面、もう少しオフラインのコミュニケーションを取っていきたいとも感じていました。ただ、完全なリモートワークになってから、社員間のコミュニケーションに対する意識がより高まったように感じていて、Zoomミーティングなどによる会話のコミュニケーションが以前より増えたような気もしています。

ーーありがとうございます。色んな事に気付いて行動もされていて素晴らしいですね。最後に、後藤さんは今後イグナイトアイでどうなっていきたいですか?

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後藤:まず1年目はSONAR ATSをきちんと必要なお客様に提供出来るようになりたいです。それから、2~3年後までには、採用のプラットフォームとしてのSONAR ATSにどんな価値が提供出来るのか、自信を持ってお客様に提案できるようになりたいですね。また、セールス部門内の成長施策を考える"セールスイネーブルメント"という役割や、戦略を立てる"セールスストラテジー"といった役割にも興味があり、挑戦してみたいとも感じています。

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海外勤務で感じた日本とのギャップから、イキイキと働ける組織を増やしたいと思い奮闘している後藤さん。提供するサービスを通して大切な想いをお客様へ提供しながら、自分のいる組織内でも体現しようとていると感じました。”仕事だけではなく家族も大切にできる環境を”という価値観を大事にするために、大企業から敢えてベンチャー企業への転職を選んだ後藤さんの生き方は、多くの方の参考になるのではと感じました。

扱っているプロダクトはスマートですが、心に秘めている想いは熱いですね。後藤さん、ありがとうございました!次回もお楽しみに!

取材・文 / 川口 ゆり  
編集・写真 / Minako

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