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歌島DIY日記(アナキド編)#66「かいけつスルリのゲンカンなおし。」

みなさま、いつの間にやら寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
わたしはというと、最近は窓と玄関の補修にいそしんでおりました。
現場で写真を撮りながら作業できないので、更新遅滞気味の思想家みくです。

さて、今回DIYしている通称「アナキド」さんには窓が4つあったのですが、現状のままコーキングしたり、ガラスを嵌め代えたりして使うのが、婆と爺にそれぞれ1つずつ、ガラスも大破し、窓枠から作り替えなきゃいけないのがこれも各部屋に1つずつ、ということでそちらの進捗状況なんかをお伝えできればと思います。

こちらは爺のいちばん状態が悪かった窓ですが、屋外側に窓枠を作って一枚モノのガラスを嵌め殺してやろうと思います。デカいガラスを買うという大人の買い物。

写真は一生懸命窓枠を作っているところですね。これはキャプテンヒロがヤドカーリでやってた手法のサンプリング。

特にこれといった写真はありませんが、婆の現状を活かす窓は、それでも高さが微妙に下がっていたので10mmぐらいの板を入れて、リサイクルショップで購入した電気カンナ(大人!)で削って、レールも新しく取り替えました。

わかりにくいけど、こういう作業は地味に重要です。特に空き家は建てつけが歪んでたり、鴨居が下がってたりする物件がザラにあるので、のちのちの窓の開閉に伴うストレス等を加味するとここでどげんかしとかんといけんとです。

窓の仕上がりはガラスの到着もありますので、次回以降にしておきまして、続きまして玄関をば。こいつも右側ガラスが下半分割れていたり、開閉がスムーズじゃなかったりしたので悩みどころでした。だってこんなガラス戸の玄関なんて補修したことないっスもん!

とにかく、レールと戸車は古くなっているので、有無を言わせず交換です。

今回、コンクリートにレール直づけだったので、外してから「やっべ、これどうやってレール敷くっぺかな」と思ったんですが、脳内で再現し、10mmぐらいの板を噛ませて、そいつにレールを敷くことにしました。

という訳で、最低でも10mm戸のほうを下げなくちゃいけないので、下端をノコギリで切断→戸車の穴を彫るという作業が不可欠に。しかも、慢性工具不足のわたしはノミとか持ってねぇ!ってことで、咲ちゃん私物の彫刻刀で彫ることに。弘法筆を選ばずちゅーヤツですわ。

こんな風に下部を切断(下に落ちているのが切断した部分)したあと、戸車をつけるというインスタ映えせぬ地味な作業の連続。

どっちにしろ、コンクリにレールを直打ちはできないので、ホムセのユーホーで買ってきた丁度いい厚み9mmの材をコンクリボンドでガチガチに接着しました。ちなみにここの間口寸法が材と同じ長さの1920mmです。加工しなくてラッキーなんですが、この規格は窓とかもそうだったので、昔の人の知恵なのかしら。先人に感謝です。

一回入れてみて、スルスル具合を念入りに確認。PP職業訓練校出身のわたしですが、今回はいつになく慎重です。なぜなら、数mm単位のやり直しが後々めんどくささ倍返しでやってくるからです。ここは一発で入れたいのじゃ!

こんな10mm足らずの材にレールを敷いて、本当に耐久性があるんでしょうか?だって、レール釘とかって短くても25mmですよ。レールの厚みを合わせても打てて16mmの釘しか打てません。

そこでわたし、ない頭を振り絞って考えました。Google先生にも訊かなかったですよ。超強力両面テープで貼りつけてから、レール釘に代わる16mmの真中釘を打つことにしました。いま、世の中は急速に発達しているので、屋外用の両面テープとかもある訳です。現代文明舐めんな!

ここはさすがにミスる訳にもいかんので、まっすぐレールを敷くために咲嬢にてごう(広島弁で手伝いの意)頼みました。なかったところに素人がレール敷いてやるんだぜ!

普段ならきっとバイブス一本勝負でやるような作業も、今回は基準線引いちゃったりして。(それがフツーや)

玄関の下部が何回やっても当たったり、微調整が足りなかったりして、2枚の戸を合計4回も切りましたよ、アナログで。この安物のノコギリがそろそろ悲鳴を上げております。そのたんびに戸車の穴を彫るという憂き目にも。
ガラスの割れていたところは一旦2mmのベニヤを入れましたが、互い違いにしたほうがかわいい説を咲ちゃんが提唱したので即採用しました。

そんなこんなで玄関だけで3日ぐらいかかりましたが(なにしろわたしの作業時間が極短なもんで)、じゃじゃーん!

こんな感じのストライプ柄って感じの玄関に仕上がりました!ひゃっほーい♪
いろいろチキッてやった甲斐もあって、開閉はスムーズ!
玄関としての機能を完全に回復しました!やた!
仕上げは木の部分を白く塗って、ここにデッかくロゴマークをあしらったろう思とります。でも、あれね、戸を直してスムーズに開閉できるようになると、ニヤニヤして何回も開けたり閉めたりしちゃうよね。

という訳で次回は窓完結編!発注したガラスを西濃運輸の尾道営業所まで取りに行って、嵌め殺しの窓に取りつけます。あと、キッチンの窓もね!

次回のタスク

☆ 窓のガラスを嵌める

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