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人生にも戦略が大切だよね。

どうも、中村です!

先日、僕に起業のキッカケを与えてくれた美容室のオーナーさんと5年ぶりくらいにお会いしました。歳は同じなのですが、僕よりも3年ほど前に起業しており、もうオープンして13〜4年くらいになります。

すごく久しぶりだったのですが、お互いに全然変わってなく、たわいもない話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎていきました。

美容室の閉店率は、1年以内で約60%、3年以内では約90%、10年以内では約95%といわれています。開業後20年以上続いているのはわずか0.3%と言われています。その中で10年以上もお店を継続するのは簡単なことではないはずですが、お話をしていると長い間続けられている理由が分かった気がしました。

その理由とは「やらないことを決める」ことでした。たとえば、「自分の性格に合わないことはしない」「自分たちに合わないと思うことは手を出さない」という風に、無理に全てをやろうとせず、選んで取り組んでいることです。

経営戦略において、「やらないことを決める」ことはとても重要だと言われます。つまり、何に焦点を当て、どんなことを優先し、どのようなことは避けるかを明確にすることです。これによって、限られたリソース(資本)を最も効果的に使い、目標に向かって進むことができるようになるのと同時に、事業を持続させていくことができます。

そして、「やる」「やらない」の判断軸を持っておくために、経営理念やビジョン(企業がどのような価値を追求し、どのような行動を重視するか)の大切さを改めて感じました。これが企業が戦略的に「やらないこと」を決める際の指針となるわけです。

梵字徹底ですよね。改めて僕も考えさせられました。

さて。

これは個人の人生においても同じことが言えますよね。

理念やビジョンと同様の役割を果たす、「原則」や「価値観」をしっかりと持っておくことで「やらないこと」を決めるのに役立ちます。例えば、ある人が健康を最も大切にすると決めた場合、その人は不健康な食生活や運動不足につながる選択を避けることになります。家族を最優先にする人は、過度の残業や長期の出張を避け、家族と過ごす時間を確保するための選択をするようになります。

個人が何を大切にするかを明確にすることで、人生のさまざまな選択が簡単になり、自分の時間や大切な資本(時間やお金)を最も価値ある活動に集中できるようになるんですよね。

人生も戦略が大切です。

それではまた!


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