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総合力!リベンジ!アップセット!まさに2021年の総決算!!RIZIN.33感想レビュー

あけましておめでとうございます!!

写真は地元の佐野厄除け大師でございます。
そして、おみくじも大吉だったので幸先いいですね!
今年もよろしくお願いします!!

さてさて。
今年一発目の記事は昨日開催されたRIZIN33大晦日大会の感想レビューです。

いやーーーー
ヤバい大会でしたね!!
イベント開始が13:30で、終了が22:30くらいでしたが、休憩除いてマジでノンストップで見続けてました。
事前のカード発表の記事では「物足りない」「弱い」などのネガティブ発言してた自分をぶん殴りたい。
それだけ面白い試合でした。

そんなわけで、早速振り返って行きましょう!

オープニング〜選手入場

お馴染み佐藤大輔のオープニング映像!
映画のような仕上がりで壮大。
まさに一年の総決算という感じでよかったね!

個人的には、今までコロナで入場制限があった中で、それでも会場や画面越しのお客さんを盛り上げてくれた選手と、ようやく今回さいたまスーパーアリーナが100%動員できると言うことで
『集結するのは 時代を正面突破した闘う漢、闘う女。』
『おかえりなさい 超満員のお前たち』
このフレーズに痺れたね!

そしてオープニング映像の後は、
堀米雄斗のオープニングアクトからの選手入場。
いよいよ始まるんだ!って感じですね!

そしてここから試合開始です!
果たしてどんな展開になったのか!
順に見ていきましょう!

試合順


第1試合
RIZIN MMAチャレンジルール:3分 3R(66.0kg)
 三浦孝太 vs. YUSHI 

RIZIN MMAチャレンジルール 3分3ラウンド 
RIZIN MMAルール 肘あり。踏みつけ、四点膝は反則。(ただしサッカーボールキックのみ有効)

キングカズの息子である三浦孝太vs元ホストでボディビル経験者のYUSHI。とちらもプロデビュー戦ではあるが格闘技経験はしっかりある。
経験が少ない者同士の試合ということで、1Rを過ぎれば中々決着がつかずにグダグダになりそうだが、大舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるか? 

【試合展開】
1R三浦のローキックで距離を測り、YUSHIが前に出てきたところに三浦がカウンターを合わせ三浦優勢。YUSHIがタックルを仕掛けスクランブルの中上を取りギロチン。なんとかYUSHIが抜けるも三浦が下からの三角絞めからの腕十字。それでも逃れるも三浦が空かさずサッカーボールキックからの追撃のパンチでレフェリーがストップ。
結果は、三浦孝太の1RTKO勝ち。

最高のパフォーマンス!
まさかのサッカーボールキックからのパンチでフィニッシュ!!これは完全に持ってますね!
打撃もできて寝技もできて普通に強いと思ったので、次もしっかり適正なマッチを組んでちゃんと育てて行って欲しいです!次世代のスター候補か?
かなりいいオープニングマッチになりました!

第2試合
RIZINバンタム級JAPAN_GP 
準決勝:5分 3R(61.0kg) 
朝倉海 vs. 瀧澤謙太

バンタム級トーナメントFINALラウンドスタート!

優勝候補筆頭の朝倉海に対するは、前戦で元谷にTKO勝ちして勢いに乗ってる瀧澤。トーナメント優勝は通過点という海を、瀧澤が今回も喰ってしまうのか?

【試合展開】
1R序盤は瀧澤がサークリング。そこに海がローキックと右ストレートを入れてる。中盤は海がボディに打撃をちらし始め徐々にペースを掴み始める。瀧澤もバックブローで反撃。
2R瀧澤は蹴りを増やしてくる。後半に二人の距離が近くなり一瞬撃ち合いになるもお互い冷静でまた距離を取る。
3Rは最初はお互い見合う展開で残り1分のところで海の左が入り瀧澤がダウン。すぐに立ち上がるもダメージが残ってるのかその後もパンチを被弾する。終了間際瀧澤も一発を狙い詰めるも見切られ試合終了。
結果は、3-0で朝倉海の判定勝ち予想。

予想以上に、海が冷静に試合を進めました。
多少カーフのダメージが気になるが、パンチは貰ってなかったので、決勝への体力も余裕ありそう。

第3試合
RIZINバンタム級JAPAN_GP 
準決勝:5分 3R(61.0kg) 
扇久保博正 vs. 井上直樹

日本人に対しては堀口恭司と朝倉海にしか負けのないベテラン扇久保と、優勝候補筆頭で、まだ底を見せていない井上。トータルスキルのぶつかり合いでまさに総合格闘技といった試合になりそう。
扇久保は自分が夢破れたUFCへの切符を同タイミングで掴んだ井上との試合をずっと望んでいたとのことで、その辺のドラマも踏まえるとかなり楽しみな一戦。

【試合展開】
1R井上がジャブでかなり優勢になるも扇久保の蹴りが井上のローブローに入り一時中断。再開後、扇久保がタックルいくがスクランブルで井上がトップを取り肘打ち連打。あわやストップの場面。何とかスタンドに戻り扇久保が再びタックルいくも切られて逆にバックを取られ、そのまま1R終了。
2R井上が膝蹴りからのテイクダウンでトップをとり流れるようにサイドからマウントへ。しかし扇久保が返してトップを取り返す。スクランブルで扇久保がバックを取り、チョークを狙うも時間が足らず3Rへ。
3R四つ組の展開の中、テイクダウン。起き上がってもしつこく組付き再度扇久保がテイクダウンし、バックを取り続ける。最後はチョークを狙って試合終了。
結果は、3-0で扇久保博正の判定勝ち。

まさに扇久保博正という戦いっぷりで逆転勝利で決勝進出!1R完全に劣勢のところ、2Rのテイクダウンから確実にペースを掴んでまさに執念の勝利!!
らしさが出るとこんなに強いんだと改めて思いました。
そして決勝は朝倉海とのリベンジマッチ。
割と消耗少なく瀧澤に判定勝ちした海に対して、扇久保の方がダメージが大きいのかなと。このまま勢いに乗って優勝はあり得るか?

第4試合
RIZINバンタム級JAPAN_GP 
リザーブマッチ:5分3R(61.0kg) 
元谷友貴 vs. 金太郎

準々決勝で敗退した選手の中から、この二人がリザーブマッチとして選ばれました。
寝技の印象が強いが最近はオールラウンダーな元谷と、フィジカルと気迫で打撃を打ちながら前に出る金太郎。ここで勝って少しでも優勝の可能性を繋げたい。

【試合展開】
お互い序盤から距離が近く、金太郎の左フックが元谷に被弾。その後も金太郎の膝蹴りと近い距離のパンチが当たりだす。後半に元谷がタックルしテイクダウンでバックに回るも、抜け出しスタンドになり2Rへ。2Rは元谷が打撃で盛り返しテイクダウン。チョークを狙うも返されスタンドに。3Rお互い様子をうかがい蹴り合い。後半はお互い殴り合って試合終了。
結果は、3-0で元谷友貴の判定勝ち。

打撃で金太郎が若干押していた気もするが、後半盛り返して、組みもまぜた元谷がやっぱりトータルで上回った。

第5試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg) 
祖根寿麻 vs. 太田忍

前回のRIZINで久保優太をグラウンドで完封した太田忍のRIZIN3戦目。祖根は元修斗環太平洋王者であり戦績も46戦とかなり差がかなりあるが、RIZINでは3連敗中。太田忍育成ということも踏まえて、地味だけどかなりいいマッチメイクだと思います。問題は太田がどこまで打撃のスキルが身に付いているか。

【試合展開】
1R祖根に詰められたところを太田が腕を掴んで投げてトップキープ。祖根も下からの腕を狙うもバスターで抜けだされ、太田が上をキープして1R終了。2R太田のバックブローで祖根がダウンし上を取る。そこから上からパウンドをうち、コーナーに追い詰めたところにサッカーボールと踏みつけでレフェリーストップ。
結果は、太田忍の2RTKO勝ち。

元修斗環太平洋に完勝したのはかなり自信になったと思う。もう少し祖根が打撃で行くと思ったけど、タックルのプレッシャーで行けなかったのか。来年は以前から対戦をアピールしてた渡辺修斗と次みたい。倉本一真とのレスラー対決も見てみたい。TRIGGERあたりで組まれないかな?

第6試合
RIZIN MMA特別ルール:3分2R(90.0kg) 
シバター vs. 久保優太

前回HIROYAとのミックスルールで大健闘し見事勝利したシバター。対する久保優太は前回のMMAデビュー戦で太田忍に敗北してのMMA2戦目。久保は、前回太田に漬けられて敗北したので今回体重差のあるシバターに対してどういう作戦で来るかが肝。

久保は奥さんのサラによる「Scar」の生歌入場。対するシバターはヒカル・てんちむ・HIROYA・ヘラヘラ三銃士で「金持ちYouTuber」でこっちも生歌入場。入場対決でしたね(笑)


【試合展開】
1Rシバターはビビッてるフリで相手のペースを乱す作戦。久保は構わずローキックで攻めるが、シバターの右のカウンターがあたり久保がダウンし、なんとか組み付き首相撲で膝蹴りを仕掛けたところに、シバターが飛びつきの腕十字を決めて、久保も耐えるもセコンドからのタオルが投げられてレフェリーストップ。
結果は、シバターの1R一本勝ち

やっぱり寝技では差がありましたね。腕壊れる前に宮田さんがストップかけたのは良かった。
久保は残念だったけど来年に育成マッチをしっかりと組んでほしい。

第7試合
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(62.0kg)
 皇治 vs. YA-MAN

RIZIN32沖縄大会でRIZIN初勝利を上げた皇治の相手は、昨年RISEで中村寛にも勝ちブレイクしたYA-MAN。バチバチの打撃戦で楽しめそう。
1Rの勢いにに皇治が呑まれなければ、打たれ強さと経験値で差が開くかなとは思ってます。

試合開始前のYA-MANの目がキマってるのがいいですね!!

【試合展開】
開始早々に皇治の蹴りがYA-MANのローブローに入ってしまう。再開後、YA-MANがラッシュを仕掛け皇治が打撃を返したところにバッティング。再度後はYA-MANが今度はカーフキックで攻め始める。皇治もボディで応戦。
2Rはアクシデントなくお互い近い距離での打ち合い。YA-MANはローとアッパーで攻め、皇治ももらいながらボディとフックを返す。
3Rもお互いフラフラになりながらも打ち合いパンチを貰うも、最後まで攻め続け試合終了。
結果は、2-0でYA-MANの判定勝ち。


今年ブレイクしたYA-MANが勝利!やっぱり今年のキックボクシングはYA-MANの年でしたね!
大晦日の満員の中、皇治に勝ってマイクパフォーマンスするのは最高の気分だったと思います。
次はRISEでオープンフィンガーグローブマッチやるらしいので、そっちに出場かな?RIZINなら総合格闘家が多いし、RIZINでもオープンフィンガーグローブマッチやって欲しいかも。

第8試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg) 萩原京平 vs. 鈴木博昭

朝倉未来へテイクダウンで完封負けし、復帰戦の昇侍戦で見事に2RTKO勝利した萩原。対する鈴木はRIZINLANDMARKで1RKO勝利してまだ刺激が足りない感じ。今回の相手はそんな鈴木にピッタリの相手。むしろRIZINがよく組んだなと思うカードです。
正直予想がかなり難しく、鈴木の打撃に対して萩原がどれだけ耐えれるかが勝負の分かれ目かと思います。もしかすると萩原の失神KOシーンを見ることになるかも。それくらい危ない相手です。
今大会の裏メインだと思います。
ガンギマリMMA!!

【試合展開】
1R萩原がジャブと蹴りで自分の距離を作って、鈴木もローキックで応戦するもなかなか自分のペースに乗れない。
2R中盤に距離が近くなりそのまま萩原がテイクダウンし、トップキープし2R終了。
3R序盤に鈴木の蹴りをキャッチしてテイクダウン。そこから最後まで上でコントロールし試合終了。
結果は、3-0で萩原京平の判定勝ち。

身長差11cmありリーチのある萩原のプレッシャー鈴木が入って行けなかったインショ。
あとは萩原のグラウンドでのテクニックが見れてよかった。こう考えると、良い育成マッチ的な試合になったと思います。ただ裏メインというには盛り上がらなかった試合でしたね。
お互い課題が露見した試合でもあったので、来年はどんな選手とやるか楽しみです。

参戦発表の挨拶

スダリオ剛の双子の弟である貴源治と、佐山サトルの息子である佐山聖斗が登場。
RIZIN参戦決定とのことです。若手育成やスター発掘がテーマのTRIGGERの参戦になるのかな?

第9試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(120.0kg) 
シビサイ頌真 vs. 関根“シュレック”秀樹

シビサイは前回スダリオ剛に一本勝ちし、関根もDEEPで豪快なKO勝ちをした。そして巌流島対決でありお互い寝技も強い。ヘビー級ならではのインパクトある試合になるのか?

シビサイのセコンドが中井祐樹と中村K太郎と豪華すぎる。
試合開始前のグローブタッチからの抱擁が良いですね。

【試合展開】
1R序盤に関根がタックルからの引込みをするが、振り切りスタンドへ。シビサイの膝蹴りをくらい関根がグラつく。そこから関根が片足に組みつきスクランブルの展開となり、関根がシビサイのバックを取ってジャーマン投げからのトップを取り1R終了。
2Rは、関根がパンチを振りながらの組付でテイクダウンしてそこからサイドポジションへ。上からパウンドを連打してレフェリーがストップ。
結果は、関根“シュレック”秀樹の2RTKO勝ち

パンチが効いてるというより、シビサイの1Rのスタミナ切れの印象。
それでもKO寸前のところから逆転勝ちした姿には驚きました。しかも今年48歳というのがまた凄いですね。でも今日の感じだと、スダリオ剛と対戦した場合、打撃で厳しそうだなと。それでもヘビー級が盛り上がってきてるのはいいですね!
先日のDEEP105でヘビー級に転向した水野竜也とかがRIZIN参戦したら更に盛り上がりそう。

第10試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg) 武田光司 vs. “ブラックパンサー”ベイノア

前回ブランニューヤッチ君に敗戦し、サトシソウザのタイトル戦が遠退いてしまった武田の復帰戦は、RIZIN32で大逆転KO勝ちしたベイノア。
RIZINならではの大晦日カードという感じのマッチメイク。打撃戦ならベイノアにもチャンスがあると思うが、引き出しの多さとテイクダウン能力に差があるため、武田が危なげなく勝ちそうな気がします。

【試合展開】
1R中間距離でベイノアの打撃が当たるが、武田が強引に距離を詰めて組み付き、ジャーマンからのテイクダウンしアームロックを狙う。立ち上がるも二度目のジャーマンからトップキープ。ベイノアはかなり体力が削られたかも。
2Rベイノアのパンチを貰い武田がダウンするも組み付いてからのテイクダウン。トップをキープしてマウントからの腕十字でベイノアがタップアウト。
結果は、武田光司の2R一本勝ち


予想以上にベイノアの打撃に苦戦したが、なんとかフィニッシュ勝利。
来年はおそらく外国人の参戦もありえそうなので、是非活躍に期待したい。そういえばdeepのベルトは返上するんすかね?
あとベイノアは打撃やっぱ強いなという印象。腕が心配なのでしっかり休んでしっかりと適正な育成マッチを見たい。

第11試合
RIZIN 女子MMAルール:5分 3R(49.0kg) 
浜崎朱加 vs. 伊澤星花

浜崎は前回RIZIN31で藤野恵美とベテラン対決をして、今回は若手からの挑戦に受けて立つ。伊澤は現DEEP JEWELSストロー級チャンピオンで、超新星と言われる期待の新人。浜崎が横綱相撲を見せると思う。伊澤はどこまで打撃で勝負できるかがキーポイント。

【試合展開】
1R伊澤がパンチからの組み付きバックを取る。倒されるも浜崎が伊澤の腕を取りそのまま上になる。パウンドを当てるも蹴り上げでバランスを崩してしまい攻めきれず1R終了。
2Rも伊澤がタックル。スクランブルで浜崎が上のポジションになり、パウンドを落とそうとするところに伊澤が蹴り上げ。何発かまともに入ったあとに伊澤の三角絞めがキレイに入り、そのままマウントの形になり、そこからパウンド連打でレフェリーストップ
結果は、伊澤星花の2RTKO勝ち

これはかなりの大番狂わせ。浜崎に圧勝。まさに超新星。ニュースター誕生! 
ジョシカクのバトンが渡った瞬間ですかね。興奮と切なさがごっちゃになる試合だった。
試合は伊澤のグラウンド能力と蹴り上げがかなり効果的だった印象。浜崎はやはりフジメグをセコンドにつけるあたり試合に臨むメンタルが良くなかったのかな。タイトルマッチフクメテ今後どうなっていくのか注目のジョシカクです。vsRENAだとどうなるんだろう?

平本蓮登場

地上波の兼合いもあり、一時間の休憩。
その合間に、平本蓮が登場!
マイクで2月にRIZIN LANDMARKが開催され、そこで自身が出場することを発言。さらにメインで萩原京平とのリベンジマッチを希望。
見たいような、まだ早いような。
でも平本蓮の試合は早くみたいです!

そしてここから地上波

第12試合
RIZIN 女子MMAルール:5分 3R(50.0kg) 
RENA vs. パク・シウ

RIZIN32のメインイベントで山本美憂にTKO勝ちしたが、目元をカットし今回は見送られると思っていたが榊原CEOのラブコールを受けて参戦。
相手のパク・シウはストライカータイプで本美憂さんのスパーリングパートナーでありハム・ソヒの妹分ということで今回はやる気満々。
一見ストライカー対決になりそうだが、RENAは前戦で一本取りかけたので意外とグラウンドの展開にもなりそう。

【試合展開】
序盤は打撃戦で、パクシウが距離を詰めてのローキックとワンツーが入るが、RENAも蹴りとカウンターで応戦。中盤RENAが組み付いてボディへの攻撃を当てる。
2RはRENAがパンチでコーナーに追い詰め、パクシウがテイクダウンするも立ち上がる。そのあともスタンドとグランドでも一進一退で3Rへ。
3R、パクシウがパンチ打ちながら組み付きコーナーの攻防。そして離れての打撃戦で距離が近くなれば組みついてコーナー際での攻防で試合終了。
結果は、3-0でパク・シウの判定勝ち。

打撃でもRENAに引かずに打ち合い、テイクダウンも奪ったのでその差でパクシウにポイントがついたのかと。
RENAはショートスパンでの試合だったので、リベンジマッチもみてみたいし、パク・シウは浅倉カンナとの試合も見てみたい。めっちゃ打撃強かった印紙です。

第13試合
RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分 2R 
那須川天心 vs. 五味隆典

那須川天心ラストマッチ。本来は吉成名高で進めていたが実現せず、困ったところに出てきたのが五味隆典です。去年の皇治とのボクシングマッチに続き、2年連続の参戦。体重差10キロ以上あるので天心が倒れることもありえる。

煽りVは「青木真也vs北岡悟」と同じ曲で、前から天心ラストマッチはこの曲を使う予定だったみたいですね!

【試合展開】
1R天心はジャブ、ボディとパンチをちらして五味のフックをステップで交わす。天心の手数が上回り、五味もしっかりと返す。
2Rは五味のボディからのフックが天心に入る。天心もノーガードでパンチを出し最後は天心も応じてパンチを両者被弾するも決着つかず。
結果は、ドロー。

天心の入場と五味隆典の入場を見れただけで満足。
戦ってる五味隆典見れてよかったし、那須川天心も最後に試合できてよかった。
最後に『RIZIN大好き』という言葉が聞けてよかった。
天心、お疲れ様でした!!

武尊入場!!

那須川天心vs武尊の対戦決定PVが流れてからの武尊がまさかの入場!

「K-1の武尊です。」
これがRIZINのリング上で聞けるとは思わなかった。感動です。興奮です。
試合はあと半年後で、待ち遠しい!!

第14試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg) 
斎藤裕 vs. 朝倉未来

約一年ぶりの再戦。
RIZINで朝倉未来に初黒星を付けた斎藤裕はそこでフェザー級のベルトを巻くも、前回のタイトルマッチで牛久絢太郎の膝蹴りをもらいTKO負けでベルトを失う。朝倉未来は斎藤に敗戦後、ドミネーターにTKO勝ち、クレベルに一本負け、萩原に判定勝ちという内容で、ここで己のプライドにかけて斎藤にリベンジを果たしたいところ。
何となく試合へのモチベーションは朝倉未来の方が高そう。またやられたらやり返す精神の未来は、今回斎藤にテイクダウンを仕掛けそうな気がします。それが勝敗の分かれ目になるかなと。

【試合展開】
1R序盤はフェイントの掛け合いで見合う展開、中盤で斎藤がタックル。未来も切ってコーナーで対応。ブレイクかかりスタンドの展開に。斎藤の蹴りが未来のローブローに入り一時中断。再開後も大きな動きなく2Rへ。
2Rは未来の膝が斎藤のボディへ入る。再度、斎藤がテイクダウンしかけるも立たれる。終盤に右が相打ちとなり、未来が追撃の左フックを放ち斎藤がグラつく。斎藤もなんとかリカバリーして時間に救われ3R。
3R朝倉未来のニータップが決まるも斎藤もうまく立ち上がる。その後コーナーで未来の膝が斎藤のローブローに入り試合ストップ。再開後、未来のミドルキックと膝蹴りが入る。後半に斎藤がタックルに行くも切られて逆に上を取られパンチと膝を貰い時間切れで試合終了。
結果は、朝倉未来の3R判定勝ち。

朝倉未来のリベンジ達成。嬉しそうな未来を見るのは凄く新鮮でした。そして、本当にいい試合だった!やっぱり2Rで勝敗が分かれましたね。
そして今回は斎藤裕のコンディションがあまり良くないように見えました。やはり前回のカットから思うように練習出来ていなかったのかな。それでも斎藤裕は這い上がって来てくれると信じています。そして朝倉未来はもしかすると次はタイトルマッチか、クレベル・コイケとのリベンジマッチか?

第15試合
RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg) 
ホベルト・サトシ・ソウザ vs. 矢地祐介

RIZIN28にて、RIZINライト級トーナメント優勝者であるトフィック・ムサエフに衝撃の1R一本勝ちでライト級チャンピオンとなったサトシの初防衛。相手のは矢地直近2試合で国内チャンピオンに勝利。コロナでの外国人選手の入国NGによりタイトルマッチの話が舞い込んできた。ベルトに強い思い入れのあるサトシの初防衛か、進化し勢いに乗るブランニューヤッチくんのお祭りが見れるのか?
サトシのタックルがどこまで対策できているかが鍵であり、短期決着ならサトシ、長期戦ならヤッチくんが有利な気がします。

【試合展開】
1R開始早々、矢地が飛び膝を狙うもサトシも対抗して飛び蹴りで相殺される。一旦落ち着き離れての打撃戦で矢地がカウンターの右フックを入れるも、その後距離が近くなったところにサトシがタックルに入りテイクダウン。マウント状態になりそこから寝技地獄。なんとか決められそうになるも1R耐えきり2Rへ。
2Rもサトシがパンチを振りながらのタックルしテイクダウン。そこから再び寝技地獄で三角絞めからの腕十字で矢地がタップアウト。
結果は、ホベルト・サトシ・ソウザの2R一本勝ち。

サトシの初防衛成功。
タックルからの寝技地獄がマジでどうしょうもないくらい強い。2R序盤に少し動き悪くなったので打撃で矢地が行けるのかと思ったが、やっぱり無理でした。早くジョニーケースとの再戦がみたい。
試合後のマイクではBellator選手との対戦アピールしてたので、こっちも凄く楽しみ!!

第16試合
RIZINバンタム級JAPAN_GP 
決勝戦:5分 3R(61.0kg) 
朝倉海vs.扇久保博正

朝倉海は瀧澤謙太に冷静に立ち回り判定勝ち。扇久保は優勝候補の井上直樹に粘りの判定勝ち。タイトルマッチ以来の再戦。その時は扇久保の独断で打ち合ってしまい敗戦したが、おそらく今回は勝ちに徹して漬けに来るだろう。朝倉海はそんな扇久保を仕留めきることができるのか?

【試合展開】
1R朝倉海がプレッシャーをかけ、扇久保がカーフ。後半でテイクダウンしてコントロールし扇久保優勢。
2Rも扇久保のタックルに意識がいってしまい海が打撃を貰う場面が多くなる。3Rも扇久保がパンチとタックルを混ぜる展開が続き海はやりたいことがなにもできずに試合終了。
結果は、3-0で扇久保博正が判定勝ち。

扇久保博正がバンタム級トーナメント優勝!!
テイクダウンが決まりだすと完全に手がつけられなくなりましたね。
そこからのフックも海に当たってたし、キャッチコピーの『打・投・極・根性』を体現した試合で、めちゃくちゃ強かった。
これがおぎちゃんだよ!!お茶の間に届いたかな?

そういえば、バンタム級トーナメントの開催を直訴したのは扇久保だったんだよね。
そこから勝ち上がって、優勝候補二人をぶっ潰して優勝はめちゃくちゃ格好いい!
そして勝利マイクでは彼女にプロポーズ。

あぁ…今年の大晦日大会はおぎちゃんのための大会だったんだね!
結婚おめでとう!!!


2021年の総決算!

今大会は総合格闘技の面白さが凝縮された大会だったなと思いました。

RIZINらしいお祭りカードである三浦孝太の華々しいデビューとシバター大勝利

関根シュレック、パク・シウのアップセット

伊澤星花という超新星による浜崎朱加の撃破

朝倉未来が全局面で上回りリベンジ達成

ボンサイ柔術ホベルト・サトシ・ソウザの圧倒的寝技

ベテラン扇久保博正が朝倉海と井上直樹を総合力で上回りトーナメント優勝

また、負けた選手たちも次の試合がまた見たくなる試合が多かった。

KOや一本は試合数の割には少なかったけど、それでも最後まで飽きずに見れるくらいスリリングで面白い試合が多かったです。

あと大会後に、今回の試合でRIZINを卒業する那須川天心を、みんなで胴上げしているシーンが凄く良かったです。やっぱりみんな天心好きなんですね!

そして、RIZINは来年の2月にLANDMARKとTRIGGERの開催が決定しているとのことで、今から楽しみです!

今年もこんな感じでnoteを頑張って更新していきますので、よろしくお願いします!

今回はこの辺で。

お疲れ様でしたー!

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