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1万人にタダでマンガあげます!

※胡散臭い話ではないです


去年、竹書房ではフォロー&リツイートで1万人にタダでマンガをあげます!というキャンペーンをやりました。#お金配りおじさん …は商標になったんでしたっけ。

公式アカウントのフォロワー増やしたいよね、みたいな話はもちろんあるのですが、前からフォローしている人だって普通にもらえるので今年やる2回目に至ってはわりとバラマキに近いです。

じゃあなんでそんなことやるの?

① マンガを読んで欲しい

「買って欲しい」「DLして欲しい」じゃないところがポイントです。もちろん最終的には買って欲しいのですが、まずは読んでもらうところからじゃないですか。当たり前の話に聞こえますが漫画って1巻を読んでない人が2巻を買ったりしないっていう事実は割と大事。

そう言った考えからいまや定番となっている取り組みが電子書籍の「1巻無料」です。コミックスの1巻目(2巻目までや何十巻の場合もあります)を無料でDLできるやつです。読者はタダでマンガが手に入り出版社と作家は続きを読んでもらえれば嬉しい。なかなかによく出来た仕組みです。

が、ひとつ問題があって意外に読んでもらえないんですよね。DLだけして読まない人って結構多いんです。みなさんもそういう時ありません?紙でいう積読(つんどく)ってやつですね。

でも物理的なリアルのコミックスが送られてきたら優先的にちょっと読んでみようかな、ってなりません?ちょっと、でいいんです読んでもらえれば。というわけでそれを

リアル1巻無料

と名付けました。ちなみにこの1巻無料というビッグウェイブ、竹書房は乗ってないんですがそれはまた別の話で。

② プレゼントを選びたい

タダでマンガを差し上げてますが「なんでも欲しいマンガ」ではないところがポイントです。どういうジャンルが好きですか?どんな作家が好き?竹書房の漫画なら何を持ってますか?NGなジャンルはありますか?応募してもらうときにいろんな質問へ答えてもらって、それを竹書房のスタッフが読みながらこの作品がいいんじゃないかなあ、とめちゃくちゃアナログに選んでます。友達にプレゼントをする感覚です。だから一番嬉しいのは「自分では買わなかったろうけど読んでみたらすごく良かった!」みたいな感想です。タイムラインにそういったツイートが上がってくるたびにスタッフが嬉しそうにしています。

そういうみなさんの反応が見たいし、少ない情報の中からぴったりの作品を選び取れるかスタッフの腕試しでもあります。なのでもし送った作品がしっくりこないものだったとしてもそれはうまく選べなかったスタッフの責任ですので、お叱りは作家さんでなく竹書房までお願いできれば幸いです。

③ ぶっちゃけ在庫を使ってます

竹書房はいま書店さんの店頭在庫を切らさないという取り組みをやっています。店頭在庫を切らさないということは書店さんが本を注文してくれたら必ず出庫するということ。そうするためには必ず竹書房に在庫を抱えていなければなりません。

本当は竹書房の在庫をなるべく絞って、うまく返品を活用したほうが見た目の利益率は高まるのですが、長い目で見ると欲しい人が欲しいタイミングで買えない、売りたい書店さんが売りたいタイミングで売れない、というデメリットもありますので、手元の利益率が下がるのは覚悟の上で多めの在庫を抱えています。

ですので、このどうしても生まれてしまう在庫を活用して皆さんにお送りすることを考えました。在庫を使っているというと売れ残りだったり倉庫に眠っていたりするようなマイナスイメージもあるかもしれませんが、竹書房の月の出荷冊数は100万冊を超えていますし、総在庫は数100万冊後半ですので、1万冊は本当にその一部を使っている感じで、在庫整理!みたいな感じではないのです。

というわけでそんな竹書房のコミックスの中からあなたにぴったりの1冊を無料でプレゼントするキャンペーン、今年もやります。

ここまで1万冊を強調してきましたが実は昨年、総応募数は3,928人となりました。1万人まではだいぶ遠いです…。募集期間は3日間と決まっていますので、なかなか1万人は難しいのかもしれませんが、今年はそこまで届きたい。無理ならなるべき近付きたい…ということでみなさんぜひご応募頂ければと思っています。

詳細は↓こちらから

たくさんのご応募お待ちしてます!

twitterはこちら https://twitter.com/pinkkacho