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ハンドル握ると性格変わる?

車に乗ると普段穏やかな人が
「ブッ飛ばすぜっ!!!」
ってなっちゃう
クレヨンしんちゃんの映画でまさおくんの運転シーン
のようなこと

割とあるあるだと思うんですよね
ここまでならないにせよ
運転している時いつもより少し気が大きくなる
免許取り立ての若年層に特に多いとは思うが若年に限ったことではない

たいていそんな調子は交通事故や交通違反を経験したり身近に起こったり
ヒヤリハットな場面に遭遇することで是正されていくように思う

なぜハンドルを握ると性格が変わるのか
それは
自己有用感が感じられるから
だと思います

自己有用感とは自分が有用であると感じる
そのままの意味ですが
車を自らの意思で操縦しスピードを上げ
時には他の車両を追い越したり
少しヒヤリとするような右折や黄色信号、高速道路を経験し緊張を乗り越えたり

免許を取るまでは許されなかった(不可能だった)ことができるようになり
しかもそれは自分よりも大きく重く、エンジンを自ら作動させ音を出し、自らの操縦でこれを乗りこなす
さらにスピードまでも自由自在アクセルブレーキひとつでコントロール可能

急にこのように存在感があるものを自らコントロールすることができるようになった経験
最初は緊張が勝れどいつしか自己有用感となり
運転ができるという自信や自負になり
遅い車に腹を立てたり徐々に交通規範を逸脱して行ったりしてしまう

赤ん坊が初めてものを動かしたり音を立てることができたとき、物を投げることができるようになった時
同じような物だと思う

自己有用感
これに気付かず支配されてはいないか
運転以外にも気を付けたいものだ

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