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The White House 建築日記まとめ

The White House(ホワイトハウス)というのは冗談で呼び始めたんですが、このたび新しく建てた白い家のことです。
このたび無事に完成しましたので、建築中の記事をこちらにすべてまとめました。今後掲載する Web 内覧会の記事については別途まとめる予定です。

大雨からの台風というコンボでスケジュールがどのくらい遅れるのかやや心配しましたが、結果的にはぴったりスケジュールどおりにおさめていただきました。

別途記事にも書きましたが、注文住宅なら好き勝手な寸法で建てられるというわけではなく、寸尺モジュールという基本単位があります。ここで綺麗に整った枠組みとそれにはめこまれていく断熱材を見ると、そのことを実感することができます。
記事には「私の仕事はだんだん少なくなっていく」と書いてありますが、結果としては引き渡し後に至るまで決め事とそれにともなう判断が発生し続けることになりました。

いざ完成した家へ入ると、エントランスホールのコンクリートとペンキで塗った真っ白な壁の印象が強いんですが、この記事を見ると木の骨組み丸出しの写真が多数あるので、あらためてこの家は木造なんだなと思い出すことができます。

この記事ではエアコン配管についての話をさらっと流していますが、前面(南側)をすっきり見せるためにエアコンの室外機を北側(裏側)へ隠したいと思った時、南側の部屋に設置するエアコンの室外機を北側につなげるために隠蔽配管を這わせるというのが実は費用アップになっています。費用をカットするなら南側に出せば済む話ですが、こういった積み重ねがぱっと見た時の印象に効いてきます。

天井がまだついていない状態の写真が載っています。
モデルハウスを渡り歩いていた時期に天井をぶちぬいて高くしている家を見て、部屋の面積以上に広く感じるので真似したいなと思ったものですが、いま考えるとあの家は天井に断熱材がないと思うので冬とかけっこう寒いのではないかなと思います。

さんざん悩み抜いて選んだフローリングが施工されているところをはじめて見た日の記事。ここでテンションが過去イチあがったことを覚えています。工務店さんによる天井裏のていねいな配線が写真で見られるのもポイントです。
設計会社の方をして「特殊」だと言わしめた我が家の浴室ですが、その工法のインスピレーション元になった超素敵なブログもこの記事で紹介しています。

モルタル壁いいよね……。

この家で最初から最後まで譲らなかった「巾木なし」の話が写真と共に書いてあります。
外観の写真をよく見ると、表札の位置決めのために紙を貼って確認している様子が写っていますね。

下の記事と掲載順があべこべになってしまったのですが、時系列的にはこちらが先。スイッチプレートの写真が載っています。

エアコンは本当に悩ましくて、ひとつ置くだけで「日本の家です!」という感じが強烈に出てしまいます。「非日本的に見せる」ことに腐心している私としては天井カセット式を採用するなどしてなんとかこれを避けたかったのですが、最終的には性能と金額、メンテナンス性を優先することにしました。
予定外に100万円もかかって辛かった歩道の切り下げについてもこの記事で書いています。

トップ写真に夜の写真を採用しています。電気が通って以降はじめて訪れたからというのもありますが、単純に朝から夜まで現地で過ごしたためです。
内装の写真を見ると、もう「家になっている」状態ですね。なお LAN 配線についてはこのあと追加の日程を組んでほぼ終わらせました。

そして引き渡し。
引き渡しから引っ越しまでは2週間ほどの間があいているんですが、その間にも細かい直しの作業を入れていただいています。
最後に施工された外構まわりの写真が載っています。東側フェンス、ポスト、表札など。

記事のトップには、基礎配筋の記事を除いてすべて同じ場所から撮った外観の写真を採用しました。
並べたら定点カメラ的に面白いかなと思ってそのようにしたのですが、こうして実際に縦に並べてみると「ないものが現れる」様子が記録されていてやはりけっこう面白いですね。

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