Akinori Kageyama

居住歴:  京都→大阪(3ヶ月)→インド(4年半)→大阪(1年)→ドバイ(2年)→大阪…

Akinori Kageyama

居住歴:  京都→大阪(3ヶ月)→インド(4年半)→大阪(1年)→ドバイ(2年)→大阪(1年)→東京(約3年) 職歴:日系事業会社  社内IT(10年+片手年)  →ビジネスアナリスト、Project Manager(約3年) 主な資格  PMP、MBA、応用技術者など

最近の記事

自身の時間配分

当たり前ですが、時間は有限ですよね。そして近年はワークライフバランスが重要視され、昔みたいに長時間労働、週末勤務は美徳ではなくなっています。 三遊間のタスクを拾ったり、個別のコミュニケーションを取る必要があったりと、突発タスクが発生するのは避けられません。また、メンバーからの相談を受けたりすることも多々あるでしょう。さらには進捗状況のサマリー資料を読んだり、メールをフォローしたり、会議資料を作ったり・・・で時間がいくらあっても足りません。 会議準備にも準備が必要ですし、資

    • 個別の、アンオフィシャルコミュニケーション

      全体会議や進捗会議の限られた時間の中で全部の内容をキャッチし、PJ内の整合性を担保することは非常に困難ですし、また、全体の中で話をすることを得意でない人もおられるでしょう。そういった場合は、個別にSME(Subject Matter Expert:専門家)チームにアプローチしていくことをお薦めします。 注意したいのは、「私が状況が把握できていないので会議設定してください」というアプローチではなく、 「教えていただきたいので会議案内を出しますのでご協力お願いします」 という

      • 因数分解したり戻したり

        これはプロジェクトマネジメントに関わらず、いかなる課題解決をする際にも、はたまた新しいことを考える際にも、事象や課題を「分解」する必要な習慣を身に付けておくべきです。 前述したようにプロジェクトマネージャは、「とりあえずボールを持った」後、メンバーを「オーケストレイトする」必要があるので、一見して複雑に絡み合っている課題やリスクを、分解することによりSMEsにタスクを割り振りやすくなり、PJリスクを軽減できます。 さらに、分解した因子の親が分かっているので、繋げあわせて各

        • オーケストレーション

          恥ずかしながら2019年に今の会社に入るまでは「オーケストレーション」という言葉にほとんど馴染みがなく、この言葉を聞いたときにはかなり新鮮でした。きっと言葉の流行はあるのしょうが、採用面談の会話の際に「オーケストレーション」という言葉が出てきたときは、非常に新鮮であったし、凄く腹落ちしていたことを覚えています。 なお、PMBOK第7版でも下記のような記載があるので、グローバル共通&業界で浸透している用語と捉えてよいでしょう。 オーケストレーションとはどんな意味でしょうか?

        自身の時間配分

          PJの難易度

          世の中には色々な目的のプロジェクト(PJ)があります。 新商品/製品を作るのもPJですし、建造物を作るのもPJですし、ITシステムを導入するのもPJです。最近ではDX PJなんてのもあるでしょう。個人的にはDXは手段の一つだと思っているので、DXが前面に出たPJは上手く引く可能性は低いと思っていますが。 PJの難易度によって必要となるプロマネの経験値やスキルセットが変わるので、一度、PJの難易度が何によって変わるのか考えてみたいと思います。 難易度は「規模」に依存するこ

          とりあえずボールを持ってみる、だけど持ちすぎない

          いくらRole & Responsibilityを定義したり、RACIを切ってみたりしても、PJを推進していく際には進捗会議をしていると、**三遊間的な課題**が発生することは避けては通れないし、誰もそのタスクを持ってくれようとしないのが常です。 もちろん、多くのメンバーがPJに対して前のめりで、どんどんタスクを持ってくれるような風土を、組織を作っていくのもProject managerとしてはやるべきことではある。が、その風土を構築するのは容易ではなく、一般的にはメンバー

          とりあえずボールを持ってみる、だけど持ちすぎない

          プロダクトマネジメントとプロダクトマネジメント

          ロダクトマネージャーという経営者並みに大変な仕事があります。ベンチャー企業では、会社名が商品名だったり、CEO=プロダクトマネージャーだったりで、全ての責任を持つ役割が求められます。 ある商品Aの1機能の開発や時として全機能の開発、時としてマーケティングなどに携わって、商品Aの担当者ということはあるでしょうが、本当の意味でのプロダクトマネージャとは言い切れません。モノづくり会社でのプロダクトマネージャはリリースまでを見ることが多く、「後はマーケティングや営業のお仕事ね」とい

          プロダクトマネジメントとプロダクトマネジメント

          PMBOK Ver 7

          PMBOKの第7版が2021/8にリリースされました。 私がPMPを取得したのは第6版なのでざっとメインの箇所を読んでみたところ、かなり考え方が変わっており、個人的には第7版の方が好きであり、現実に即していると思います(改訂されたので当たり前なのでしょうが)。 第6版のときは  ・全てフォローするのはあまり現実的ではないが、周りと言葉の定義を合わせるため  ・資格として持っておくと、次回の転職時に活用できそう という程度で、「ITTO(Input, Tools & Tech

          プロマネはAIで代替可能か

          2013年にマイケル・オズボーン准教授は「雇用の未来(The Future of Employment)」の中でAIに代替される可能性の低い仕事は大きく3つがあげられています(順番を入れ替えています)。 1.非定型 役割が体系化されていない環境で、マニュアルに頼らずに自ら状況に応じた判断を行わなければならない仕事。 2.創造的思考 抽象的な概念を整理・創出したり、文脈を理解して自らの目的意識に沿って方向性や解を導き出したりする仕事。 3.ソーシャルインテリジ

          プロマネはAIで代替可能か

          プロマネに必要な知識・スキルを3つに分類してみました

          プロマネに必要な個人技・知識には大きく3タイプに分けられると考えています。  ・プロマネに関する知識  ・プロジェクトに関する知識(ビジネス&テクノロジー)  ・ソフトスキル です。それぞれについて私なりの考えを書いてみます。 ■プロマネに関する知識  巷ではPMBOKだの、PRINCE 2だの、CMMIだのプロジェクトマネジメントに関するFramework、指標がいくつか存在します。(欧州ではPRINCE 2が、米州ではPRINCE 2が強いということは昨年知ったのですが

          プロマネに必要な知識・スキルを3つに分類してみました

          はじめに:プロジェクトマネジメントについて思うこと

          世間ではアジャイル開発だの、DX型組織だの、はたまたAIやRPAを活用しましょうだのバズワードが飛びかっています。そういった表面的な言葉(バズワード)やToolだけでできることは限られていて、程々に大きな組織でバックグラウンドが違う人が集まると多くの場合で迷走し、手段が目的化するか、発展的に解消してしまいます。 迷走を避けるために目的を明確化し、誰が何をするとうまくいくのか役割を定義するのがプロジェクトマネジメントの本質であり、実行する際に手段としてアジャイル開発や、RPA

          はじめに:プロジェクトマネジメントについて思うこと

          自己紹介など

          当面の自分のテーマは「言語化能力Up」としようと考えており、自身の考えていること、学んだこと、皆さんのFeedbackをいただきたいことを残していきます。 主要テーマ:  まだ考え中、整理中ですが下記くらいで   ・プロジェクトマネジメント   ・ファシリテーション   ・異文化コミュニケーション 居住歴:    京都→大阪(3ヶ月)→    インド(4年半)→大阪(1年)→ドバイ(2年)→大阪(1年)    →東京(約3年) 職歴:日系事業会社  社内IT(10年と数

          自己紹介など