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改めて感じる『今日のダーリン』の偉大さ

今日で毎日noteを書き始めて13日目になるのだが、今朝は筆がまったく進まない。

いつもはネタを決めたらすぐに書き始め、苦労しながらも粘って粘って書き切るのだが、今朝は様子が違う。
書き始めて少しして、なんか違うなと思ってネタを変える。これをすでに2回繰り返している。

そこで改めて思った。これを20年以上 毎日欠かさず続けている 糸井重里さんは人間としてほんとうに凄いなと。

みなさんご存じの「ほぼ日」こと「ほぼ日刊イトイ新聞」。
私は、その代名詞のようなコーナー「今日のダーリン」のファンである。(もちろん糸井さんのファンでもある)

1998年6月6日のサイト開設以来、「ほぼ日刊」と言いながら、1日も休むことなく今日まで続いている糸井さんの短いエッセイが「今日のダーリン」だ。 写真やイラストなどは一切使わず、文字だけで構成されている。
文章の最後に『今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。』+ ひとこと で結ぶ。
(この「ひとこと」に圧倒的な知性を感じる)

さらに「今日のダーリン」は 2日以上前のものは2度と表示されないようになっている。
(だから「この回が特に好きだった」みたいな紹介ができない) 
この刹那的な、非現代的な “決まりごと” がなんとも粋である。

私も文字通り“ほぼ毎日” このページに足を運ぶ。
毎日noteを書き始めてからは、読み手ではなく、書き手の目線で読むようになった。絵が浮かぶような書きぶりや、やわらかいことばたちにはこれまで以上に舌を巻く。そして安心する。

私は糸井さんのような素晴らしい文章を書くことはできないが、コツコツ継続することならできる。
今日のような内容がうっすいうっすい日もありながらも、とにかく脳みそからことばを絞り出し続けていきたい。

それにしても最近「継続」について書きすぎなので、明日は変えます。

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