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ろう(聴覚障がい)者との出会い/ぶるきちゃライブ・その軌跡<1>

2003年冬。その出会いはありました。

【1st impact】

2003年10月、地元のインディーズアーティストを紹介する番組「The Shadow's TV」(以下カゲテレ)が放送開始となりました。毎月1回ライブイベントを催し収録。翌月にケーブルテレビ3局で放送するというものでした。テレビや雑誌、新聞やフリーペーパーなど、いろんな媒体から情報を集め、少しでも内容の濃いコンテンツにしようと必死になっていた時、たまたま観ていたローカルテレビ局のニュース番組で衝撃を受けました。耳の聞こえない人達がロックバンドを組んでバンド練習をしているんです。彼らの名前は「手話ロックバンドBRIGHT EYES」。当時メンバーは5人。健聴者1人とろう(聴覚障がい)者(以下ろう者)4人、ボーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラムの構成。ニュースの内容としては「耳が聞こえないのに、ロックバンドを組んで頑張っている聴覚障がい者」という扱いで、微笑ましいニュースとして紹介されていました。

【「障がい者」に対する私のイメージ】

皆さんは「障がい者」に対して、どのようなイメージがありますか?私は彼らに出会ってから、かなり大きく認識が変わりました。実は私、ろう(聴覚障がい)者の方々と知り合うまでは、「障がい者」は「手助けをしてあげなければいけない存在」という偏見を持っていました。今思えば、無知による自分勝手で偽善的な上から目線の考え方でした。考えてみれば、そもそも「障がい者」と「健常者」を分ける線引きなんかできるはずもなく、とんでもなく曖昧なものだったんですね。そんな事もわかっていませんでした。いまでは「健常者」「障がい者」関係なく、ただ「困っている人がいる」から「手助けをする」という単純な考え方になりました。逆に私が困っていたら、助けを乞う事もアリだと思っています。

【未知の世界への扉】

彼らを番組で観て衝撃を受けてからしばらく、私は悩みました。彼らにはぜひ「カゲテレ」でライブをして欲しい!単に演奏が上手いとか下手とか、そんなつまらない判断基準ではなく、もっと魂の部分というか、ソウルというか、そういうものをライブの来場者に、そして視聴者に届けて欲しいと思ったのです。
ただ!勇気が出ないんですよ。
これまでの人生で、ろう者とコミュニケーションを取った事がないので、どうやって連絡をすれば良いのか?電話?いや聞こえないだろうし…メール?ちゃんと通じるのかしら?できれば一人の健聴者と連絡をして話をスムーズに…とか、NGワードはなんだろう?とか。これ以上ないってくらい悩みました。下手な事を言って傷つけてしまわないか?もしかしたら、傷つけてしまった事に傷つく自分に対して臆病になっていたのかもしれません。

【そして扉は開く】

気持ちが少し落ち着いた頃、健聴者の一人に連絡が取れ、メンバーと会う予定を取り付けました。お会いする事になったのは、ブライトアイズのギタリストきむやん(木村正明)さん。
やったあ!半分、あ、会う?どないしよ…半分。

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売っているのはアイデア。技術はそれを表現する術に過ぎず◇映像作家◇自社番組「カゲテレ」はケーブルテレビ8局&動画サイト5サイトで10年以上放送◇まちおこしまちづくりPR動画サイト「みんなの教科書」運営◇1年間で1000作のアート作品発表◇twitter社公認アカウント◇名古屋在住

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