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ちょっと欲張り過ぎました/ぶるきちゃライブ・その軌跡<12>

【前回のあらすじ】

「聴くライブから感じるライブへ/ぶるきちゃライブ・その軌跡<11>」

<ぶるきちゃライブ第三弾開催決定!>
<内容は?>
<伝えるという事>
<出演者は!?>
<大成功!>

【バンドたくさん出しちゃおう!】

さてさて、すっかりおなじみとなりました「ぶるきちゃライブ・その軌跡」シリーズ!先日アップしたと思っていたら、もう3か月以上経っていたんですね!ごめんなさい!
※「ぶるきちゃライブ」は、音楽番組「The Shadow's TV(以下カゲテレ)」の番外篇イベントです。ろう(聴覚障がい)者(以下ろう者)と健聴者が同じ場所で同じ条件のもと音楽を楽しむ、福祉イベントではない音楽ライブイベントです。

今回ご紹介する「ぶるきちゃライブ」は第4弾となり、前回のライブから10か月、2009年3月14日に開催となりました。私のこだわりとしてこの「ぶるきちゃライブ」では、毎回なにかしらの実験的な要素を取り入れたいと思っていて、今回やってみたのは、たくさんのバンドを出しちゃおう!というもの。なぜこうなってしまったのか?参加者をいろいろ選んでいたら、出演させてみたいアーティストがいろいろありすぎて、収拾つかなくなりました。はい。ごめんなさい。

【出演者は!?】

今回の参加アーティストは総勢5組!まず最初は「BooCo」。カゲテレのライブイベントでは何回もお世話になった歌声のとても美しい弾き語りのアーティストです。いつも裸足で歌われるのが印象的です。
 そして2番目は「N-style」。リーダーのノブリンさんはデフ(ろう)イベンターとしても活動をされていて、手話ロックバンドBRIGHT EYES(現在の手話ロックバンドBRIGHT EYES super-duper)とは旧知の仲。
 3番目には「ぶるきちゃライブ」には無くてはならない存在の「こころおと」この回でカゲテレ初登場です!健聴者とろう者の混合バンドで、本番中に基本2人体制のボーカルが3回入れ替わるというとても風変りな構成!リーダーの武井さんは、あのアコムの宣伝でもおなじみの手話のイベントをされている方です。何回か前のCMにも登場していました。ふくよかな体型がとっても素敵なリーダーさんです。
 そして4番目は前回の「ぶるきちゃライブ」にもご登場いただいた「ストロベリーフライロケッツ」あいかわらずのボーカルの辻さんのパワーには圧倒されます。
 最後は「手話ロックバンドBRIGHT EYES」もう語る事がないくらいおなじみとなりましたが、圧巻のステージングです。

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【大盛りあがりの本番!】

今回は5組という事もあり出演者が多くて若干混乱しました。一番たいへんだったのは「こころおと」。とにかく大所帯のバンドでしかも2人体制のボーカルが3組あるから、ワイヤレスマイクやその他の楽器に使う音響卓のチャンネルが足りなくて、PA(音響さん)パニクってました。それを越してしまえば、ちょっとやそっと忙しいくらいでは全然平気なくらい!少し押しながらもリハーサルが終わり、開場準備!

時間通りに開場し、嬉しい事に客席はほぼ埋まりました。ちょっと酸欠も心配しましたが、それに関してはなんとか大丈夫でした。まず最初のアーティストは「BooCo」。彼女なりにいろいろ伝えようとMCでは画用紙に説明を書いたり、お客様に歌詞カードを配布したりされていました。歌詞の美しさや透き通る歌声がどの程度ろう者の方々に届いたのかはわかりませんが、なにか感じてもらえたなら嬉しいなぁ。次は「N-style」。ジャンル的にはテクノになりますね。4つ打ちの低音にメロディーが乗ってきてとても心地よいのですが、その音楽をろう者の方々はどう感じているんだろう?と疑問に思ったりもして、私にとっては一つ大きな課題ともなった楽曲たちでした。そして「こころおと」。もうとにかく魅せ方が上手すぎ!ほどよく笑いがあり熱気満々のライブパフォーマンスありしっとりとした感動もあり、なんかね、カレーライスみたいな方々!具材の一つひとつが強烈に主張するんだけど、なぜか全体でちゃんとまとまってる~みたいな。そして私が一番感動したのは、手話の美しさ!歌詞をすべて手話で表現しているのですが、その手話がなんとも美しくアクションとしても成り立っていて、パフォーマンスとして申し分ない!というより十二分に楽しめるんです。バラードでは泣くかと思いました。まぢ震えます。そして次は「ストロベリーフライロケッツ」。前回で感覚を掴んでくださっていたせいか、全体的な流れもスムーズで、健聴者がろう者の方々に対してするぎこちないパフォーマンスを一切感じさせないような、見事なステージでした。
 最後は大トリ「手話ロックバンドBRIGHT EYES」。彼らのライブでは会場の皆さんに手話を教えるコーナーがあるのですが、今回のお題は「あんかけスパゲティ」「味噌カツ」「味噌煮込みうどん」「手羽先」「ういろう」。難しいわぁー!って思いますよね?でもこれがなかなおもしろいんですよ。実際に知ってしまうと納得な手話です。
 ちなみに私の少ない知識で説明するならば、「味噌煮込みうどん」は「味噌」「煮込み」「うどん」に分かれ、「味噌」は胡麻をすり鉢でする様子、「煮込み」は鍋を火であぶる様子、「うどん」は箸でうどんを口に持っていく様子の3アクション。「手羽先」は2種類表現があって、一つは羽ばたいた羽と食いちぎる動作の2アクション。もう一つは羽ばたいた羽の動作。お笑い芸人ゆってぃのワカチコワカチコ~!みたいな感じでした(ふ、古い…)。あと、名古屋の手話も覚えました。両方の人差し指で名古屋城のしゃちほこ作るんです。なんかこうやって考えてみると、手話って楽しいですよね。

手話ロックバンドBRIGHT EYESのみんなと知り合ってもう15年。いつも甘えてしまっていまだに手話ができない私ですが(多分コレ読んでつっこまれているのだと思うが…)、いつか覚えるのでその時はもう少し深い話をしましょうね。

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売っているのはアイデア。技術はそれを表現する術に過ぎず◇映像作家◇自社番組「カゲテレ」はケーブルテレビ8局&動画サイト5サイトで10年以上放送◇まちおこしまちづくりPR動画サイト「みんなの教科書」運営◇1年間で1000作のアート作品発表◇twitter社公認アカウント◇名古屋在住
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