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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.74

COLOMBIA - KYOTO

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昨日はクリスマス・イブ。夕方はいつもよりも雲が多く、おぼろ月でしたが、夜中には月と星がこれでもかというぐらい光り輝いていました。

夜中にベランダに出て、夜空を見上げて深呼吸。寒いのは苦手だけれど、冬のこの瞬間は特別。自分のからだの中が澄み渡ってとっても素直な気持ちになれます。そして目を閉じて願い事。夜をつたって届きますように。

今回の焙煎の記録は、

日:2020年11月28日(土曜日)14.6℃ 湿度:38% 晴れ 予熱:219℃→投入後78℃
豆:
コロンビア キョート農園無農薬 (BRANDING COFFEE)
生豆の重さ:300g
焙煎後の重さ:248g
1ハゼ:15:28(197℃)
消火:28:00(220℃)
煎り上げ:30:00
色:ハイ
<感想>

はじめて28分という長時間の焙煎となってしまいました。途中で火力が弱くなり、焙煎速度が一気に遅くなりました。16分あたりからデジタル温度計の温度が全然上がりません。大丈夫かな〜と思っていたら、ゆっくりゆっくり温度が上昇しはじめました。

デジタル温度計の調子が悪くて、温度表記がおかしくなったのか、実際に温度が上がっていなかったのか。でも、これだけ長時間なのに、煎り止め後の豆の焙煎度はハイぐらい。深くなっていないということは、温度の上昇があまりなかったと見て良さそうです。

今回は予熱設定をいつもと変えてみました。狙った焙煎度に合わせて219℃に設定。しかし、前回同じ豆を焙煎したときと何か変わったのかと言われると、う〜ん。変化の実感はありません(笑)。

今度は、予熱設定を変えて同じ豆を3回連続焙煎とかしてみよう。片手鍋焙煎でどこまで細かな調整ができるのか。焙煎機よりも自分と豆との距離が近い分、変化に敏感になれたらと思っています。

焙煎は様々なパターンができます。コーヒーの淹れ方も含めれば、そのパターンは無限大。それが故に、まだ発見されていないおいしい味、おいしい飲み方も見つけられるかもしれません。

↓前回、同じ豆を焙煎したときの記録です。

ちょうどクリスマスということで、星にまつわるエピソードをひとつ。

ケプラーの法則で有名な天文学者ヨハネス・ケプラーはイエス・キリストの生誕を伝えたとされるベツレヘムの星は、紀元前7年にあったという木星と土星の大接近だったと唱えています。あくまで推測の範囲ですけどね。

今年はまさに400年ぶりに木星と土星が寄り添っている時。もしかしたら大昔、ベツレヘムの星もこんな夜だったのかもしれないと思えば特別なクリスマスです。

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夜空にはいろんなエピソード、ドラマが宝箱の宝石のように散りばめられています。

何気ない日常にひっそりと隠れている宝物に気づけたなら、その何気なさの愛おしさを感じることができるのかもしれません。

金曜日。そんな宝物が見つかるように、心を澄ましていよう。

皆さん、良い1日を!



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