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コーヒー豆の自家焙煎にチャレンジ 〜準備編①〜

自宅でコーヒーの生豆を焙煎する。している人がいるのは知っていましたが、実際に自分がしようとは今まで思っていませんでした。何しろ未知の世界すぎたし、手間がかかりすぎるイメージが先行してしまっていたからです。しかし、コロナ期間、ふとyoutubeのこの動画を見ていたら、「片手鍋でできるんじゃやってみるか」と思い立ちました。

ということで、今回はコーヒー豆の自家焙煎の準備編です。何が必要なのか、何が重要なのか、実際に自家焙煎をしてみて感じたことを書いてみます。まず必要な道具の紹介です。

1.片手鍋

僕が参考にした動画で使用されていたものは、直径16cmのガラスの蓋つき片手鍋でした。動画で紹介されていたものはダイソーで売られている片手鍋だったので、早速ダイソーへ行ってみました。しかし、同じ商品は見つからず。次に向かった先は近くのホームセンター。ありましたありました。直径16cmのガラスの蓋つきの片手鍋。1000円ぐらいでした。なぜ、直径16cmかって?動画でそのサイズが紹介されていたからです(笑)。素直に先人の教えに従うことも時として大切です。僕はノーブランドのものを使っています。

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蓋がガラスというのもポイントです。ガラスにチャフがつくタイミングや豆の色の変化が目視できます。

そして次に必要なのは、この片手鍋を置き、生豆を焙煎する火元となる、

2.カセットコンロ

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自家焙煎を手動でする大半の人はカセットコンロ、またはキッチンのコンロを使うことになると思います。が、しかし、キッチンのコンロはおすすめしません。理由は、生豆の焙煎時に舞い散るチャフです。キッチンで焙煎をした日には、舞い散るチャフに発狂してしまうでしょう。

ラッキーなことに僕が借りている家はガレージがあるので、焙煎はいつもそこでやっています。この環境がなかったら、ベランダでやっていたと思います。ベランダもなかったら河原でしょうか(笑)。そのぐらいチャフは面倒です。それが故に、チャフで悩まずに済む焙煎機を導入する人がいるのも肯けます。

そしてお次は、

3.キッチンスケール

コーヒーを淹れるときにも必ず使うキッチンスケールですが、ここでも登場です。生豆の重さ、焙煎後の豆の重さを測るときに使用します。

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コーヒーを淹れるときとはスケールが違うことに気づいたでしょうか。違う理由は全くありません(笑)。こちらはDRETECのものです。キッチンスケールは本当になんでもいいと思います。そして、キッチンスケールときたら、

4.キッチンタイマー

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キッチンタイマーはかなり重要度高いです。焙煎時間を常に確認します。1ハゼ(最初に豆がパチパチする音)の時間や、焙煎具合を見ながら終了するまで常に僕はキッチンタイマーと睨めっこしています。こちらもDRETECのものです。

スマホをタイマーとして使えばいいじゃん?と思う人もいるかと思いますが、おすすめしません。理由はチャフがスマホにも舞い散ってくるからです。そして、豆の油分などで汚れた手でスマホを触りたくないですよね。

ではでは、次に焙煎が終わってから使う

5.フルイ(直径37cm)

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他の道具は大体Amazonで購入したのに対し、このフルイは近くのホームセンターで買いました。理由は、大きさや、網目の粗さ加減などを手に取って見たかったからです。結果的にはAmazonでも売っているフルイにしました。この商品には異なる網目が3枚入っていました。

フルイも大きさが様々なものがありますが、僕はこの直径37cmのフルイでよかったと思っています。これより小さいと豆が重なってしまいそうだし、これより大きいと振るのに疲れそうだからです。

ここで、ワンポイントアドバイスです。このステンレスフルイ、最初の2,3回の使用までは銀粉が豆に付着していました。その後は無くなりましたが、最初のうちは安ーい豆で焙煎練習しながらアウトドアブランドのトランギア製品のバリ取りのごとく銀粉を取り除く儀式をした方が良さそうです(笑)。そんなことするより、念入りに洗えば済むだけの話かもしれませんが。

そもそもなぜ焙煎した豆をフルイにかけるのか。これは前述したチャフを取り除くためと豆を冷却するためです。ちなみに噂のチャフとは、これです↓

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豆にくっついてた皮のことです。ね、どうですか、これがキッチンにでたら発狂じゃないですか?(笑)。

フルイにかけるときに併せて必要なものが、

6.うちわ

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片手で豆をフルイにかけながら、うちわで一気に冷却、そしてチャフを飛ばします。テーブルやコンロの上に飛び散ったチャフもこれで飛ばします。

それが終わったら、最後にもう一度スケールで、焙煎後の豆の重さを測ります。そのときに、必要なのが、

7.ボウル

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生豆を測るときにも使います。こちらは、僕の好きな柳宗理の19cmのステンレスボウルです。これも別になんだっていいのですが。このボウルはとにかく使いやすいし、スタッキングできます。

はい、ということで、僕が自家焙煎に使う道具は以上です。7種の神器ですね。実際には、ほとんどの家庭で16cmのガラスの蓋つき片手鍋とフルイ以外はあると思います。なので、片手鍋とフルイだけであれば2000円あればお釣りがくると思います。2000円で自家焙煎に使う道具が揃えられると思えば、やってみたくなりませんか?(笑)

こんな仕様で毎回焙煎しています↓ あ、うちわを置き忘れました(笑)。ガレージなのでアウトドア用のテーブルとイスを使っています。

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次回は、肝心の生豆の準備についてお話しします。

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