見出し画像

コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.145

ETHIOPIA - TRADITIONAL MOCHA

画像2

今回の焙煎豆はエチオピア産。ニュースを見る限り、エチオピアの政情は現在も不安定なようですね。

そんな中でも、おいしいコーヒー豆がはるばる日本へやってきていることに感謝です。政情が安定し、現地の生産者の生活が向上されることを願っています。

エチオピア産のコーヒーは歴史的にイエメン産のコーヒーと同じく「モカ」と呼ばれているんですね。(モカ港はイエメンにあります)

今回扱った豆の産地はグジだそうです。グジ(Guji)をGoogle Mapで検索しても出てきません。

↓WikipediaにはGuji Zoneという地域割りで出てきます。エチオピア南部のオロミア州にある地域の名称のようです。

↓このcoffeehunter.comにとてもわかりやすい地図がありました。

画像4

緯度的にはイルガチェフの産地と同じ。左上の方にはシダモの産地があります。

それでは今回の焙煎記録です。

画像3

チャフが多めの豆でした。200gの焙煎だったので、焙煎の進行が早かったです。

100℃に達する時間を今後は基準にして、焙煎調整をするようにと考えています。今の所、200gの生豆焙煎だと2分台で100℃。それが300gになると3分台で100℃に達することが多いです。

今まで片手鍋焙煎において、焙煎進行にあまり基準というか指標を設けてこなかったので、少しずつ意識してゆこうと思います。

画像1

昨日はセミがやってきて指の上に乗っかってくれました。こんなことを言うと怪しい人のようですが、こちらが心を開いていると昆虫も心を開いてくれるような感覚が最近あります(笑)。

ようは、こちらの心の持ちようで、物事の受け止め方は大きく変わるということなのでしょう。

火曜日。暑いけれど、もう夏もピークを越したのを感じます。素足で生活できる時間を思いっきり楽しもう。もしかしたらこの夏はクーラーなしで乗り越えられるかもしれない(今のところ扇風機だけで大丈夫)。

皆さん、良い1日を!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8月3日 ヴェブレン (1857 - 1929)   この日死んだアメリカの社会学者、経済学者。マルクス主義とは別個に、鋭い直感によって独占資本を攻撃した。「有閑階級論」

 古典は、学者的な世間ていの証拠としての絶対的価値をほとんど失っていない。なぜなら、学者として世間をまかりとおるためには、学者は、時間を浪費した証拠として、伝統的にみとめられているなんらかの学識をみせびらかすことが絶対に必要だからであり、そして古典は、こういう用途にはしごく容易に役立つからである。・・・古典があらゆる学問のうち、もっとも名誉あるものとして尊敬されるようになったのも、時間と労力を浪費した証拠として、またこういう浪費のために必要な金銭上の力の証拠として、古典が役にたつからだ。(有閑階級論) 

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?