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コーヒーと音楽 Vol.26

Taj Mahal - Music Fuh Ya'

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しとしと雨にあう音楽もあれば、風のように流れる音楽もあって。冬が似合う曲もあれば夏が似合う曲もあって。悲しみを癒す音楽もあれば、心踊る音楽もあって。

海へと向かうとき、心晴れやかなとき、もしくは晴れやかになりたいと願うとき、夏を感じたいとき。そんなときにぴったりなのが、今回紹介するTaj MahalMusic Fuh Ya'というアルバムです。

楽園のような音楽です。ザ・トロピカル・ミュージック。寒い冬だからこそこんな音楽を聞いて真逆の夏を感じたり、遠い海に想い馳せたり。

↓一曲目のYou Got It。この曲を聴けばこのアルバムがどんなアルバムなのかわかります。青い空、広がる海の音楽。

Taj Mahal(タジ・マハール)は、インドにある、総大理石の墓廟と同じ名前ですが、アメリカのミュージシャンです。グラミー賞受賞アーティスト。本名はヘンリー・セントクレア・フレデリックス(Henry Saint Clair Fredericks)。ステージ・ネームとしてTaj Mahalを名乗りはじめて、それが定着したそうですが、名前だけをみると、どんな音楽かは想像できませんよね。

彼の音楽は上のYoutubeからも感じると思いますが、ブルーズやニューオリンズミュージック、カリビアンミュージックなど様々な要素が入り混じっています。僕はいつも彼の音楽を聞くと、「美味しい音楽」だな〜って思います。聞いていて美味しい。

特にこのアルバムには僕の大好きなスティール・パンが多用されていて、南国気分を味わえます。彼にとっては通算12枚目のアルバムです。

アルバムのタイトルは、Music Fuh Ya' ( Musica Para Ti)と見慣れない単語があります。Fuh Ya'はPara TiということからもFor You。Music For You。君のための音楽。君たちのための音楽。

ちなみにこのアルバムに参加しているパーカッショニストはLarry McDonald。彼はLee "Scratch" PerryやToots and the Maytalsの音楽にも参加しています。

↓この曲もゆったりで大好き。There's so much love in my heart for you babe, honey babe. 君への愛で溢れているんだ、やさしい君へ。このアルバムにながれているのはやっぱりFuh Ya'なんですね。 

歌詞を意訳したいと思って検索をしてみたのですが、意外にも出てこないんです。聴きながら歌詞をとるのにチャレンジしてもいいのですが、今は時間と心に余裕がないので、いつか。

今はただただこのアルバムの曲に浸ろうと思います。かけがえのない時間。ずっと浸っていたい時間。

木曜日。皆さん、良い1日を!

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