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コーヒーとお酒 Vol.66 - YEBISU MEISTER

以前はビールは苦手なお酒でした。それがクラフトビールに出会って、すごく好きなお酒になっています。

今回はクラフトビールではなくて、エビスマイスターというビールのご紹介です。

ビールが好きになったと言っても、大手の有名なビールを普段購入することはまずありません。

でもこのエビスマイスターは飲んだことがなかったので購入。

↓お恥ずかしながら、エビスビールはエビスビールという会社が現在も製造しているものだと思っていました。製造・販売はサッポロビールなんですね。

↓調べてみると、恵比寿ビールは日本麦酒という会社になって、その後大阪麦酒(アサヒビールの前身)、札幌麦酒(サッポロビールの前身)の3社が大合併して大日本麦酒が生まれたそうです。

この大日本麦酒が朝鮮市場向けにビールを地元資本と折半して作ったのが韓国シェアNo.1のハイトビール。と、つながりますね〜。おもしろい。

さらにドイツ資本によってつくられた青島ビールの経営圏を取得し、終戦(1945年)まで自社工場としてビールを製造していたのもこの大日本麦酒。

ビールの歴史マインドマップとかつくってみたいな。

サッポロビールのサイトで、恵比寿ビールの歴史も確認。

興味を持ったのが、恵比寿ビール→日本麦酒→大日本麦酒となった後で、なぜ「サッポロビール」に統一されていったのか。エビスビールが残らなかったのかという点です。

↓このことについてはサッポロビールのサイトにこうあります。

大日本麦酒は過度経済力集中排除法の適用会社となり、1949(昭和24)年9月、日本麦酒株式会社と朝日麦酒株式会社に分割されます。日本麦酒は大日本麦酒から「サッポロ」「ヱビス」を継承しますが、両ブランドとも地域ブランドであったため、どちらかを新社名に採用するには難があったようです

そうなるとおそらく、新しく生まれたサッポロビールの会社内に間違いなく恵比寿ビール派がいて内部での対立等もあったのではと推測します。

その恵比寿派の力で現在のあの恵比寿駅周辺のあの感じがあるのかな、と妄想。

このあたり、何かの書籍書いてあるはず。こういうの調べるの好きです。

ということで、肝心の今回のエビスマイスターから遠ざかってしまいました(笑)。

お味の方は、う〜んやっぱり好みとはちょっと違う。リピートはしないかな。

でもこうやってビールの歴史を知ることができて感謝です。

本当は大手のビール紹介をするのはどうかなと少し躊躇ためらっていたのですが、記事を書くにあたっておもしろい情報を得られました。

こういう躊躇うようなことも記事にしてみるって大切なんだな。きっかけは何にでも潜んでいる。


<今日の誕生日>
1月24日 
ウォーレン・ジヴォン
(1947 - 2003)この日生まれたアメリカ合衆国のシンガーソングライター・ミュージシャン。

John Belushi(1949 - 1982)この日アメリカはイリノイ州で生まれたコメディアン、俳優、ミュージシャン。



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