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アメリカはバイデン新大統領誕生へ! エンタメ的視点で喜びを語る

どうも。

あ〜、もう

こんなうれしいこと、なかなかないですね!!!

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ジョー・バイデン氏、ドナルド・トランプ氏を破って、大統領当選ですよ!いやあ〜、これは本当にうれしい。これはもう、アメリカだけのことじゃなくて、世界の生活の空気にここ数年で充満していたモヤモヤした息苦しさ。これからついに解放されるんだなと思うと、「よくやってくれた!」としか言えないですよ。

とにかくもう、トランプの時代になって、世界的に冷笑的で、直感的な「良心」「良識」に逆らったおかしな言動がまかりとおりすぎるようになりすぎましたからね。スタート地点が妬みにあるかなんか知りませんが、「自分が恵まれていないのは社会の仕組みのせいだ」みたいなところから、マスコミを疑い、真実を疑い、歴史を疑い、科学を疑い。いったん「敵」だと決めつけた対象が見つかったら、それが人種差別や性差別になろうが気にもせず憎み倒し、しまいには嘘まででっちあげて声の大きさで強引に真実にしてしまい、そこに社会を陥れようとまでする・・・。もう、こういうことが、トランプがアメリカという世界最大の国の政治リーダーとなったことで市民権が与えられてしまい、まともな会話さえおかしなものにしてしまってましたからね。

こういうの、僕みたいに小さい子供育ててる身からしたら教育にきわめて毒でしかないんですよね。だから、本当にこういう時代が長く続きすぎたら、子供どうなっちゃうんだろうと、かなり心配もしたものでした。僕のとこなんて、ボウソナロみたいなトランプ・ウォナビーが大統領になってしまったものだから、本当に切実でしたよ。

 ただ、今回の開票中にも思ったことですけど、メディアの対策も本当に上手くなりましたよね。誰かが嘘を流しても、すぐにファクト・チェックし即座に取り下げたりするし、虚実や差別用語を撒き散らす人物にはアカウント凍結の処分などを行い、ネトウヨたちだけに一方的に有利な情報を拡散するのを防止できたりもしてましたしね。今回のバイデン氏の勝利はこうした「進化したマスコミ対応」の技術進歩に助けられての勝利だとも思ってます。

あと

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カマラ・ハリスという、理想的な後継者を副大統領にたずさえての勝利ですからね。女性、黒人、アジア系の初づくしで。これも現状、アメリカのマイノリティ、リベラルの望む声に対応した形で素晴らしいと思います。そのことを意識した彼女のスピーチも素晴らしいものでしたね。

あと、もともとが民主党支持のエンタメ界も大喜びです。僕が気に入ったものを紹介していくと

まず「ゲット・アウト」の監督のジョーダン・ピール。彼はトランプが有名になるきっかけを作った番組「Apprentice」でのトランプの決めゼリフで落選を告げました。

ドラマ「VEEP」で副大統領から大統領になる女性セレーナ・マイヤーズを演じたジュリア・ルイス・ドレイファスは「やっと女性副大統領が架空のキャラクターでなくなった」と大喜びです。

ルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルは「スター・ウォーズ」の4、5、6をそれぞれオバマ、トランプ、バイデンにたとえて「ジェダイの復讐」のところにバイデンをあてはめて「ベスト・エピソード」と語りました。

「シャイニング」「スタンド・バイ・ミー」「IT」など、映画化された作品でも知られる文豪、スティーヴン・キングは「人生で最高の日のひとつ」といってバイデン当選を祝福しました。

ロック界からはミック・ジャガーが「汚い罵り合いの言葉のない、僕が本来知ってる調和と常識のあるアメリカに早く帰りたい。チャレンジではあるけど、きっとできる」と希望を語っています。

そして、ラナ・デル・レイもバイデンとカマラを祝福です。彼女、勝手に共和党支持者と疑われたこともあるし、トランプ批判さんざんしてるのにいまだにトランプへの投票期待されてた人でもあるんですけど、あらためてのバイデン支持だったことをハッキリさせています。


そして、バイデンの当選スピーチから3時間後に放送された「サタディ・ナイト・ライヴ」では、フー・ファイターズがここぞの「Times Like These」の披露ですよ。これはもともと911のあとに作られた「もう一度愛し合おう」というメッセージの込められた歌なんですけど、バイデンが「分断のときでなく協力のときなんだ」「今は癒しのとき」との主張にピッタリです。

 また、バイデンとカマラのスピーチのイベントの選曲も良かったんですよね。全部ではないですが、紹介していきましょう。

カマラの登場の曲が「Girl, be yourself」と歌われるメアリーJブライジのエンパワメント・アンセム「Work That」。

そして!バイデンの登場曲にブルース・スプリングスティーンの「We Take Care Of Our Own」。「自分のことは自分で」とひとりひとりの自立を促す曲ですね。こないだのFromワーストToベストで9位にした「Wrecking Ball」というアルバムからの曲ですけど、価値がさらにあがりますね。

スピーチ終わりですぐにかかったのがジャッキー・ウィルソンの「Your Love Keeps Me)Higher And Higher」。こういうところでジャッキー聞けるの、うれしかったなあ。もっとも過小評価されてるソウルシンガー。歌と、その足の動き、すごいでしょ。マイケル・ジャクソンの影響元です。このあとに、誰のヴァージョンかわからないんですけど、スティーヴ・ウィンウッドの「Higher Love」、かかりましたね。

そしてトム・ペティの「I Won't Back Down」。「俺はひるまない」という、強い意志を感じる曲です。

そしてそして!ホール&オーツの「You Make My Dreams」。「君が僕の夢を叶えてくれた」という、有権者による当選の感謝の意味だと思うんですけど、それをバイデンの出身地で今回の当選の決め手となったペンシルヴァニア州フィラデルフィアが生んだスター、ホール&オーツで祝ったというのがグッときます。

・・・そんな感じで、喜び語ったら尽きないんですが、今後の世の中が良くなっていくことを心から期待します。

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