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マグリットの料理が美味しいと感じる理由(わけ)。

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Chef Ryugo Sato**

Chef -シェフ- マグリット料理長 佐藤 竜吾 Profile
横浜生まれの横浜育ち。1982年生まれ。幼いころから洋食文化に触れ、関東有名シティーホテルやフランスでの経験を経て、ザ マグリットの料理長に着任。「料理とは、作り手の気持ちが味に出るもの。」そんな思いで常にベストを尽くすのが、佐藤流。後世に残る「前例のない料理」に日々本気で挑戦している。趣味/日本の名刀。

「大切な人に」感謝を伝える料理

世界一おいしい食事。それは、大好きな人とする食事。
人は誰かと心を通わせたい思う時、自然とその人と食事をしたくなりませんか?
そして、その人が大事な人であればあるほど、食事という場面はますます大切なものになってきます。

「感謝」を伝えるためのお手伝い。
それが私たちの仕事。

そのために何が出来るか?
料理はどうあるべきか?
私たちは、「おいしい」をただ追求しているのではありません。

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メニューは私たちの歴史です。

「ゲスト満足」を生み出し続ける自慢の料理たち。
パーティーにはたくさんの人が参加します。人の味覚や好みは千差万別。同じ料理でも、甘いと感じる人、辛いと感じる人がいます。私たちは70年以上に渡りたくさんのパーティーを経験し、試行錯誤の末、たどり着いたパーティーに最もふさわしい料理。それが、フュージョン料理なのです。

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うまいものを食べさせたい。
燃えるような情熱が奇跡の料理を創り出す。
料理は人を喜ばせたいという愛の結晶です。
料理人に大切なことは熟練した技と、考える力。
それをやり続けるためには、情熱は欠かせない。
その原動力となるのは、やはり人を喜ばせたいという「人への愛情」そのものだと思う。
佐藤談

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Q&A to 佐藤 竜吾 -

Q.1 >>>  調理人を目指そうとしたきっかけは?
A. 私のきっかけはお話しするのも恥ずかしいのですがTVドラマがきっかけでした。私が20歳の時に有名な男性俳優たちがパティシエに扮しアンティークのお店で洋菓子を振舞うというドラマに当時の私は「この仕事はかっこいい!」と憧れに近いものを抱き、この道に踏み入りました。

Q.2 >>>  料理のなかでもフレンチを選んだのは?
**A. **私のスタートは先ほど触れたとおりパティシエ希望でした。ですが、幸か不幸か私の希望した調理師専門学校のパティシエ科が定員オーバーで抽選となり、あえなく落選しました。来年のパティシエ科の入学の融通が利くように一年目はフランス・イタリア料理科に入学を進められ私は流されるまま入学し、そしてフランス料理に出会ったのです。その魅力に引き込まれ、2か月もしないうちに「フランス料理人になる」と先生に宣言して当時フランス料理科だった担任の先生と熱いハグをしたのは今でも忘れられません(笑)

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Q.3 >>>  マグリットのお料理の売りはなんですか?
A. マグリットの料理で他を圧倒しているものが確実に一つあります。それは、歴史です。研究に研究を重ね、生み出された料理の数々は創業70年を誇るマグリットにだけ与えられた唯一のものです。それらを全て吸収して進化続ける料理がマグリットの料理です。

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Q.4 >>>  日本の名刀が趣味とのことですがここに触れると長くなりますが…。
**A. **できるだけ簡略にいいますと造形美はさることながらそれを振るう歴史上の人物とのヒストリー、名刀のもつ逸話の数々、名前の由来など紐解けばその魅力は満載です。よく包丁を使うから好きなのかと聞かれますが、刀と包丁は全く別のものですから注意してください。

Q.5 >>>  どんな料理を目指していますか?
**A. **私が目指す料理は新郎新婦様と打ち合わせをし、お二人が列席の方々に込める思いを形にすることです。おもてなしの心を料理で表現し、お二人の感謝の気持ちを料理で伝えられることを目指しております。

Q.6 >>>  修業時代のことをお聞かせください。
 **A. **私はマグリットに出会う前は横浜と東京のホテルで約12年間働いていました。人の移動も激しく色々と学びの多いところでした。ある時はフランス料理のレストランに4年、ある時は鉄板焼きでパフォーマンス料理を2年、またある時は朝食もやるバイキングレストランに3年などなど和食、洋食、中華の技術まで習得を迫られることもありました。今思えばそれがフュージョン料理に対する礎になっているのかもしれません。

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Q.7 >>>  フュージョン料理はフレンチ出身の佐藤シェフにとってはいかがですか?
**A. **私の母体はフランス料理であることは間違いありません。ですが修業時代の多種多様な料理との出会いがフュージョン料理の可能性の大きさに気づかせてくれました。全ての食材・技術のいいところを惜しげもなく使う。まさに料理人にとって腕の見せどころです。

Q.8 >>>  今までで一番感動したお料理は、どんな料理でしたか?
**A. **フランスにいるときに訪れた三ツ星レストラン「タイユヴァン」のコース料理です。コースを全て食べつくした後の何とも言えない高揚感を今でも覚えています。扉を開けたその時からお店を出る瞬間まですべてがプロフェッショナル。やはり料理は、味と空間とサービスが織りなすものだと心底実感させてもらいました。

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Q.9 >>>  料理人として一番のこだわりは何ですか?
**A. **安心安全であることは言うまでもありませんが、自分自身が納得のいく料理を出すことにこだわりを持っています。忙しいときにこそ自分自身に問いかけていることです。決して妥協はしない。これが料理人としてのポリシーです。

Q.10 >>>  佐藤シェフの夢をお聞かせください。
**A. **私の夢は「本を出せる料理人」になることです。これだけはこの道15年ほどになりますが一度もぶれることも褪せることもない私の夢です。


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今日も佐藤は、マグリットにお越し頂けるみなさまの為に、
全力で向き合い、研究を重ねています。


HE MAGRITTE @partylabo.

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