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THE MAGRITTE パーティー研究所

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今回のnoteメインテーマでもある、パーティー研究と実験。
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記事一覧

ザ マグリットが世界に持つネットワーク

ザ マグリットが世界に持つネットワーク

それは、長い年月を経て構築されたもの特にニューヨークには20年来の友人、知人も多く、今でも彼らは
私たちの貴重な財産となっています。

▲上部写真はディビット・ビーム氏

違う文化と宗教観を持った二国間の人間同士が、「ウェディングの開発」
という、一つのテーマについて考えることほど、難しい仕事はありません。
なぜなら、ウェディング自体が国民性の象徴であり、文化度が高く、
しかも生活に密着している人

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ニューヨーカーを魅了したマグリット・ウェディング

ニューヨーカーを魅了したマグリット・ウェディング

ニューヨークのハーレムに在住していました、トミー・富田さん(note/特別な場所「ハーレム」とTommy & Kimikoをご参照ください)より、ニューヨークで活躍中のミュージシャンを派遣していただいた時期がありました。約2年に渡って、シンガーとピアニストを2カ月おきに派遣してもらっていました。

そのなかに、アイリーン・フランクさんというシンガーがいました。
彼女は、ニューヨーク・ハーレムの「コ

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クイーン の楽曲が、商品開発のヒントとなった。

クイーン の楽曲が、商品開発のヒントとなった。

2018年秋に公開された映画「ボヘミアン・ラプソディー」が爆発的なヒットとなり、世界興行収入は1,000億円を超えたようです。何度も観に行かれた方が多いと聞きますが、私も御多分に洩れず、16回映画館へ観に行きました。
2020年1月には埼玉、大阪、名古屋で来日コンサートも開催されました。

私がクイーンに出会った1970年代は、洋楽ロックの黄金時代とも言われ、Queenのほか、ビートルズ、レッド・

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おいしいさは舌で感じるのではない。

おいしいさは舌で感じるのではない。

食の研究。私たちザ マグリットは、パーティーを研究し、より『ワクワク』するパーティーを創るためにはどうしたら良いか、
日々考えております。
その中で、重要なファクターは、「食」。
盛り上がるパーティーには、食が関わるパーティーがほとんどです。

「美味しい」とは何か?そこにもフォーカスをあて、研究しております。

感覚の化学人は何かを食したときに、『おいしい!』とか『まずい~』という言葉を使います

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最も美しいとされる比率「黄金比」

最も美しいとされる比率「黄金比」

「黄金比」とは、近似値1:1.618、約5:8の安定的で最も美しい比率とされる貴金属比の一つです。1:(1+√5)÷2

黄金比を発見したのは、エウドクソス(紀元前408年頃から紀元前355年頃)で、その後、古代日リシアの彫刻家であるペイディアスが初めてパルテノン神殿建設時に使ったと言われています。

エウドクソス
紀元前4世紀の古代ギリシアのクニドス出身の数学者・天文学者。エジプトで長く暮らし、

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ゲスト満足のために、マグリットが考える8つの要件。

ゲスト満足のために、マグリットが考える8つの要件。

「なぜ、あなたはウェディングをするのでしょうか?」新郎新婦にとってウェディングは、『与えられる感動』ではなく、『与える感動』であると私たちマグリットは、そう思っています。
この世に生を受けて、ご両親をはじめ、たくさんの人たちに支えられなかったら、結婚式を迎えることはできないのです。生まれて今まで支えてくださった皆さん(お友達、学校の先生、会社の上司、同僚、先輩、後輩、ご家族、ご親族等々)のおかげで

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ディズニーランドを日本に誘致した、  堀貞一郎氏が提唱する『人を集める極意』

ディズニーランドの日本誘致の立役者、堀貞一郎 氏(1929~2014)。

皆さんご存じの通り、東京ディズニーランドは、開園以来たくさんの人を集め続け、たくさんの人をハッピーにさせた日本を代表するテーマ・パークです。

東京ディズニーランドは、40年以上も前、熾烈な誘致競争を経て勝ち取られたことは、来園される方々にはあまり知られていないのではないでしょうか。誘致担当のプロデューサーの仕事は、開園と

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空間づくりは、ライティングによって決まる。

空間づくりは、ライティングによって決まる。

私たちが空間づくりにおいて最も大切にしているもの、
それは、ライティングです。

ルネ・マグリットが晩年追い求めていたテーマは“光と闇”。1967年、ルネ・マグリットが68年の人生に幕を下ろしたとき、彼のイーゼルの上には、27作目の“光と闇”をテーマにした「光の帝国」が未完成のまま残っていました。後に友人たちによって「騎手のいる風景」というタイトルがつけられました。

ルネ・マグリットと同様に、私

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20年の研究の成果、『真鯛の煎餅焼き』

20年の研究の成果、『真鯛の煎餅焼き』



うまいものを食べさせたい。
燃えるような情熱が奇跡の料理を創り出す。
料理は人を喜ばせたいという愛の結晶です。

料理人に大切なことは熟練した技と、考える力。
それをやり続けるためには、情熱は欠かせない。
その原動力となるのは、やはり人を喜ばせたいという「人への愛情」そのものだと思う。

その一皿のレシピは、ひらめきと科学的根拠から生まれる。

料理に必要なものは、発想力。あらゆるヒントをもと

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暦(高島暦/選日)をどうとらえるべきか? お釈迦様の教えは? 3-3

暦(高島暦/選日)をどうとらえるべきか? お釈迦様の教えは? 3-3

暦につきまして、今回は選日(特殊日)と、厄年厄日について、お釈迦様の教えはどうなのか? について、調べてみました。

結婚や引越、葬儀などの行事を行う日を決めるとき、カレンダーに記載されている、大安や仏滅などの六輝(六曜)が目につき、気になるところです。私自身、暦は仏教と何等かの関係があるのか、と思っていましたが、いろいろと調べますと、仏教とは全く関係がないようです。
暦について、お釈迦様の教えは

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いいパーティーにするための極意とは?

いいパーティーにするための極意とは?

これは、ニューヨークでベストウェディングプランナーに選ばれた、” マーシー・ブルーム ”からのアドバイスです。

日本のウェディングの映像を見たマーシーは、「挙式のあとはみんな緊張しているものよ。それに知らない人もたくさんいるしね。その上、パーティーのはじまりに、堅苦しい挨拶がいくつもあって、あれでは、気持ちがほぐれる前にパーティーが終わってしまうわよ。」

マーシーのアドバイスは、「挙式終了から

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なぜ、盛り上がるパーティーになるのか?

なぜ、盛り上がるパーティーになるのか?

私たちが空間づくりにおいて最も大切にしているもの。それは、ライティング。

ルネ・マグリットが晩年追い求めていたテーマは“光と闇”。
1967年、ルネ・マグリットが68年の人生に幕を下ろしたとき、彼のイーゼルの上には、27作目の“光と闇”をテーマにした「光の帝国」が未完成のまま残っていました。後に友人たちによって「騎手(きしゅ)のいる風景」というタイトルがつけられました。

▲ ルネ・マグリットが

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ほとんど席にいない新郎新婦のワケ

ほとんど席にいない新郎新婦のワケ

新郎新婦は、挙式当日は主役でありながら、おもてなしをするホスト側でもあります。

ちょっと思い出してみてください。子供の頃のお誕生日会を。
「招待するお友達にどんな料理を出そうか」とか、「みんなにどうやって楽しんでもらおうか」などおうちの人と一生懸命考えませんでしたか?

まさか、「どんなプレゼントをもらえるのかなぁ?」だけ考えて何の用意もしない人はいませんよね。実は日本にある宴会やパーティーの中

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感謝を伝える、マグリット独自の挙式スタイル

感謝を伝える、マグリット独自の挙式スタイル

ウェディングの本来の意味を考えると、挙式は『結婚を誓う儀式』、そのあとのパーティーは『夫婦となった二人を祝う宴』、そしてご両親へのお手紙の朗読や花束贈呈は『これまでの感謝を伝える時間』です。

一般的には披露宴の最後に新婦さんだけが、ご両親へのお手紙の朗読や花束贈呈をされる方が多いですが、マグリットでは真逆で挙式の最初の最初に感謝を伝えるシーンがあります。

出来れば、本人が直接言葉にして伝えます

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