原子力船造船所の人たちが長生きする理由
フリーラジカル、
という言葉を知りました。
以下要約です。
物質の最小の構成素である原子。その中心には原子核があり、原子核の周囲には電子が2個ずつ、一定の軌道で収容されているのが通常ですが、電子が奇数しかない場合、それをフリーラジカルと呼ぶ。
1輪より2輪のほうが安定する自転車みたく、
フリーラジカルは電子が1個しかなくて不安定。
だから他の細胞から電子を奪っちゃう
という性質があるみたいなんです。
その横取り活動は、
体の代謝を促すという意味で
体に悪くはないのですが、
度が過ぎると老化が早まったり、
病気の原因になるみたいですね。
心臓の疾患、パーキンソン病とか
ガンを引き起こすとされていて、
偏食とか不摂生、あと精神的疲労も
フリーラジカルを大量発生させるので注意が必要です。
■そんなヤバいフリーラジカル
を撃退するものとして、
あえて体にストレスを与える
というやり方があるみたい。
将来の危機の備えて抵抗力を強化する体の特性
を生かすわけです。
たとえば食事。
野菜って害虫から身を守るために
毒素を放ってるって知ってました?
人間にとってはほどよい毒素で、
ニンニク、玉ねぎ、ブロッコリー、ホウレンソウは
いい感じのストレスになって体にいいらしい。
赤ワインも同様、
魚に含まれるオメガ3脂肪酸も
フリーラジカルと戦う食品なんですって。
なので最近はビールを飲まず、
赤ワイン一択になりました。
魚も意識して摂るようになりました。
■体にストレスを与えるなら、
運動は外せません。
筋トレをすれば筋肉痛になりますし、
走るとふくらはぎが張ってきます。
ストレスを与えると体は
正直に反応してくれますが、
あれがフリーラジカル退治に
一役買ってるということです。
余談ですが、
パチンコなどのギャンブルって、
「アタリがいつくるか分からない」状況をつくることで
ドーパミンを体内に発生させます。
毎回確変モードに入るより、
いつ確変するかわからないからこそ
「いつくるんだ、いつくるんだ!?」
という感情を促進させて
アタリ探しがやめられなくなります。
原因物質はドーパミン。
そして運動も
ドーパミンを大量に分泌しますので、
「やる気」が上がります。
ドーパミンは、
ニューロンっていう神経系の物質と結びついて
脳の成長に必要な栄養因子をたくさんつくるので、
運動は脳にいいということにもなります。
ちょっと話がそれてしまいましたが、
要するに
適度なストレスを体に与える
食事と運動は
抵抗力をつけて健康な体をつくり、
脳を活性化させて社交性があがって
寿命まで延びてしまうという話。
※社交性と死亡率は反比例します。
■めんどくさいこと、しんどいこと
やりたくないなーっていう
重たいことって
日常的にいろいろあると思うんです。
仕事、家庭、人間関係など。
でも
将来の危機の備えて
抵抗力を強化する体の特性を考えれば
それを避けないほうがいい。
ある程度の負荷は真正面に受けとめて
ひとつひとつ丁寧に対処し
解決への努力を欠かすべきではないと。
そしてそれが
肉体的にも精神的にも
人を強くする秘訣ではないかと、
健康オタクになった私がいろんな本を読んで
感じた生存戦略です。
※ちなみに、
原子力船造船所で働く人は長生き
と言われています。
少量の有害物質はストレス反応を導いて
細胞を強くするらしい。
■これは
「組織強化」にもつながると思っていて
現状維持、前例主義より
変化、現状打破、革新主義のほうが
マンネリ化、思考停止をおさえ
成長を志向できそうです。
今、サッカークラブの経営に参画していますが
これが適度なストレスになっていい。
クラブが展開するオンラインサロンでは
サロンメンバーがほどよく刺激をくれて
緊張感をもって日々動くことができて
少しずつですが成長を感じられなくもない。
そんなストレスある環境で
共創してくれる仲間を探しています。
興味ある方はぜひ。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!
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