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久保大輔
2020年5月31日 11:47
少子高齢化、人口減少社会において、「立ち位置をずらす」という生存戦略は、無関心層に突き刺さる「使い方」の提案でもあります。サッカークラブは「何を売るのか」既存の常識を打破し、本質的な「価値」を抉りだします。使い方の提案は経営者のビジョンでもあります。サッカークラブを通して、どんな価値を社会に提供するのか。いまだ顕在化していない、潜在的な顧客のニーズはどこに
2020年5月26日 14:40
クラブの価値を誰よりも分かってくれているサポーター。彼らを味方につけ、新規ファンの獲得をうながすメカニズムについて昨日まとめてみました。ビジョンがあるかどうか、サポーターを頼る謙虚さがあるかどうか、そしてクラブ自身が、クラブの持つ価値を、誇りをもって信じているかどうか。サポーターはクラブの一挙手一投足を注視し、都度評価をくだしています。クラブは自覚をもって日
2020年5月24日 17:31
長期にわたって利益を生み出す「資本」の増強、という考え方について昨日まとめてみました。要は「先行投資」クラブの価値を最大化させるために、長期的戦略を総合的に考え、クラブ経営者の時間コストを先行投資(マネタイズのタイミングは後)して、「信用」という資本を増強するという考え方です。しかしながらこの考え方は、事業だけではなく現場、つまりチームを統括する強化部や監督
2020年5月20日 16:20
時代の変化とともに、お金に対する考え方も変わりつつあります。オンラインサロンにおける交流や体験という価値、についても昨日触れました。「おもしろいこと」を求めて自発的に参加するサロンメンバーは、そのサロンで何ができるのか、何が実現されるのか、という「ビジョン」に魅了されます。オーナー自身が誰よりも楽しんで、誰よりも働く。その背中を追ってメンバーの熱狂は加
2020年5月16日 14:18
過去の投稿を整理して、マガジン化してみました。マガジンは他にもあるのですが、研究の方向性として「センス」「ストーリー」「リーダーシップ」の3つに収れんされていく様子がなんとなく見えてきました。センスを磨いたり、戦略ストーリーを構想したり、リーダーが自らの哲学や審美眼をベースにビジョンを掲げることもすべて「違い」をつくるため。今日はあらためて、それぞれの要素
2020年5月14日 14:47
これからの時代に求められる「場所」について、歴史的観点から昨日は考察を試みてみました。オンラインサロンは村落共同体の復古型コミュニティとして、自由を獲得した現代人のより所になる可能性を秘めています。そしてオンラインサロンがいかにして共同体や企業にかわり、「家族的な場」として機能しうるのか。供給側がどのような態度で消費者と向き合い、どんな価値を創造
2020年5月12日 19:01
昨日は、積極的に「外」に出向いて感性を磨き、自分にしかできないことに集中して成果を求める「リーダーの理想像」について記してみました。今日も補足的に「リーダーのあるべき姿」を綴っていきたいと思います。■すべての仕事は「時間」からはじまるリーダーに限った話ではありませんが、専門分野におけるスキルの伸長や、成果は「時間」という最も希少で価値ある資源によ
2020年5月11日 15:16
昨日は、ファンと一緒にサービスを開発し、ファンと一緒に拡散して、いかにしてマネタイズするのかについて時系列的に紹介してみました。ファンと一緒につくって売ることができるのは、それ以前に、膨大な時間を使った重層的なコミュニケーションと、それによって培われた強固な信頼関係があることが前提。では信頼はどのようなコミュニケーションによって形成されるのか。今日は、
2020年5月8日 17:45
昨日は、感情をシェアするために、あえて不完全で不都合な「場」を設定してみよう、という文脈でまとめてみましたが、こういった細かい施策(部分)は、「結局のところ、誰に何を売るのか」という戦略(全体)が構想されていることが大前提です。静止画がたくさんあって、続けてパラパラめくると動画になるように、静止画と静止画の間がすべて相互に作用して、全体としてひとつの物語に