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今すぐ逃げたい少女たちへの手紙

なるべく頻繁に更新しようと思いながら、前回の投稿から随分時間が経ってしまいました。
このnoteを見てくださっている方(ほとんどいないかもしれないけれど)は、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ちゃんと、安全な場所にいるでしょうか?

コロナが発生して緊急事態宣言が宣言されてから、「家に居場所がない人は、大丈夫かな?」と心配しています。
ステイ・ホームと声高に言われても、家にいることが、かえって危険な人たちが沢山いるんじゃないかと思うと、不安になります。
私が当事者だった時、こんな状況になってたら・・・と思うと地獄だなと思ってしまいます。10代の女の子たち(それよりも少し大人になった女性も)が、安全な場所にいて欲しいなと思っています。

一応緊急事態宣言は解除の方向に向かっているけれど、「家から逃げたい」「とにかく安全な場所に、大人に相談したい」という人のために、今日は記事を書いています。

聞いたことがある方も多いかもしれませんが、一般社団法人Colabo(コラボ)さんという団体があります。中高生世代の10代女性を支える活動を行なっています。相談、食事提供、シェルターでの宿泊支援、シェアハウスの運営などを行っていて、渋谷・新宿で10代無料の夜カフェで相談などを受け付けています。(夜カフェなどの情報は、Twitterをご確認ください)
特筆すべきは、特別給付金申請の相談も受け付けてくださっているということ。給付金を受け取りたいけれど、「住所を知られたくなくてどうしていいかわからない」という方は、ぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
東京在住じゃない人でも、おそらくColaboさんのこれまでの経験から、何かしらの助け舟を出してくださる可能性もあります。

そして、「誰に相談していいのかわからない」という理由で、見ず知らずの方の家にお邪魔する・・・というのは、非常にリスクが高い行為です。(少しSNSでやりとりして、知っている気になっている大人の家に行くのは危険です。)
大人には、いい大人と悪い大人がいます。特に被虐待児や、性暴力の被害者になったことがある方ならお分かりになるかと思います。
良識を持って助けてくれる人はいます。
どうか、皆さんが安心できる場所で、安全に生活できますように。

元被虐待児・元性暴力被害者の大人より


大人側の皆さまへ:
私自身、自分ではこの状況下でなんの役にも立てない・・・と思った大人の一人です。その代わり、少しでも協力できればと思い、支援している団体の一つがColaboで今回はご紹介しようと思いました。自分が10代だった時、こういう人たちがいてくれたらどんなに良かっただろうと思います。この団体の取り組みが存続して欲しいという思いと、困っている若い世代を心配している大人がいると知っていて欲しくて、微力ながら支援しています。
本当に、Colabo関係者の皆さまの活動には頭が下がる思いです。
noteを読んでいる層に、どのくらい若い子がいるかはわかりませんが、助けてくれる場所を知らずに危険に踏み込んでしまう前に、傷つく子供が増える前に・・・という思いで記事にしました。

大人でも今回の状況で家にいることが厳しい人は多いと思います。どうか、皆さまにおかれましても、正しい相談先と繋がり、安全に生活できる基盤が整うことを願ってやみません。


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