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自分の頭で考え決断するためのトレーニングー選択は仮説と意思の複合体と認識することー

「選んできた人にとっては喜ばしい状況であり、選んでこなかった人には悲しい状況になっています」

コロナによる完全テレワーク移行後、うちの会社では「フィーカ」という公式雑談タイムを設けているのですが、そのフィーカにゲスト参加していただいたガイアックスの人事マネージャの流(ながれ)さんがおっしゃっていた言葉です。

自分で判断できる人にはテレワークは苦にならないし、時間を有効活用できてよりパフォーマンスを発揮できる。
一方、自分で判断できない人にとっては、今までやっていた「ちょっとしたことでも誰かに聞いてからやる」ということができなくなってしまったため、仕事は進まず、孤独感にさいなまれ、パフォーマンスもメンタルも低下してしまう。

「じゃあ、自分で判断できる人かどうかの境目ってどこなんですかね」と聞いたときに返ってきたのが冒頭の「今までの人生で選んできたかどうか」が分岐点だという認識でした。

僕が思うに、人生というものは「選択の積み重ね」です。

選択とは、ほかの選択肢を捨てることですし、その行為を導くための仮説と意思の複合体でもあります。

人生という長期的な時間軸を細かく分割していくと、最小単位となるのは「一つ一つの選択」。
その選択一つ一つに対して、仮説をたて自らの意思をもって行っているか、その選択の結果から学んで次の選択に生かす。

そうした積み重ねがある人かどうか。

VUCAという言葉があります。
Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、現在の社会経済環境がきわめて予測困難だということを表すものですが、今のコロナショックの状況は、まさに究極のVUCAであり、今後のwithコロナ期にあっても、「自ら考える力」の重要性はとてつもなくその比重を増していくのは間違いないと思います。

VUCAの時代に自分の頭で考え、決断できる力。それは日々の選択を通じて、そのトレーニングを積み重ねているかどうかにかかっているのだと思います。

ちなみに先日、Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さんと対談させていただいたのですが、同じ趣旨のことをおっしゃっています。よかったらこちらも子ご覧ください。


この記事が気に入られた方には、ぜひこちらの「見どころがある若者かどうか見分けるポイントは2つだけ」もお読みいただければと思います。
余談ですがトップ画像に映っている男の子はぼくの愛する息子です(本当に余談ですが可愛くないですか?#親バカ)

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