【渡航2日目① 夜中からお昼まで】深夜1時羽田発、朝5時ホーチミン着。長い一日の始まり【海外ワーケーション】
深夜-早朝フライト
午前1:25発 JAL079便 羽田発ホーチミン行。
1日目のバタバタを経て、ようやく飛行機です。
深夜発ということもあり、ほとんどの乗客はすぐ眠る体勢に入りました。
私は席に着くなり寝落ちしたのですが、軽食の配布タイムで起き、再びぐっすり眠りました。
基本的に飛行機の乾燥や明るさが苦手な私は、いつも快適に眠るための準備をします。
何度か目を覚ましては眠って…を繰り返していると、突然一面が明るくなりました。機内食(朝食)の準備です。
「もうそんな時間か」
朝食を食べてぼんやりしていると、ホーチミン着陸のアナウンス。
現地時間で朝の午前5時。
日本との時差は2時間なので、日本は朝の7時くらいです。
あっというまにホーチミン到着
現地には定刻に到着。荷物受け取りカウンターへ移動し、荷物を待ちながらイスに陣取って、自分の持ってきたWIFI設定をスタート。
設定はあっさりクリア。さあ、次は交通手段です。
ホーチミン・タンソンニャット空港からの交通手段はタクシーとバスのニ択です。ほとんどの人はタクシーを利用しますが、検索するとまず「一般タクシーのぼったくりに気をつけろ!」という記事がみつかります。
そしてGrabという配車サービスが主流で、アプリで利用するということも分かります。
到着してすぐ、いやな思いはしたくないが、Grabもよくわからない。
どうするか悩みながら、現地まで到着してしまったわけです。
Grabはアプリ一つで事前に料金も経路もタクシーの現在地もドライバーの情報もわかり、安心なうえに便利とあって人気の交通手段です。(ちなみに車以外でバイクもあります)
私も日本でアプリをダウンロードして設定まで完了させてきました。
日本でGrabのサービスは実施されていませんが、東南アジアでの観光客利用を見込んでか、日本でもGrabアプリのダウンロードと設定ができるようになっています。(2023年6月時点)
Grabアプリの言語も日本語で大丈夫です。翻訳ソフトをそのまま利用しているのか、少し不自然な文言はありますが、意味は理解できるので問題ありません。
私はGrabをいきなり使えるか自信がなく(あと到着が早すぎるので時間をつぶしたくて)空港のベンチで延々と検索を続けました。
飛行機を降り、荷物もとっくに受け取って、手荷物を受け取る人が誰もいなくなるまで粘りました(笑)ここならまあまあ涼しいし、トイレもすぐ近くにあって広々しています。
いよいよ職員さんがカートを持って次の仕事に移るころ合いで、ゲートを出ます。空港の両替も開いている様子。両替をして、いよいよ移動です。
Grabを使うか躊躇しながらウロウロしていると、空港屋内のカウンターで「タクシー」「タクシー」と呼びこみする人たちがいます。
聞けば事前に料金を支払い、あとはオールインクルーシブ。カウンターにいるスタッフも英語ができるので、質問も事前にできて安心です。(※建物屋外の呼び込みとは別なので注意)ちょっと割高な分、車もちょっと高級。
ほぼノープランの私は、まず安心安全をお金で買いました。後で知ったのですが、これは「エアポートタクシー」と呼ばれるもののようです。
ここから徐々に慣れていって、旅行者→暮らす人の体験へとシフトするんだと勝手に心に決め、車に乗り込みます。これも貴重な体験のひとつ。
空港を抜けてひとたび公道に出ると、大きく派手な看板と、たくさんのバイク集団がお出迎え。一気にエネルギッシュなベトナムの空気を感じました。
タクシーの移動途中はGoogleの地図アプリと実際の場所を比べ見ながら、お寺の名前を確認したり、カフェの位置を確認しつつ、風景を楽しみました。
ホテル到着。グルメを楽しみつつ街を放浪
空港から約30分ほどで、ホーチミン中心部のホテルに到着。
気が利くベルボーイさんが、荷物を運んでくれます。
この時点でまだ朝の7時くらい。
チェックインは午後14時。
まだまだ先です。荷物を預けて出かけるほかありません。
ベトナムでありがたいのは、こんな朝早くでも多くの飲食店が店を開けていること。気になっていたNguyễn Văn Chiêm通り沿いの「チュングエン レジェンドコーヒー」へ向かうためGoogleMapを設定し、だいたいの方向にあたりをつけ出発です。
ベトナムの中心部の朝の風景は、たくさんのバイク通勤の人たちと、道端にお店を構え売る人、それを道端で食べる人たち。活気があります。
街並みを楽しみながら歩くこと約20分。朝とはいえ6月のベトナム、なかなかの暑さです。背中に汗が流れていきます。
そしてたどり着いたカフェ!わくわくして中に入ると様子がおかしい。
工事作業している…。Googleでは「現在営業時間中」になってるけど、ぜったい営業してない。
お庭も素晴らしく、床に砂が敷いてあるユニークな店舗と紹介されていたので、とても楽しみにしていました。残念です。
※ほかのチュングエン レジェンドコーヒーの店舗は営業していました。
仕方ないので別のお店で朝食です。さて、どうしよう。
別に行ってみたいと思っていたお店が、こんな朝早くからやっている!
Nhà hàng Ngon(ニャハンゴン)で朝ごはん
外国人観光客からも人気のNhà hàng Ngon(ニャハンゴン)に目的地を定め、再び歩き出します。歩いて10分ほどでお店に到着、ベトナムごはんが待っている!
お店のメニューはかなり多く、中華系までカバーしています。
さんざん悩んだ挙句注文したのは「ワンタン」と「ゴイクン(生春巻き)」
フォーも考えたのですが、とにかくワンタン好きな私は、こちらを注文。
この時間のお客は私一人。そのあと2組くらいお客さんが来ましたが、いずれも外国人でした。人気店らしいので、人が少ない朝はオススメかもしれません。
ゆっくり過ごしたものの、まだまだ時間は有り余るほどにある。
困ったので、いったん宿に戻り休憩(とはいっても、荷物を取りだして、ロビーでひと休みしただけ)
好みどストライクのフォーと出会う
ふたたび街歩きしていると、お昼の時間。
気になるフォーのお店へ。PHỞ HÀ(フォー ハー)というお店です。
ローカルの店構えですが、外国人観光客もよく訪れているそう。
行ってみると、同じ名前の店が3つある!有名になり過ぎて、同じ名前の店が並んで堂々と商売しているとか…!?
悩みつつも、そのうちの一つのお店に入店。
Phở gà(フォーガー)、チキンのフォーを注文。
これがですね、めっちゃめちゃ美味しい。私が今まで食べたフォーの中ではもうダントツいちばんでした。スープはやさしい味付けで、鶏肉もすごくおいしい。
お値段もお手頃でメニューの数も多い!これはもう、再訪決定です。
お店のお父さんたちは英語を話さなかったですが、注文はもちろん通じます。お店の息子さんらしき子供がお手伝いしていて、彼は簡単な英語ができ、外国人と話してました。
あとで男の子に聞いたところ、この三つのPHỞ HÀ(フォー ハー)はすべて同じお店だそう。確かによく見ると、店員さんがこれらの店を行き来してます。
あまりの人気に拡張していって三店舗になったのでしょうか。
(2日目② 午後から夜まで に続く)