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【New Event】6年ぶり東京での個展! 内藤絹子 個展「越境 – Cross Border – 」がArtStickerに加わりました

3331 Arts Chiyoda 207号にあるGallery OUT of PLACE TOKIOで開催されている 内藤絹子 個展「越境 – Cross Border – 」が新たにArtStickerに加わりました。
作家の内藤絹子氏は、版画芸術の概念を徐々に拡大させながら、転写という独自の手法を開拓。作家自身の言葉や独特の手跡を、大胆かつ繊細に表現し続けています。 今回の展覧会は、東京で6年ぶりの個展となります。
壁に和紙を貼り、その上に描画や転写手法を用いて、ギャラリー空間をダイナミックに使った現場制作に取り組み、同時に数点の作品を加え発表いたします。この機会に是非ご高覧下さい。

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(c)Kinuko Naito 《祈りの言葉 - はれもの - (二枚組)》
size:各960×640mm
モノタイプドローイング、 ミクストメディア、 版画インク、墨、和紙
2009年

アーティストステートメント

壁がどんなに汚れてもいい。思いっきり描いてください」と言ってくださった…

20代の頃、大阪の下町の壁に描かれていた落書きに衝撃を受けたのがきっかけで制作を始め、これまでに《祈りの言葉》をテーマに表現してきました。落書きといっても様々ですが、無名の人々の内面が瞬時に文字や記号で赤裸々に描き残されたものに興味があります。その人が存在した場所と時間が凝縮し一体化した形跡がそこに残されます。

私にとって、日々制作しているアトリエから時には離れ、異なる場所に越境することも重要です。いつもの空間では感じ得ない別のものを、現場制作では敏感に察知し表現できるからです。
私の考える越境とは、ある境界線を越えて別の世界、場所に移動することです。また従来の内面的な私の世界から、外にある未知の世界に越境することでもあります。

ギャラリーのある3331アーツ千代田や末広町、湯島、上野、秋葉原界隈を散策し、現在の東京を感じ取り、私なりの思いをギャラリーの壁面に言葉や記号で描き表現します。東京で現場制作を行うのは初めてで、どんな個展になるのかとても楽しみです。 ( 文 内藤絹子 2019年9月)

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(c)Kinuko Naito, 兵庫県但馬にあるアトリエでの制作風景

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(c)Kinuko Naito, 『手跡 - 内藤絹子作品集(1993-2019) 』
(A4/32 頁 2019 年10 月 作家自費出版)
※個展期間中ギャラリーにて販売しています。

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【基本情報】
会期:2019年11月1日(金)〜 12月1日(日)
会場:Gallery OUT of PLACE TOKIO
住所:東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 207号
電話:03-6803-0248
開館時間:木-日 12:00 - 19:00 
休館日:月-水
観覧料:無料
URL: http://www.outofplace.jp/access/

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