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月の光をあびて

夜の主役は、月。

喧騒に満ちた太陽の終わりに、
代わって存在感を増してくる、月。

月は、昼間のにぎやかな雰囲気を、
余すとこなく吸収し、
自らの穏やかな光に昇華する。

人と向き合うのが苦手な気持ち、
他人と比較した、理不尽な格差、
愛しても手に入らない、やるせない気持ち。

すべてを一身に吸収し、輝き続ける。

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