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カフェを続けるには、対外的な事だけじゃなくて、内向きな個人的な楽しみも大事

緊急事態宣言が25日に解除されそうですね。

解除された後はどうなっていくのか、最近はこんなニュースが多いです。

すっかりおかしな日常に慣れてしまい、それはそれでマズいなと思っている今日この頃です。

暇に慣れてしまう事ほど怖いものはない。

現場の肌感覚ですが、GWが明けてからお客様は少しづつ戻ってきています。

近隣のオフィスも出社する人が増え、6月からは週5で出社します。という声も多く、国や都が何をどう決めようが、日常は少しづつ戻ってくるんだろうなと思っています。

という事で、常連さんが戻ってきました。

常連さんが離れる事を心配していましたが、杞憂に終わりそうです。本当に良かった。

出社するのは嫌だけど、うちに寄れる事を楽しみにしてた。

なんて嬉しい事を言ってくれる人もいるもんだから、お店をやってて良かったと思います。

まあお客様が戻って来たとはいえ、今週みたいにずっと天気が悪いと暇なもんで、その分色々と考える時間があります。

カフェをやりたい人に向けての記事が好評だったので、カフェをやってて良かった事は何か。をあらためて考えたりしました。

ちなみにこの記事。

さっき書いたようにお客様との何気ない会話、当店を必要としてくれる人がいる喜びは、想像つきやすいと思います。

自分が提供する商品を美味しいって言ってもらえる喜びも想像つきやすいかな。

でも、対外的(お客様)な喜びだけだと、しんどいよって事もカフェをやりたい人は知っといた方がいいと思います。

というのも、コーヒーはそこまで好きじゃないけど、カフェをやりたいって相談を受けた事があるからです。

その人は場としてのカフェに魅力を感じていました。

その考えは全然否定しないし、そういう考えだったらどんなカフェにしようかな。と新しい視点で考えるきっかけにもなりました。

お客様がひっきりなしに来て、常連さんも沢山いる。

という理想が達成出来れば、その人の思い描いたカフェは成立すると思います。

でも、そうじゃない時の事も想定してるかな。とは心配になりました。

常にお客さんでいっぱいのカフェは、、、なかなかない。

どうしても人気店とかスタバを見てカフェをやりたいって考えちゃうから、お客さんがいるのが普通だと思ってしまう。

そんな事ないですからね。

暇なお店の方が多いぐらいですから。多分。

そういう時に場にしか魅力を感じてないとしたら、心が折れちゃうんじゃないかなと思います。

期待と現実のギャップにやられちゃうんじゃないかと。

なので他にもカフェをやる意味や意義を持ってた方がいいんじゃないかなと思うんです。

対外的な事だけじゃなくて、内向きな個人的な楽しみを

僕はシンプルに好きなコーヒーを好きなタイミングで飲めるという事に幸せを感じてます。

毎朝自分用のラテを作って、好きな音楽をかけて、文章を書く。

この時間は収入とか、労働時間を補って余りある贅沢な時間です。

周りの人には理解されなくても、個人の楽しみってそんなもんでいいんだと思います。

お店をやる。って考えるとどうしてもお客さんとの事を考えすぎてしまいます。

それは間違いじゃないんだけど、それ以外の楽しみを持ってた方がいいよって話でした。

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